虐待の後遺症の図式化
児童期の虐待の後遺症は、成人後に様々な精神疾患を引き起こします。しかし、そのほとんどが二次障害として顕在化したものだと私は思います。
うつ病、双極性障害、解離性障害(解離性同一性障害も含む)、発達障害、境界性パーソナリティ障害(自己愛性パーソナリティ障害の場合もある)、適応障害、強迫性障害、愛着障害、薬物依存、摂食障害、そしておそらく統合失調症も含まれると思います。生まれつきストレス脆弱性がある方は虐待が要因で統合失調症の発症リスクも高まると思います。これらのあらゆる精神障害は、虐待の後遺症といっても氷山の一角として顕在化した二次障害だと思います。しかし、精神科でこの二次障害だけが診断されるケースが多いように思います。以下に虐待の後遺症を図式化してみました。
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虐待の被害当事者として、社会に虐待問題がなぜ起きるのか?また、大人になって虐待の後遺症(複雑性PTSD、解離性同一性障害、愛着障害など多数の精神障害)に苦しむ当事者が多い実態を世の中に啓発していきます!活動資金として、サポートして頂ければありがたいです!!