見出し画像

沖縄の思い出のリゾートと爆食甘味旅【恩納村ひとり旅1日目】

 部屋を掃除していたある日のこと。ふと目に入ってきたのはアルバムの中の1枚の写真。幼い頃の自分と、2羽のオウム。恩納村にある「ルネッサンスリゾートオキナワ」で撮った思い出の写真。

 うわぁ、懐かしいなぁ……なんて思いながら写真を見て色々思い出しているうちに、折角ならもう一度行ってみるか!と軽いテンションで沖縄へ行くことにした私。

 ということで、2025年最初の旅行は真冬の沖縄。思い出と爆食の旅を楽しみます。また、アホほど食べたのですごく長いです笑。ご了承くださいませ。

【羽田空港編】

・一の井

 6時20分。羽田空港に到着した私。まずは朝ごはんを食べることにしました。本当は飛行機内でと思ったのですが、フライトは8時05分と朝食にしてはなんとも微妙な時間。なんなら朝から動いてお腹は普通にぺこぺこな状態でしたので、我慢せず食べることにしました。

 やってきたのは羽田空港第1ターミナルの3階にある「一の井」さん。お蕎麦と天丼をいただこうと思ったのですが、メニューを見てから引き寄せられたのは「銀鮭定食」。直感がそう言っているならと迷わず注文しました。

 5分ほどで運ばれてきた定食には、白米にねぎの味噌汁に冷奴。お漬物に海苔、そしてメインの銀鮭。いわゆる『日本の丁寧な朝食』の代表とも呼べるラインナップが並んでいました。

 まずは味噌汁をひと口啜って、体をあたためたら冷奴も丁寧に四角く切ってひと口。ガツンと効いた生姜のパンチと滑らかな豆腐の食感で一気に目が覚めた気がしました。

 銀鮭はしっかりと焼かれ、ぎゅっと身が締まっています。骨を外し、ひと口放り込んでみると中々のしょっぱさ。すこし塩気の強さに驚きましたが、これが本当に白米と良く合います。

 一気に食欲を掻き立てられた私はそのままペロリと完食。美味しかったぁと店を出た私でしたが、なんだか食欲が収まらず……。仕方ないなぁと朝から元気な胃腸を甘やかして、今度はデザートを探しに羽田空港をうろつきました。

・東京ミルクチーズ工場

 デザートを探し求めて第1ターミナルを彷徨った結果、目に留まったのは「東京ミルクチーズ工場」さんの「サンデースペシャル」というソフトクリーム。

 今回は期間限定の「カウカウサンデー  ティラミス」を注文しました。

 ミルクとチーズのミックスソフトにココアパウダーをまぶし、トッピングにはチーズのラングドシャとティラミスが乗っかっています。

 自分で頼んでおいて『朝食べるには絶対重いな、これ』と内心でケラケラ笑いながら早速いただきます。

 ソフトクリームはミルク感が強く、後からほんのり感じるチーズの風味。ココアパウダーもソフトクリームの良い引き立て役で、全体的にバランスよく美味しかったです。

 ラングドシャはしっかりとチーズの味。チーズの塩気とラングドシャの甘さがバランスよく絶妙。ティラミスはマイルドな甘めのテイストで、ソフトクリームと一緒に食べてもお互いに邪魔をしませんでした。

 食べてみると思ったよりも重くなく、なんだかんだペロリと完食。ようやくお腹が満足した私は、飲み物などの買い物を済ませ、早速飛行機へ乗り込みました。

・DEAN&DELUCA

 飛行機に乗り込んだ私は、フライトして間もなく眠ってしまいました。目が覚めるとフライトしてから1時間ほど経過しておりました。

 とはいえ、沖縄到着まではまだまだ余裕があります。折角の空の旅、楽しまなきゃと本を取り出して読むことに。読書のお供に「DEAN&DELUCA」さんで購入した「プレイン」という空港店限定のアイシングクッキーをいただきました。

 手に持ってみると結構大きいですね。空の旅にはもってこいの完璧で可愛らしい見た目。名残惜しさもなく早速いただきます。

 クッキー自体は思ったよりもハードめ。アイシングならではの少し不思議な食感も。シュガーのしっかりとした甘さがあり、甘党な私としてはかなり美味しくて好みの味でした。

 ひと口ふた口程度ではそうそう無くならない大きさなのも嬉しいですね。この甘さならお供にコーヒーが欲しいところですが、飛行機内で利尿作用のあるものは控えたいところ。カフェインゼロの黒豆茶で我慢して、読書と残りのクッキーを楽しみました。

