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自分を大切にするのって、難しいよね

こんにちは。
寒い日が増えて、日に日にぶくぶく着ぶくれしていく、ブックカウンセラーのぐでです。

最近は、障害者雇用で就職して、日々いろんなことがあって、ちょっと疲れ気味です(笑)

体調第一で無理なく働こう。これからはちゃんと自分を大切にしようと思って選んだ障害者雇用
私の場合、職場にほかに障害者の人はいません。
自分の障害を開示して、周囲の人に力を借りて、それでできる限りの力になりたい。そう思っているけど、なかなかうまくいかないですね(笑)
日々試行錯誤したり、立ち止まったりして、ちょっとずつ進んでいこうと思っています。

自分を大切にするのって、難しいよね

皆さん、「自分を大切にする」って、簡単そうに見えて意外と難しいですよね。
日々生活していると、どうしても他の人のことばかり気にしてしまうことが多いんじゃないでしょうか?

私もブックカウンセリングをしていると、他人を大切にするのが得意な人に多く出会います。みなさん、他人の気持ちに敏感で、周りに気を配ることが当たり前になっている人たちです。すごい。素敵。
そんな素敵な人たちだからこそ、自分を大切にしてほしい。
でもその人の素敵さの副作用で、自分を大切にすることが難しいんじゃないかなと思ったりすることもあります。

たとえば、他人に対しては「どう思ってるかな?」「これで喜んでくれるかな?」と気を遣うのに、自分のこととなると「まあ、いいか」となりがちだったり。
もしかしたら、「自分を大切にしてもいいんだよ」と言われても、ちょっとピンと来ない方もいるかもしれません。
でも、それってその人が優しくて、周りを大切に思っている証拠なんですよね。あなたのその優しさ、周りの人にとって本当に素敵なことですよね。

私はそんな人のことが大好きです(笑)

だからこそ、無理せずにこれからもその優しさを発揮していくためにも、「自分も大切にする」という新しい視点を持ってみてほしいんです。

自分のことって、なかなか見えないもの

私たちには「目」があって、周りの人の様子を見たり、気持ちを感じ取ったりできます。
でも、その目では自分自身を見ることはできない。
せいぜい大きく出たおなかと、つまさきくらいしか見えない。おなかが出すぎるとつまさきも見えませんね(笑)
どうしても自分のことって見えにくいものなんです。

特に、他人に気を配りがちな人ほど、自分の五感や感覚が置き去りになっていることが多いと思います。
他人のために一生懸命になることは素晴らしいことですが、まず自分のためにその五感を使う時間を少しずつ増やしてみることをおすすめします。

例えば、今この瞬間、自分が何を感じているのか、ちょっと意識してみてください。
少し疲れている?リラックスしている?お腹が空いている?
普段、周りにばかり意識が向いている人ほど、こうして自分に向き合う時間が新鮮かもしれません

自分を知ることからはじめよう、あつかったらぬげばいい

最近、寒い日が続いていますね。
皆さんは、寒いと感じたときにちゃんと対応していますか?
例えば、寒かったら上着を着る、暖房をつける、布団にくるまる……普段当たり前にやっていることですが、忙しいとつい「ちょっと寒いけどまあいいか」と我慢してしまうこともあるんじゃないでしょうか。

私も、仕事に没頭しているパートナーののりくんの手をふと触れて「冷たい!」と驚くことがあります(笑)
どうやら彼もプログラミングに集中していると、自分が寒いことに気づかないことがあるようです。
そういう時は、熱い紅茶を大きなマグカップになみなみと注いで、「これで手をあっためまいよ~」(まいよ:のりくんのふるさと、香川の方言で「しなさいよ」の意味)と言うんですけどね(笑)

こうして自分以外のことに集中していると、自分の感覚を後回しにしてしまうこと、皆さんにもありませんか?

だからこそ、まずは自分の感覚に目を向けてみてください。
「寒いな」と思ったら一枚着る、「暑いな」と感じたら一枚脱ぐ。
とてもシンプルなことですが、これが「自分を大切にする」第一歩なんです。

ブックカウンセリングで、「この人は自分を大切にしたら、もっと幸せになれるんじゃないかな」と思ったときに、「あつかったら脱げばいい」というヨシタケシンスケさんの書かれた本をご紹介しています。
ぜひいろんな人にご一読いただきたいです。
あなたの周りにもそんな人がいたら、ぜひプレゼントしてください。

自分を大切にする具体的なtipsの本をおすすめすることもありますが、「自分を大切にするってそもそもどういう意味だっけ?」と考え直して、「もしかしたら今も自分を大切にすべきときなのかな?」と日常のいろんな場面に適用したり、想像力を膨らませてほしいなと思ったときは、「かわいい見た目で、実は深い」こちらの本をおすすめしています。

自分の感覚に気づき、それを満たしてから周りの人を大切にすること。
そうすることで、もっと自然に、無理なく周りに優しさを向けられるようになると思います。
それってその人も、周りの人もハッピーですよね^^

自分の感覚を尊重することから、「自己信頼」が生まれる

もちろん、「自分の感覚がなにか訴えてる~~~けど、いますぐはできないかも><」と、職場や家事の最中ですぐに対応できないこともありますよね。そんな時は、「今すぐは無理だけど、後で対応するからね」と自分に伝えてあげるだけでも大丈夫
例えば、「このあとゆっくりお風呂に入ろうね」とか、「今日は早めに寝ようね」と、後でその感覚に応えることを約束してあげる。それだけでも、自分の感覚を大切にしていることになります。

この小さな「自分との約束」を繰り返すことで、「自己信頼」が育まれていきます。
自分が感じたことを尊重し、それに応えることで、少しずつ自分への信頼が積み重なっていくんです。こうして自己信頼が育つと、自然と「自分を大切にする」ことが少しずつ身についていくものです。

自己肯定感でもなく、自己有用感でもなく「自己信頼」。
このワードが気になった方には、こちらの本をどうぞ。

この本、実は、オバマ元大統領の座右の書としても知られているんですよ^^

ブックカウンセリングのご案内

最後に、少しだけお知らせをさせてください。
私は「ブックカウンセリング」というサービスを通じて、みなさんが「自分を大切にする」きっかけづくりのお手伝いをしています

本を通じて自分自身と向き合う時間を作り、心の声に気づいてもらえたらという思いから始めたサービスです。
「あなたに本の処方箋、お出しします」というキャッチフレーズのもと、あなたに合った一冊を提案させていただいています。
もし興味を持っていただけたら、ぜひこちらのnoteもご覧になってみてくださいね。

今日も、少しずつ自分を大切にする一歩を踏み出してみましょう。
自分に優しく、そしてその優しさが周りにも広がっていくように。

ではでは^^

みなさんの温かいお心配り、ありがとうございます。 こちらでいただいたサポートは、このnoteの読者の方に還元できる用途に使わせていただきます。