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【後編】TGS2024レポート|インディーゲームコーナーの「Phoenixx/GYAAR Studio」ブースに行ってきました!

※こちらの記事は『後編』になります。
▼前編はこちら



【ステージイベント】ガーリィレコードチャンネルによるプレイ実況タイム

今回のステージイベントで私が注目したのは、ガーリィレコードさん(※)によるプレイ実況のステージでした。なんと、計2時間にわたって8タイトルものゲームを次々とプレイし、その魅力を存分に引き出していました。4人の元気いっぱいの実況プレイが会場に響き渡り、ステージ全体が大いに盛り上がる瞬間を何度も目の当たりにしました。

※ガーリィレコード
・高井佳佑/フェニックス/雨野宮将明/太郎
・吉本興業のお笑い芸人(NSC東京17期生)
・レギュラー番組:テレビ東京「超絶!!パズドラ部」

「まだ遊び足りない」というコメントからも、インディーゲームへの熱意が伝わってきたステージ!

特に、その中でも3つの作品に注目しました。まずは、かわいらしいスライムたちが登場する『Jelly Troops』、そして第1回プラチナ賞を受賞した「かわいさ」が特徴の『Little Cheese Works』、最後に10月2日(とうふの日)にリリースされ好評を博している『スゴイツヨイトウフ』のプレイ実況です。彼らの実況を通じて、インディーゲームの新しい可能性やその楽しさが広く伝わり、見る側も一緒にゲームに参加しているかのような臨場感がありました。

【①実況レポート】スライムで陣地を広げる白熱バトル!💧✨

GYAARCon第2回受賞作品『Jelly Troops』


『Jelly Troops』は、スライムを使ってエリアを占拠するというユニークなゲームです。ガーリィレコードの皆さん、スライムの動きの速さや投げる距離、エリアを占拠するための戦略について語り合いながら、楽しくゲームを進めていました。

軽快なトークとリアクションに笑い声をあげ、ゲームの面白さを一層引き立てていました

スライムはかわいいし、応援もしたくなる!
途中で「かわいい」「頑張れー」とスライムたちを応援する場面が続出していました。どんどん増えるスライムたちに「これいいわ」「面白そう」と、スライムのコミカルな動きに完全に心を奪われ、「スライムに仕事させる」と笑いながらプレイ。🎉🔥✨

邪魔物だらけ!?スライムを駆使した戦略バトル
ゲームの後半では、スライムたちを投げてエリアを占拠していくバトルが展開されていました。「敵味方関係なく邪魔物になる」とか、「これめっちゃ面白そう」とスライムを使った戦略を楽しみつつ、「邪魔だらけになる」とわちゃわちゃした展開に興奮しながら進行。😮🧐

ゲーム全体の感想
「スライムを使った戦略的な要素がとにかく楽しい!」ということでした。シンプルなアクションとスライムの可愛らしさ、そして複数人での対戦という要素が絶妙に混ざり合い、「また次もやりたい」という気持ちにさせられた様子でした。仲間同士の楽しいやり取りとゲームのカオスな展開が相まって、ゲームの魅力が存分に伝わった実況でした。🎮✨

【②Little Cheese Works実況レポート】協力とハプニング満載!かわいいネズミたちの大冒険を盛り上げる実況🐭✨

GYAARCon第1回プラチナ賞受賞作品『Little Cheese Works』

ネコに見つからないようにチーズをゴールまで運ぶ、協力型ネズミアクションゲーム!なんとGYAARCon第1回プラチナ賞に輝いた作品です。


チーズを運ぶため木の橋を作るところで操作ミス連発!観客席からも笑いが起こっていました

リアルタイムな感想で魅力を引き出す実況
「これギミック多いね」「意外とぬるぬる動くね」といったリアルタイムな感想を交え、ゲームの魅力を上手く引き出していました。キャラクターの滑らかな動きやギミックの豊富さに驚き、自然にその面白さが伝わってくるのが良かったです。ネコの登場シーンでは全員が「怖すぎる!」と大騒ぎしながら必死に逃げ回る姿が印象的でした。🐱💨

実況の舞台はハプニングの連続!?
最終的には「ちゃんと協力しよう!」と声をかけあうも、チーズを落としたり、うっかり他のプレイヤーを妨害してしまったりと、ハプニング続きでなかなか進まない場面もありましたが、1ステージは無事成功!でも、このドタバタ感こそが、このゲームの醍醐味であり、見ているこちらも自然と笑顔になりました。😆✨