【沖縄編】

 10時53分。予定より早く那覇空港へ到着しました。飛行機を降りてみると、まあ暑い!気温は20℃を超えており、上着なんて着ていられません。

 同じ日本でもこんなに違うのかぁ……なんて考えながら、予約しておいたホテル行きのリムジンバス乗り場へ向かいます(予約メールに乗り場も何も書いていなかったので、インフォメーションセンターでバス乗り場を教えてもらいました笑)。

 メールの予約画面を見せ、バスに乗り込みました。やっぱりリゾート地だし結構混むのかなと思っていた私の予想を裏切り、最終的にこのバスに乗ってきたのは私を含め3組だけ。いやまあシーズンオフではあるけども、1月の沖縄ってそんな人いないの??まあ私的はのんびりできて助かりますが笑。

 バスで移動することおよそ1時間。今回の目的のひとつである「ルネッサンスリゾートオキナワ」に到着しました。

内装はかなり変わっていてびっくり
昔はここに「ピンキー」と「オスカー」というオウムガいました。
「オスカー」はまだご存命だそう。オウムってそんな長生きするのか。

 今回は奮発してクラブラウンジを予約。案の定、1階ではなく11階にあるラウンジでの受付との事でした。早速11階に案内してもらい、ウェルカムドリンクと共に施設案内を受けました。

 ……眺めがよすぎる。これだけで来た甲斐があったというものです。

 説明をあらかた受けたあと、チェックイン時間前でしたが部屋の準備が整っているとのことで、部屋へ案内していただきました。

 うわぁ、部屋広い!部屋からの眺めも素敵すぎる!!これを独り占めできるのは最高すぎる!!……と大はしゃぎ笑。

 実際部屋の中はとても綺麗で、今まで泊まったホテルの中でもトップクラス。ラウンジスタッフの方も言葉の端々から分かる品の良さが、このホテルの良さを物語っていました。

 ひと通りルームツアーを楽しんだ後、まだお昼ご飯を食べていないことを思い出した私。近くに道の駅があるので、まずはそこまでお出かけすることにしました。

・豚三郎

 やってきたのは「おんなの駅」の中にある「豚三郎」さん。でかでかと書いてあるとおり、ここではてびちの唐揚げがいただけます。

 事前情報では宮古島の「カラソバ」という、端的に言えば汁なしソーキそばがいただけるとの事でしたが、あいにく人手不足のため現在は休止しているとの事でした。

 そちらはいずれリベンジするとして、早速「てびちの唐揚げ」を注文。パックを受け取り、お店の前にあるテーブルでいただきます。

 想像以上に大きな唐揚げ。箸で持ち上げてみても、そのずっしり感は中々のものでした。どちらかといえば素揚げに近い感じで、甘酸っぱい南蛮ダレが照り照りと輝いています。

 ではでは、と大きく口を開けて豪快にひと口がぶりつきます。コラーゲンでこれでもかとぶりんぶりんな身は、文字通り口の中でとろけます。口の中で甘酸っぱいタレと絡み合い、すごく美味しい。白米が欲しくなってしまいます。

 ただ、とにかく骨が多い。唐揚げの半分近くは骨なのでは?と思うほどどこを食べてもコロコロとした骨があるので、誤って勢いよく噛まないように気をつけないといけません。ひと口目で歯が砕けなくてよかったです。危なかった笑。

 骨の周りのコラーゲンも余す事なく吸い付くし、2個ともすっかり食べ切った私。店員さんにご馳走様を伝え、おんなの駅をぶらぶらお散歩。

 他にもかき氷や海鮮などいろいろ食べられるところがあったのですが、この後ホテルのスイーツも楽しみたいと思いここはグッと我慢。

 次回はカラソバも味わいたいなぁと考えながら、ホテルへと向かいました。

・ロビーラウンジ

 ルネッサンスリゾートに戻ってきた私は、11階のクラブラウンジではなく、1階奥にある「ロビーラウンジ」にやってきました。

 ホテルの方にラウンジの利用を伝え、窓側の席に座ってメニューの到着を待ちました。

 1階でも海沿いだから十分景色が綺麗だなぁなんて外を眺めていると、店員さんがメニューのタブレットを持ってきてくださいました。

 ここ、ルネッサンスホテルは食事やスイーツにかなり力が入っていた遠い昔の記憶。今でもそれは健在なのかなとワクワクしながら期間限定メニューの「苺とアールグレイのタルト」と、ドリンクに「アメリカンコーヒー」を注文しました。

