外国人に難しい日本語14
漢字や日本語を学ぶ外国人にとって難しいものを紹介する、このシリーズ。
日本人なら、あまり考えたこともないようなものも疑問を持つことが多いのが日本語の難しさ。
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お世話になる
日本語の『いつも○○がお世話になっています。』という表現。
英語にはない独特な表現。英語には『世話する』という表現だけみれば『Take care of』や『Look after』。
多国籍の人が学ぶうえで『え?なんで?』と頭を抱えがちな表現。
海外の価値観にはない日本ならではの表現。教えるの難しい🤔
外国人からしたら『いや、お世話になってねぇよ』とツッコミだらけの、この表現。理解するのに悩むのがよく分かる。
人一倍
「人一倍がんばった成果を見せてください」
「人一倍がんばってください」
このような日本語があるが、「人一倍」という表現は文字通り「1倍」頑張ればいいわけではない。
「みんなよりも2倍以上やれよ」という日本の常識やルールが言葉の裏に隠されている。これもなかなか理解し難いもの。
数字:読み方
18日→じゅうはちにち
28日→にじゅうはちにち
8日 →ようか
20日→はつか
「は?」と感じてしまう、どこから来たのか?とツッコミたくなる日付の読み方の難しさ。
1日→ついたち
2日→ふつか
3日→みっか
「ふざけんな」と言ってしまうのも滅茶滅茶わかる。
つける
『ヤバいことが起きてさ。
そいつに目を付けて
そいつのことを尾けて行ったらさ
そいつが電気を点けて
イヤホン着けて
ホルマリンになんか漬けててた
『つける』は全て当て字表現かつ、発音は全て同じだがイントネーションが若干違ったり文脈・漢字によって意味が全て違う。日本語の難しさ。
お疲れ様です
日本人なら、みんな使う『お疲れ様です』。
言葉というのは文化と密接な関係を持っているので説明するには日本の文化、日本人の行動について説明する必要があります。
英訳では、Good Job やThat's enough for todayなどが当てはまりますが、コレといった表現がないのも難しいところです。
英語にできない日本語があるように逆も然りで日本語にできない英語もあるため文化を含めて状況説明するしかありません。
外国人が驚く日本の漢字
『マジでヤバいって!』
日本の漢字が世界中で話題に。漢字といえば中国から日本に伝えられた文字である。
英語やハングル語、アラビア語とは違い1文字に深い意味を宿している。
例えば、『L』の一文字を見ても何も感じないだろう。しかし、愛という1文字を見た瞬間、十人十色のエピソードや感情が湧き上がってくるのだ。
青春だ!エロい!と叫びたくなるよな?
この漢字をこよなく愛しすぎて自分の肌に焼き付ける輩が存在する。
外国人だ。
実は日本人が思っている以上に漢字は世界的にも人気が高い。有名なアーティストのジャスティンビーバーは右腕に『曲』、アリアナグランデは手のひらに『七輪』という漢字を刻んでいる。
なかには理解できない人もいるかもしれない。しかし、自分の信念を文字で表せる漢字がカッコいい、日本に憧れるという想いが外国人を熱狂させているのだ。
玉子と卵
『卵』と『玉子』は何が違うの?
漢字を学習する外国人にとって、ふと疑問に感じる、この問い。
スーパーなどで一文字も二文字も、どちらも使う『たまご』を表す漢字。
違いとしては、
【卵🥚】
孵化して育つ生き物
【玉子】
食用のものを指し、主に鶏の玉子を表す。
ただ諸説あります。
今日は以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
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