ゲーム全体の感想
ゲームの「シンプルだけど奥深い協力プレイ」という要素が高く評価されていました。「かわいい」「意外と滑らかに動く」とビジュアルや操作性を称賛していました。🎮🧀✨

【③スゴイツヨイトウフ実況レポート】究極のとうふゲーム!シュールで最強のバトル!🧊✨

GYAARCon第1回入賞作品『スゴイツヨイトウフ』

とうふになれ!皆さん、とうふになりましたでしょうか。イベント期間中にも大人気を博していた『スゴイツヨイトウフ』。その名の通り、10月2日の豆腐の日にSteamでリリースされ、1週間も経たずにレビューが100件を超え「非常に好評」をいただいています。開発者がとうふマイスターの資格を持っていることも、実際のとうふの質感をリアルなテクスチャーとして再現したのも、なにもかもとうふへの愛情がうかがえる逸品です!

とうふになった!

ツヨイトウフの冒険に挑む!
実況の冒頭では「強いとうふ?なんだこれ?」と半信半疑でスタート。しかしゲームが進むと、とうふがプルンプルンと動く様子に「この物理感、かわいすぎない?」というコメントが飛び交い、次第にそのコミカルな魅力に夢中になっていました。💨✨

豆腐の知識が増える!?ユーモアたっぷりのギミック
ゲーム内で登場する「豆知識」。「豆腐に詳しくなるなんて思わなかった!」と笑いながらプレイしていました。🤣✨さらに、豆腐に「消費期限」が設定されており、「あ、本当だ!消費期限付きの豆腐バトル、これ斬新すぎる!」と細かい設定の面白さを引き立てていました。📅🔥

きぬ豆腐への挑戦にワクワク
ゲームの最後に開発者から「きぬ豆腐はもっと難しい」というコメントが出ると、実況者たちは「きぬ豆腐の方がヤバいの?これは挑戦しがいがあるな!」と興味津々。🎮💥 彼らは「ぜひ10月2日の豆腐の日にプレイしてみてください!」と、視聴者にもゲームを勧めており、締めの言葉で一気に期待を盛り上げました。


ガーリィレコードの皆さんととうふマイスター(トモぞヴPさん)との記念写真
(※出典:開発者のXより

コンテスト受賞作の展示

ブースにはGYAARConで受賞した数々の作品が展示されていました。各タイトルごとに試遊台が設置され、来場者は自由にプレイすることができました。
受賞作ということでどれも注目度が高く、プレイヤーたちは真剣にゲームに向き合い、時には開発者と直接話をしながらフィードバックをしている姿も見られました。

すでにSteamで配信され、「非常に好評」をいただいている『パーリィナイトメア』(配信日:2024年3月22日)と『スゴイツヨイトウフ』(配信日:2024年10月2日)。この2つの作品は、シンプルな操作ながらも爽快なアクションが楽しめるという共通点があり、プレイヤーたちはそのテンポの良さにすぐに没頭していました。
特に『スゴイツヨイトウフ』は、配信日が間近ということもあり注目度が非常に高く、開発者が「とうふなれます」というメッセージを掲げてPRしていたおかげで、試遊台には行列ができるほどの大人気!


『Electogical』は、ジグソーパズルと四則演算を組み合わせた通電パズルゲーム!2023年に続き、今年も多くの来場者たちを魅了しました。ゲームの特性上、少し考える必要があるため、友達同士で話し合いながらプレイしているシーンが目立ち、とても興味深かったです。日常的にちょっとした息抜き用ゲームに興味がある方には、ぜひ注目してほしい作品です。2024年秋にSteamでアーリーアクセスとしてリリース予定なので、気になる方はチェックしてみてください!

『Little Cheese Works』の開発者さんたちは、TGSの4日間を通じて、ずっと立ちっぱなしで、一人でも多くのユーザーに熱心に接し、助ける姿がとても印象的でした。かわいらしいビジュアルが一目で「かわいい!」という感想を引き出しつつ、ネコに見つからないように動くスリリングなゲーム性が、特に子連れファミリー層や女性に大人気でした。でも、年齢や性別に関係なく、誰もが楽しめる魅力が詰まった作品ですよ!

『Jelly Troops』はそのカラフルでぷにぷにとしたキャラクターたちが目を引き、思わず触ってみたくなるビジュアルが特徴です。ステージイベントでも紹介され、また、シンプルな操作性もあって、子供から大人まで幅広く楽しめるゲームなので、展示ブースでは常に多くのプレイヤーが集まっていました。『BANDIT KNIGHT』はとにかく盗りまくるという盗賊アクションのスリリングさに魅了され、興味津々コントローラーを操作していました!