 待っている間もぼーっと外を眺めてのんびり。あまりにもぼーっとし過ぎて「お待たせいたしました」の声で少しビクッとなってしまいました……笑。

 いやぁ、もうこの見た目だけで100点満点。ゴロゴロと贅沢にもたくさんあしらわれたイチゴに、たっぷりの生クリーム。色味のアクセントに添えられたミントと金箔。景色も相待って見ているだけでなんだか癒されてしまいます……。

 後は味を知るのみ。まずはイチゴから、と食べてみるとこれが凄く甘くて美味しい。瑞々しさは当然のこと、しっかりと濃いイチゴの甘さに思わず目を瞑ってしまいました。

 今度はしっかりタルトもいただきます。上に乗っているホイップはミルキーでお上品、カスタードもコク深くて美味しいです。タルトからはしっかりとしたアールグレイの香りで、甘さもちょうどよく絶品でした。

 贅沢にイチゴにホイップにタルトとひと口で頬張ってみても、それぞれの良いところが混ざり合い、しっかり纏まっていてすっごく美味しい!ルネッサンスホテルの美味しさは健在どころか、思い出の2枚も3枚も上をいく素晴らしさ。

 濃く淹れられたアメリカンを嗜みつつ、優雅な時間を過ごしました。

・クラブラウンジ「Club Savvy」

 1階のラウンジを楽しんだ私。今度は11階のクラブラウンジでもスイーツをいただこうと思います。

 時刻は14時20分。クラブラウンジでは軽食を提供している時間となっていて、他にも食前酒を楽しめる時間や、寝る前に甘いものをつまめる時間など、時間によって色々なサービスを無料で受けることができます。

 さんぴん茶サブレにバウムクーヘン、それからゴーヤチップスの3種類がありました。それぞれ少しずつお皿に頂戴し、テラス席で頂くことにします。

テラスからの眺め

 テラス席からはルネッサンスホテルのプライベートビーチを見渡すことができます。透き通った海と晴れ渡った空を背景に、早速いただきます。

 ゴーヤチップスはとにかく素材の味。しっかり苦いけれど、ほんのり効いた塩がアクセントになり、なんだかクセになる美味しさ。バウムクーヘンは甘くてシンプルに美味しく、外側のシュガーコーティングの食感も良い感じ。さんぴん茶サブレはお茶の香りがしっかりしていて甘さ控えめ。思ったよりも大人の味で、こちらも美味しい。

 スマホを手放して本を開き、涼しい風に居心地の良さを感じながら、たまに美味しいお菓子を摘む。何という贅沢で至福な時なのだろうと、湧き上がる満足感を感じながらゆったりとクラブラウンジを満喫しました。

・ルネッサンス オリジナルチョコレート

 クラブラウンジも満喫した私は、部屋に戻ってオーシャンビューのベランダへ。相変わらずの良い眺めですが、ただ見ているだけでは勿体無いと思い、1階のロビーラウンジで買っておいたチョコレートを楽しむことにしました。

 チョコレートは12種類あり、それぞれ誕生石をモチーフとしています。私は11月生まれなので、「イエロートパーズ」を。それから、シンプルに気になった「エメラルド」と「アクアマリン」も購入しました。

 また、チョコレートはそれぞれテイストが違っており、イエロートパーズは洋梨、エメラルドはストロベリー、そしてアクアマリンは塩キャラメルとなっています。

イエロートパーズ
エメラルド
アクアマリン

 イエロートパーズは中のガナッシュからほんのりと洋梨の柔らかい甘さ。洋梨はあまり主張してきませんが、寧ろそれが上品さを醸しています。

 エメラルドはしっかりとストロベリーの甘酸っぱさを感じます。周りのチョコレートはホワイトチョコとなっていて、ストロベリーとの相性も抜群。個人的にはこれが1番好みでした。

