登録日本語教員 試行試験
本日,名古屋に登録日本語教員の施行試験を受験しに行ってきました。
来年4月から本格的に施行される登録日本語教師の国家資格としての試験。
そのためのプレテストが本日、行われたわけですが、正直,どう対策していいか分からなかったのもあり、まずは受けてみようと思い、日本語教師養成講座が間も無く修了予定でもあることを鑑みて受けてきました。
内容等については、目次にする記した通りです。
【基礎試験】
基本的には日本語教育能力検定試験とほぼ同じくらいの難易度。若干、試行試験のほうが、やや優しいとも感じたけど、事象の特徴や手順などは理解していないといけないという点は日本語教育能力検定試験と同じ。
CEFRや地域日本語教育関連、入管関連のデータや説明文はよく読んでおく必要がある点も日本語教育能力検定試験と同じ。
・授受表現
・日本語教育の参照枠
・CEFR
・第二言語習得
・文法はそんなにない
・初級文法
・異文化理解
・教育法(教授法/カリキュラム/シラバスなど)→4割
日本語教育能力検定試験でいう【言語と教育】から、かなり出されているため、まずは、ここを徹底的に押さえておく必要があると個人的には感じた。
より現場に焦点を当てているのが一番の印象です。
ただ、いきなり登録日本語教師の資格を取って日本語教師になろうと考えている方には、かなり難しいと思うので、その場合は日本語教師養成講座で学んでからチャレンジされるのが良いと思います。
【応用試験:聴解】
【聴解試験】
大きな大問は3つ。
日本語教育能力検定試験の音声問題と同じ問題もあれば,学習者と教師とのやり取り、学習者向けの聴解教材で何が求められているのか,どんな知識が問われているのかを考える問題があって、印象としては、トレーニングしていないと、かなり難しい。
口腔断面図やアクセント問題は思っていたよりは少なめだったので、そこは苦手な身としては嬉しい。
【応用試験】
【応用試験】
・異文化理解
・社会言語学
・地域日本語教育
・日本語教育と国語教育
・教育法
・現場において起こりうること
日本語教師としての経験があるかないかで問題の解きやすさは、かなり変わる印象。ただ、長文12題であることを考えると、長期的集中力は必須。
応用試験は、授業でどう活かすかどうか、活用するかが問われる内容が多かったです。
【全体を通して感想】
日本語教育能力検定試験と比較すると比較的、難易度的には普通〜やや難しいをバランスよく混ぜたような印象。
ただ、しっかりとテキストなどを読み、フォーカスオンフォームの特徴、ピアラーニングの特徴、留意点といったような注意深く勉強をすれば十分対策できると感じた。
#日本語教員試行試験
養成講座修了もしくは修了間際の人なら基礎試験は、真面目に学んできていれば、ほぼ正答率が高いレベル。
応用試験は何を図りたいのかが、なかなか見えず、レベルも基礎試験並みだったので
難易度調整としても内容としても、改善して頂きたい。
1〜2年経過してから受験するのも良いかなと思いますが、私は来年必ず受けます。
今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。
今後とも宜しくお願いします。
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