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なんで腹が減る?

ぐううううう!

授業中にお腹が鳴って恥ずかしい思いをしたことありませんか?

私は学生時代、決まって11時半にお腹が鳴っていました。当時は思春期でスカしていたので、僕が理想とするクールなイメージを一気に瓦解する破壊力を持つお腹の音に毎日怯えていました笑(お腹が鳴っても鳴らなくても結局モテなくて青春とは程遠い生活を送っていたのは内緒♡)

そもそもなんで腹が減るのかについて紹介していきたいと思います!

空腹のしくみ

空腹の正体は、血糖値の低下です。
血中の糖、つまりエネルギー源が減ると空腹という状態を伝えます。
ガス欠の車のように、人間の体はエネルギー源である血糖をすぐさま補給しようとするのです。

もっと詳しく書くと、視床下部にある摂食中枢が
「血糖値をあげろ」という命令を出します。

そして食事を摂り血糖値が上昇すると満腹中枢が「お腹いっぱいだから食べるな、エネルギー源は足りたよ」という命令を出します。

もし腹が減って、ラーメンやハンバーガーなどを食べたら?

ラーメンやハンバーガーなどの炭水化物がたくさん含まれているご飯を空腹時に食べると血糖値は急上昇します。

大量の血中の糖を処理するためにたくさんのインスリンが分泌され、今度は血糖値が急降下します。(このように高血糖と低血糖を繰り返すことを血糖値スパイクと言います)

インスリンは細胞に、タンパク質や炭水化物などの栄養素を細胞に届ける働きがあります。
そのためインスリンが一気に分泌すると脂肪が蓄積されやすくなり、太りやすくなります。
だから玄米などの低GIの食品が注目されているのですね(GIとは食後血糖値の上昇を示す指標でグライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略)

肥満や老化などでインスリンの分泌量や感受性が低下すると、結果的に血管を傷つけてしまい、動脈硬化のリスクを高めます。

動脈硬化が進行すると心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまいます。
また血糖値スパイクを起こす人は、放置すると糖尿病に移行する可能性が高く、近年では、「がんや認知症のリスクになる」という報告もあります。

血糖値を上げない

急激に血糖値をあげると太りやすくなったり、動脈硬化のリスクを高めてしまうことなどを解説しまいました。
とにかく血糖値スパイクを起こさないようにすることが大事です。

・白米やパンではなく、玄米、そばなどの低GI食品をとるようにする
・毎日30分ほど運動する。(心肺機能に負担がかかりづらくメリットがめちゃくちゃある筋トレがオススメだよ)
・早寝早起きなどの規則正しい生活をする
・暴飲暴食はしない

ちょっとずつでいいので普段の生活を変えていきましょ。
いきなりは大変ですから


最後まで読んでいただきありがとうございます!
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