 アクアマリンはひと口食べた瞬間、海食べているのかと思うほどの強い塩気に驚きました笑。ビターなチョコレートにほんのり感じるキャラメルと本気の塩気。中々強気のチョコレートでしたが、これはこれでアリでした笑。

 やることは変わりません。景色をみてリラックスをする。本を読みつつ、合間にチョコレートをひと口いただく。

 ただ違うのは自室ということ。確実に誰も入ってこられない空間、景色を独り占めしているように感じることにもまた、QOLが上がっていくのを感じずにはいられませんでした。

・寿司バー ロイズ

 部屋でまったり過ごした後は温泉も堪能した私。気がつくと時刻は18時50分とお夕飯のお時間に。今回はあらかじめ19時で予約しておいた、ホテル内にある「寿司バー ロイズ」さんに伺いました。

 予約の旨を伝えて席へ案内されました。夕食込みプランですが、ロイズさんの利用には+1,100円かかること、またドリンクは別料金であることを説明されて了承しました。

 このお店は簡単にいうとお寿司のバイキングで、握りはカウンターから好きなように持っていって良いとの事。また軍艦や手巻きはテーブルにある伝票に欲しい個数を書き込んで板前さんに手渡せばテーブルまで持ってきてくださるとの事でした。

 ということで、さっそく第1陣を取りに向かいます。

お酒飲めないからね。ドリンクは烏龍茶。

 まずはエビやホタテ、マグロなど合計8貫と軍艦を3貫。もずくのかき揚げとだし巻き卵、鯛だしのあおさスープも取ってきました。

 まずは鯛だしからひと口、出汁が濃くしっかり出ているスープはビックリするほど美味しくて、温かさが優しく体を満たすと同時に、これだけで驚くほどの満足感でした。

 握りや軍艦はどれも大変美味しく、中でもマグロはホテルで捌いているだけあって、鮮度も落ちておらず艶もあって濃厚ねっとり食感。もずくのかき揚げも絶品で、もずくの食感も良く思わず笑顔になりました。

 第1陣をペロリと完食した私は、さっそく第2陣を取りに向かいます。

 第2陣は焼きサバや稲荷寿司、巻物も少々いただきました。大好物の玉子はマスト笑。

 稲荷はふっくらジューシー。上品な甘さで大変美味しかったです。焼きサバは間に梅が挟まっていて、サバの旨みとさっぱりした梅のアクセントが程よくマッチしていて、こちらも美味しかったです。

 納豆巻きに鰻巻きも美味しくペロリと完食したところで、第3陣である手巻き寿司が到着しました。

 左側がうなぎ巻きで、右がかんぴょう巻き。

 うなぎ巻きは安定の美味しさ。寧ろ+1,100円払えば、この美味しいうなぎを何度も食べられるのだから凄いものです。

 かんぴょう巻きは上品で優しい甘さ。普段甘々なかんぴょうばかり食べていた私にはなかなか新鮮でした。

 そろそろお腹も膨れてきたので、お次でラストにすることに。

 最後は沖縄っぽくゴーヤと島豆腐の握りや赤マチ(ハマダイのことだそう)、それから何となく目に留まったエビとサーモンを取ってきました。デザートも忘れずに。

 ゴーヤの苦味はそれほど強くなく、島豆腐のもっちりした食感とさっぱりとしたゴーヤが意外にも寿司ネタとしてちゃんと成立しており、予想以上に美味しくてびっくり。

 赤マチもまだ旬ではないとは言え、程よく乗った脂と強い旨みで言うことなしの美味しさでした。

 ラストはひと口デザートに紅芋タルト。しっかりとした紅芋の風味と甘味があり、底に敷かれたカスタードも程よい甘さで紅芋の邪魔をしない良い塩梅。文字通りひと口で美味しくペロリと完食。

 ……正直、食べようと思えばもっと食べられたのですが、夜はまだこれからですからね。甘い物ももっと食べたいですからね笑!

