マガジンのカバー画像

某月某日の嵐

30
私が過去に経験した(笑って許せる内容的な)思い出話です。 これもフィクションですよねぇ(゚∀゚) ソウダネ   ゲーム関係その他は別マガジンにわけてます。
運営しているクリエイター

2023年10月の記事一覧

突き抜けろドレスコード

突き抜けろドレスコード

ドレスコードって言われてピンときますか?

後述する会社に限らない話なのですが、訪れる場所で「どういった格好が相応しいか」を示したルールの様なものです。

私が長年お世話になった会社は外資の為か、割と自由なドレスコードで当時話題にも挙がったらしいです。

「らしいです」というのはそんな過去記事と昔話を見聞きしたからで、私が働く頃には一般の会社と同じ(スーツとかそんなの)になっていました。

では何

もっとみる
子供ながらの極端な思考

子供ながらの極端な思考

子供は何処まで大人の話を理解しているのでしょうか。

よく「子供には理解できない」と言って大人が子供を邪険に扱う事がありますが・・・案外子供というものは大人の話を分析し、それに対する答えを持っているものです。

勿論それには本人の能力や環境に左右されます。

サンプル数が限られており申し訳ありませんが、私自身の記憶を実例として子供の聡明?さとそれをちゃぶ台返しする意味不明さ(笑)について語っていき

もっとみる

眩惑の剣

大した特徴もないその男の立ち姿は普通・・・だったと思う。

何故過去形なのかについては単純で今が普通ではないからだ。

最初は小さな違和感だった。

その男はこちらの存在を認めると身体を傾け獲物を構える。

利き腕と思われた右腕だけではない。反対の左手にも同じ獲物を持っている・・・二刀流だ。

男は背後に意識を残しつつもそれぞれの獲物を胸の高さ迄持ち上げる。

右・・・いや、左か?

迷いかフェイ

もっとみる
仁義なき有人誘導弾 (慰謝料鉄砲玉)

仁義なき有人誘導弾 (慰謝料鉄砲玉)

仕事で某街に住んでいた頃のお話。
その街は仁義なき抗争が過去あった"気がする"と皆に記憶されている地域でその系譜だからか知りませんが頻繁に救急車のサイレンの音を耳にしました。

まぁ私の故郷も「カルガモの親子が横断歩道を渡りました!」という微笑ましいニュースの次に建物に銃弾が打ち込まれた事件を持ってくる様な場所なのでそう構えることはなかったです。

実際に故郷と同じでいい街だったし、逆に頻繁に走る

もっとみる
頑固おやじの店

頑固おやじの店

お店の評価基準というのは幾つかありますが、私の場合は商品だけでなくお店自体の雰囲気も重要視したいと思っています。

お客さんを馬鹿にするお店もそうですが、客前で吊るし上げるように従業員を怒鳴る店主はアームロックをかけられても仕方がないですね!それ以上いけない

私は出張等で自炊が出来ない時以外はATMという立場上外食を避けてはいるのですが、機会に恵まれた時は貪欲に好みのお店を探してました。

普段

もっとみる
ファイル名多くしてITエンジニア現場猫案件になる

ファイル名多くしてITエンジニア現場猫案件になる

一昔前の話になりますが、ちょっとした開発の現場に居た事があります。

皆さんが普段意識せずとも、これがないと生活が成り立たない程社会に浸透した技術でその全体から見ると私が関わったのは末端ではありましたが、社会を発展させる歯車として困難に立ち向かい業務を成し遂げた事は私自身のささやかな誇りだったりします。

さてそんな最先端で重要度も高い業務についていたITエンジニアが守秘義務に触れない程度に当時の

もっとみる
生活用品も完備です! 「しかし たからばこは からっぽだった」

生活用品も完備です! 「しかし たからばこは からっぽだった」

前回お話した家賃20万円〜の高級マンスリーマンション()ですが、流石高級を謳うだけあって一通りの生活消耗品も用意されているとの事でした。

単身赴任のサラリーマンが不慣れな日用品の買い物等に慣れるまではという多段式ロケットの一段目の様な生活バフですね。

私は家事を一通り出来るのですが、それでも周辺地理に不慣れなので買い物も最初は苦労する事を考えると確かに有り難いサービスです。

前回の鍵トラブル

もっとみる