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興味のある用語集

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大論述に使えそうな宗教学/思想に関する用語を集めます
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記事一覧

シャーマニズム

→脱魂型と憑依型、呪術的効果、世襲型と召命型  シャーマニズムは当初ツングース系のシャー…

祖先崇拝

 生の意味を血脈に見出し、それを維持することが義務とされる信仰形態。日本では「イエ」制度…

コスモロジー

 ギリシア語の「コスモス」には秩序という意味がある。コスモロジーとは人間が宇宙を統一的・…

創世神話

 ほとんどの宗教が、この現実世界がどのようにして、またいかなる理由で存在するのか、その起…

回心

〇ジェームズの回心論→無意識と意識の連続性 〇オットーのヌミノーゼ 〇スターバックの逆回心…

儀礼

〇儀礼において聖俗の区別が象徴的に意識される。 〇社会の安定化と個人の生の意味深さの確認…

供儀

 神霊的・聖霊的存在に生贄を捧げることによって、神秘的生命力や事業の成功などを得ようとすること。生贄には人間や動植物が用いられる。流血が伴う場合とそうでない場合があり、仏教はそもそも殺生を禁じるゆえ供儀を認めない。供儀の起源には、超自然的存在者の好意を獲得するための贈与説、供儀者自身の死を代理させるという代置説、神と人間が犠牲の生き物を共食するという交融説などがある。いずれにせよ決定的な役割を果たすのは供儀において神霊と人間が交感する媒介となる動植物である。  供儀儀礼が破壊

愛撫(サルトル・レヴィナス)

 『存在と無』において、自他関係は基本的に支配の相克として語られるが、その支配方法のひと…