 と言うことで、ロイズさんでの豪華なお寿司ディナーからは勇気の撤退。お店を出た私は、部屋に戻らずそのままロビーラウンジへと向かいました。

・ロビーラウンジ 再び

 ホテル1階のロビーラウンジへやってきた私は、再び甘味をいただくために席に着き、慣れた手つきでタブレットから「苺のシフォンケーキ」と「さんぴん茶(Hot)」を注文しました。

 昼とは違い、夜のロビーは中々静かで、見える景色も真っ暗。これはこれで落ち着けて良いものだなぁなんて考えているうちにケーキが到着しました。

 チョコレートのシフォンケーキに挟まれたチョコクリーム。トッピングにはイチゴに生クリーム、大小のアラザン。そしてルネッサンスの「R」があしらわれたチョコレートが添えられています。

 さっさと写真を撮って、さっそくひと口ぱくり。……え、めっちゃ美味しい…!

 ふわふわのシフォンはしっかり弾力もあって、口当たりがすごくなめらか。チョコクリームにクドさはなく、甘さ控えめでシフォンとよく合います。合間に感じるイチゴの酸味や、弾けるアラザンの甘さが良いアクセントですごく素敵にまとまっています。

 中までしっかりホイップが入っているのも嬉しいところ。ジャスミン茶を飲みつつ、パクパクとシフォンケーキを頬張る至福の時間。

 そして調子に乗った私、ルネッサンスリゾート限定のパイナップルケーキも注文しちゃいました笑。

 直径5cmほどの小さなケーキ。こちらにも「R」マークが焼印されています。

 早速食べてみます。生地はねっとりとした食感とパイナップルの甘味と酸味を感じます。さらにそれを援護するかのように、中に仕込まれたパイナップルジャムが甘さをブースト。細かく砕いて練り込まれたナッツの風味と食感もアクセントになり美味しくいただきました。

 小さい分、ほんの数口でペロリと完食。大満足でラウンジを出て、一度部屋へ戻った私。軽く休憩をして、今度はまたもクラブラウンジへ赴きます。

・クラブラウンジ 再び

 時刻は21時。クラブラウンジでは21〜22時の間は寝る前の甘いものを楽しめる時間となっており、当然私もその時間を楽しもうとクラブラウンジまでやってきました。

 用意されていたのはチョコレートや小さなカットケーキ、ドライフルーツにナッツなど様々でした。

 私は目についたチョコレートやマカロン、バスクチーズケーキを取ってソファ席へ。

 中でもバスクチーズケーキは甘さがしっかりしていて美味しかったし、マカロンは上品さもありつつしっかり甘くてとても好みでした。

 これだけでも背伸びしてクラブラウンジをとった甲斐があるなぁなんて考えていると、新たにケーキが追加されたようで、折角ならと取りに行った私は衝撃を受けてしまいました。

 パイナップルケーキここで食べられるのかい!!ミスった!!!でも食べる!と、さっき1階でお金を払って食べたのが若干悔しいと思いつつ、それすらも提供してもらえるクラブラウンジ、恐るべしとその素晴らしさを再認識していました笑。

 すっかり甘いものを楽しんだ私。次第に他の利用者も増え始め、じゃあそろそろとラウンジを後にしました。

・紅芋カリカリと皇居外苑のどら焼き

 部屋に戻った私は、机の上に買っておいたおやつを広げていました。既に満腹中枢なんてものはぶっ壊れています。ここまできたらとことん食べましょう笑。

 まずは「紅芋カリカリ」。要は紫いもの芋けんぴです。フレーバーは塩バターで、ほんのりと感じる塩気としっかりしたバターの風味が、紫いもの甘さを引き立ててすごく美味しい。細く、文字通りカリッとした食感がクセになります。

 この日ラストは羽田空港で買ったけど食べないままでいた「皇居外苑のどら焼き」。ふっくらした生地に粒感がしっかり残ったあんこのシンプルなも。甘さも程よく、とても美味しかったです。

 気持ち的にはまだまだいけそうな気がしますが、多分物理的にもう入らないギリギリのところまできていました笑。ここいらで今日はやめておこうとベッドへとダイブ。

 しばらくすると壊れていた満腹中枢が正常に機能しはじめたのか、突如襲われる満腹感。幸せな苦しみを感じつつ、明日の朝食も楽しみだなぁと呑気な私。電気を消して布団に潜り込み、気がつかぬうちに眠りに落ちていました。


2日目に続きます。
文責:げき

いいなと思ったら応援しよう!