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続かないのには意味がある。飽きっぽいHSS型HSPの働き方。

HSPは
自分の「好き」や「趣味」を
仕事にするといいと言われいる。

また、HSS型HSPは
「飽きっぽくて続かない」
そう言われることも多い。

果たして本当にそうだろうか?


私は学生時代、
様々な「バイト」に携わってきた。
数ヶ月で辞めたバイトも多い。

それでも、
長続きしたバイトがあったのも事実。


そこで今回は、

過去に携わってきたアルバイトについて
振り返ろうと思う。

田舎のおばあちゃん家の「掃除」


人生初のバイトは
大好きなおばあちゃんの「家の掃除」

基本は日給5,000円程。
中学生・田舎にしては高時給だ。

普段は両親からの
お小遣いがなかったので、

毎週のように祖父母の家に行き、
和室の多い広い家を
隅から隅まで掃除していた。

キレイ好きだったので、
掃除は徹底的。

おばあちゃんはいつも
喜び、褒めてくれた。

「働けばお金がもらえる!」
「しかも喜んでもらえる!」

と、中学生にして働く楽しさを覚えた。


初めての接客はスーパーの「レジ」

働く楽しさを知った私は、
中学生の頃から、
早く大人になりたい。
早く働きたい、そう思っていた。

だから高校も進学校ではなく
就職に強い「商業」高校を選んだ。

同時に、高校では本格的な
アルバイトを始めた。

初めて契約して働いたのは、
近所のスーパーの「レジ」

レジを触ること、お金の計算、
商品をカゴからカゴへ移すこと、
お客さんと話すこと、

全てが新しく、キラキラして見えた。
低時給だったけど、とても楽しかった。

高校在中の3年間、学校帰りと
休みの日はほぼ働いていた。

平均週5〜6日。
今思うと、すごい体力だ。笑

それほどに
働くことが好きだったのだと思う。


就職を断念し、大学へ進学


就職しようと思って
選んだ高校だったけども、

高卒では魅力的な職種がなく、
結局、大学へ通うことを決意。

大学は建築や空間デザインが学べる
「工業」大学を選んだ。

慣れない理系に入ってしまったので、
大学時代は色々と苦労したけれど、
バイトだけは常にしていた。

お金が必要だったのもある。

でも、

「色々なことにチャレンジしたい」
「自分の力を試したい」
そんな考えがあったと思う。

ただ、

単純に「好き!」で選んだバイトは、
長続きしなかった。


コーヒーが好き!で選んだ「カフェバイト」

大学生で一番最初にチャレンジしたのは、
カフェバイトだった。

コーヒーやカフェの静かな空間が
大好きだったから。

豆を挽いたり、ラテを作ったり、
サンドイッチを作ったり。
好きなものを提供するのが
とても楽しかった。

でもこれは、
3ヶ月ほどしか続かなかった。

なぜか?


最大の原因は、
「人間関係」

そこはお局様な怖い先輩がいて、
その人が全ての職場だった。

初めてやる作業なのに、
「なんで、そんな事できないの?」

失敗をすると、
「一回死んでくれる?」

そんな風に言われた。
何かといつも睨まれていた。

恐ろしかった。



ミスは許されない。
一回で覚えなきゃ。
ちゃんとやらなきゃ。

その人とシフトが被る日は
最悪だった。


このまま頑張っても
自分がダメになる。

そう思ってすぐに辞めた。


本が好き!で選んだ「書店バイト」


次に選んだのは、地元の
「本屋さん」での接客だった。

でも、これも半年ほどしか
続かなかった。


理由は
「客層の悪さ」

一緒に働くパートさん達は
優しくていい人ばかりだっただけれど、

肝心のお客さんに
恐怖を覚えた。


人見知りをしないせいか、
誰に対しても常にニコニコしていた私は

あるお客さんに
「ストーカー」をされるようになった。

当時流行っていたmixiで
「今日も見たよ」という連絡がきたり。

無視をすれば今度は
Facebookで「なんでシカトするの?」と
連絡がきたり。

バイト帰りには
お店の前で待ち伏せされたり。


大学生の私は、
恐ろしくて仕方がなかった。

バイトは楽しかったけど、
身の危険を感じて辞めた。


服が好き!で選んだ「アパレル販売」


一番続いたのは、
子ども服のアパレルショップ定員だった。
就職までの3年間はここで働いていた。

服や子どもが
好きだったことは大きい。

当時、空間デザインにも興味があったから、

お店のディスプレイデザインに
携われたことも、
いい刺激になって続いたのだと思う。

それから、
「オープニングスタッフ採用」
だったこともよかった。

上下関係がなく、
一緒にお店を作る仲間がいる。

お客さんも
ママさんや可愛らしい子ども達。
接客もすごく楽しかった。


全てに関係していたこと

こうやって羅列すると、
継続できるできないを
左右するものが見えてきた。

それは「環境」だ。

環境が良ければ、
掃除であろうと、接客であろうと、
楽しく続けられることができた。

もちろん、
好きなことであることは前提かもしない。


でも、

どれだけ「好き!」なことであっても、
環境が悪ければ続かない。

環境や人間関係は
入ってみないとわからないこともある。

「ここはダメだ。」
そう思ったら、
すぐに次へ行くべきだと私は思う。

合わない環境で頑張り続けても
何もいいことがない。

HSPであれば
尚更ではないだろうか。

「悪い環境」にいると
悪い影響を受け、ストレスに。

「いい環境」であれば
のびのびと楽しく働くことができる。


HSS型HSPは飽きっぽいから
「続かない」ではなく、

HSPの直感・HSS型の行動力が
「もうここに居てはいけない。」

そう判断した時、
次へ向かおうとするのでは?

だから、
続かない=悪いこと
ではないのでは?

私はこれからも、
自分に合う環境で働いていたい。

そんな風に思った。

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