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社会の背景として生きる

『フリーガイ』を観た

この映画の主人公はゲームの中のモブキャラ

そんなモブキャラは
ゲームの"背景"として毎日同じルーティンをこなし
主人公であるプレイヤーに殺される日々を送る

しかし、ある出逢いをきっかけに
「変わりたい」と願うようになる

そして、背景でしかなかった
ただの「ガイ」は
自らの人生を自らの価値判断で選択し
主人公になろうとする


私たちの世界においても
多くの人が背景(モブ)になりがちである

TVに出る芸能人やスポーツ選手
そして、大成功を収める社長などは
ほんの一握りである

それ以外の大多数は、働かされている
社会の中ではスポットライトの当たらない人間である

つまり、モブがこの世の大多数で
モブがこの世を形成しているのだ

しかし、そんなモブにも幸せはある
それぞれの人生がある

だから、社会の主人公的な存在は
スポットライトの当たらない人間に
支えられていることを忘れてはいけない

そして、支える側も
社会の背景であっても
自分の人生の主人公であるべきだ

スポットライトが当たらなくても
幸せにはなれる

モブはモブとしてのそれぞれの人生があり
それは決して
可愛そうなことでも不幸なことでもない


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