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繰り返す親子関係の呪縛を解く②:父に謝ってほしい私の本音と、その理由
職場で再演される幼少期の傷
私にとって、父親との関係は今も心の中に大きな影を落としています。幼少期、父の高圧的な態度や物理的な暴力を前に、私はただ恐怖に支配されていました。その経験がまだ自分の中で整理しきれていないと感じます。
以前のnoteにも書いたように、その影響は、現在の職場でも繰り返されているようです。
上司の一部に、父親と重なるような態度を取る人がいます。高圧的な言葉や無遠慮な態度を目にすると、心が萎縮し、まるで部長席に父が座っているような錯覚に陥るのです。
そのせいで私は、職場にいると極度の緊張状態に追い込まれることがよくあります。
この問題の暫定的な対処として、私は在宅勤務の日数をできるだけ増やすように努めています。しかし、これは根本的な解決にはならないでしょう。
今もしんどいし、この先職場が変わっても、上司が変わっても、また同じ問題に直面するのではないか――そう考えると、根本的にこの感情に向き合う必要があると感じています。
父に「謝ってほしい」という気持ち
私が父に対して抱いている「謝ってほしい」という気持ち。その背景を改めて考えてみました。
正直、父に会うのも通話するのも怖いと感じます。父の性格を考えると、謝罪を期待するのは難しいかもしれません。でも、もし謝ってもらえなかった場合、私はこの先もずっと傷ついたままなのでしょうか。
謝罪を求める気持ちは、幼少期に受けた恐怖や痛みを正当化してほしいという願いに根ざしています。
当時の私は、ただ怖かった。その感情は、今も私の中で生き続けています。時折、あの時の記憶がよみがえり、「あんな思いをしなくてよかったのではないか」と感じることもあります。
でも、その気持ちに囚われている限り、私の心は自由になれないのかもしれません。
あの日の私と今の私を救うために
そこで、私は過去の自分と今の自分を救うために以下のことを試してみることにしました。
過去の自分と対話する
あの時の自分を心に思い浮かべ、「怖かったよね」「あの状況でよく頑張ったね」と優しく声をかける時間を持とうと思います。その子に寄り添い、今の私が守ってあげるという意識を持つことで、少しずつ恐怖を和らげたいです。カウンセラーに協力を仰ぐ
私が定期的にお世話になっているカウンセラーの先生に、この問題を相談することにしました。過去の経験が現在の生活にどのように影響しているか、プロの視点で整理してもらうことで、新たな視点を得たいと思っています。感情を記録し整理する
怒りや恐怖、不安を紙に書き出すことで、自分の感情を客観的に見つめる練習をします。
これは日々のジャーナリングでも実践していますが、現実的に父とのことはなかなか思い出せないでいます。ただ、「怒り」や「悲しみ」というラベルをつけて書き出すだけでも、心が軽くなると聞きました。それを試しながら、少しずつ自分を理解していきたいです。
まず、自分を癒そう
父との関係は、私の心の中でまだ整理しきれないままですが、それと向き合うことが今後の私にとって大きな一歩になると感じています。過去の自分に寄り添いながら、少しずつ恐怖や怒りを手放していくことで、今の自分を癒していきたいと思います。
もしこの記事を読んで、同じような思いを抱えている方がいたら、焦らず少しずつ自分のペースで進んでください。たとえ過去が変えられなくても、未来は少しずつ変えていけるはず。
私もそう思って、少しずつ進んでいます(笑)
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ブックカウンセリングというサービスを提供しています。
カウンセリングに興味を持ち、資格を取得するなかで、カウンセリングと好きな本や読書と組み合わせて、誰かのためになれるようなサービスを作れないかなと思って、始めた取り組みです。
親子関係のお悩みも、ゆっくり伺います。
興味をもっていただけた方は、こちらのnoteをご覧いただけると嬉しいです。
先日草津温泉に行ったのですが、雪がたくさん降っていました。
東京ではなかなか見れない景色で新鮮でした。
雪は降らないまでも、日々寒くなり、乾燥もしています><
ぜひ、ハーブティーなどお茶を飲んで、身体を温め、潤してくださいね。
ではでは^^
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