ブースも隣り合わせで展示され、「オート」というゲーム性を共通点に持つ『サマーロード』と『Algolemeth』ですが、それぞれのユニークなゲーム性で来場者を引きつけていました。試遊した来場者たちはシンプルながらも奥深いプレイスタイルに集中していました!

KILLA』は推理アドベンチャーゲームで、GYAAR StudioとPhoenixxのブースだけでなく、TGS2024の「Selected Indie 80」でも展示されていました。私も犯人を探そうと頭をフル回転させながら約30分間じっくりプレイしましたが、その先の展開が気になって仕方ありません。2025年5月リリース予定とのことで、今から楽しみにしています。
さらに、他のGYAARCon受賞作も数多く展示されていて、『METAL SUITS』『遺品』『ウンコテクニカ』『Projéct Timi Sasha's Curse』『ワルキューレスクワッド:突破せよ!』『Horizontal Mirror』『Sweep It!』『Forgotten Fragments』『SKY THE SCRAPER』、『The Devil Within: Satgat』など、魅力的なタイトルが揃っていました。どの作品も試遊台が賑わっていて、多くの来場者がそれぞれのゲームを楽しんでいました。

オランダ発『Sea Sniffers』開発者さんが来日していました

同じく展示ブースに並んでいた『Sea Sniffers』も、多くの来場者の注目を集めていました。プレイヤーはかわいい海洋生物たちとともに海の中を冒険し、謎を解き明かしていくという設定に、子どもから大人まで幅広い層が楽しんでいました。

Blastmode社のDiane氏(左)とRichard氏(右)

ゲームをTGSで展示するのは今回が初めてということで、開発者のRichardさんとDianeさんにお会いすることができました。ゲームの穏やかな雰囲気がそのまま伝わるような、優しく落ち着いたお二人でした。彼らにとって、ユーザーからの生の声を直接聞けることがとても嬉しいと語っていました。立ち話ながら少しだけお話を聞いてみました!

🎤ゲームについて紹介してください
「Sea Sniffers」は、かわいらしい見た目のダイビング探検ゲームです。プレイヤーは「モミ」というアザラシを操作し、世界中を旅しながら水中を探検し、魚を捕まえたり、宝物を見つけたり、他の魚たちの問題を解決したりします。ゲームには「ブリミ」という天候を操って悪戯をする神秘的な生き物が登場し、物語の中心的な存在となっています。

🎤TGSに参加した感想は
日本に来た事はありますが、TGSに参加するのは初めてです。素晴らしいですね。とても楽しいです。ユーザーさんからの反応や感想が楽しみです。

🎤他の開発者と話す機会はあったか
となりの「Little Cheese Works」のクリエイターたちとGoogle翻訳を使って話しました。でも彼らの英語はかなり上手でした。お互いのゲームのことを話したり、日本について少し話したりしました。また、ゲームの難易度についても話しました。彼らはテスト中、自分たちにはとても簡単に感じたことも、実際ユーザーが遊んでいるのを見ると、難易度を調整しないといけないと感じたそうです。

🎤印象に残るユーザーからのフィードバックと今後の予定は
「Sea Sniffers」は好評で、多くのプレイヤーがアザラシのキャラクターをかわいいと感じています。一部のユーザーから新しい釣りのメカニクスについて提案があり検討したいと思っています。将来的には、砂の上を航海する砂漠をテーマにしたエリアが追加される予定です。また、特にNintendo Switch™などマルチプラットフォームでのリリースも検討していますので、楽しみにしていてください。

まとめ

今年のTGS2024も、ゲームに対する熱い思いを共有できる素晴らしい場でしたね。GYAAR StudioとPhoenixxの合同ブースも活気にあふれていて、ゲームに対する情熱と、訪れる人々の期待がぶつかり合う素敵な瞬間が何度も見られました。インディーゲームは、メジャータイトルとは違う自由な創造性が詰まっていて、それがこうして人々を惹きつけるんだと改めて実感しました✨。
一般公開日には、家族連れやカップル、友達同士、もちろん一人で来ている方々まで、さまざまな人たちが集まっていて、改めてゲームというのは年齢や性別を問わず誰もが楽しめる素晴らしいものだと感じました。💖
今も絶賛開発中のゲームたちのリリースの知らせが待ち遠しく、来年の展示会もさらに楽しみになりました🤩。次回のイベントでも、また新たなチャレンジや驚きを期待しています✨🎮!

※Nintendo Switch は任天堂の商標です。

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