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【5分要約】Vol.31_ゼロ秒思考


「なかなか悩みを解消できないなあ…」

今回はそんなあなたにおすすめの1冊をご紹介します。

<こんな人にオススメの1冊>
✔︎ 頭の中にあるモヤモヤを解消したい
✔︎ いつもポジティブマインドでいたい
✔︎ 論理的な思考力を身に付けたい


こんにちは、ゴミー(@GOMIE_BLOG)です。

今回取り上げる本は、累計29万部突破*のロングセラーとなっている『ゼロ秒思考』です。

本書にはトップアスリートや戦略コンサルタントも実践する、頭がよくなり、心も鍛えられるトレーニングが紹介されており、あのマッキンゼー出身の著者の赤羽雄二さんが、二十数年にわたって改良を続けて開発した手法です。今回も5分で読めるように要約していきます。* 2021年3月時点


著者情報
 赤羽 雄二
(ブレークスルーパートナーズ株式会社 マネージングディレクター)

・東京大学卒業後、小松製作所で建設現場用ダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院で修士上級課程を修了後、マッキンゼーに入社。
・マッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに韓国企業、特にLGグループの世界的な躍進を支えた。
・「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを使命としてブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。


◆そもそも「ゼロ秒思考」って何?

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そもそも「ゼロ秒思考」って何ぞやという話ですが、

「瞬時に現状を把握、課題を整理して、すぐに解決策を実行するための思考」のことです。

そして、赤羽式メモを実践して思考と感情の言語化をトレーニングすることで、このゼロ秒思考ができるようになり、結果的に悩みを解決しまくれるようになります。

また、赤羽さんは「時間をかければ考えが深まるというのは幻想」だと言います。たしかにデキる人とか、優れた経営者って即断即決の人が多いイメージありますよね。

ここからは、赤羽式メモの具体的な中身を解説していきます。

◆メモの4つの効果

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「メモ書き」が重要だと言われていますが、具体的に大きく4つのメリットがあります。

<メモの4つの効果>
❶ 頭が整理される
❷ 成長できる
❸ ポジティブになる
❹ 腹が立たなくなる


1. 頭が整理される

モヤモヤした感情を実際に書いてみて、目で確認することで、頭を整理することができます。また、新しい気付きもあるため、原因を分析したり、改善策も思い付きやすくなります。

2. 成長できる

日々メモを書いていると、文章をすらすら書けるようになってきます。また、思考力が上がります。「どうやってまとめよう」、「どうやって伝えよう」と書きながら考えることになるからです。

3. ポジティブになる
メモの詳しい書き方は後述しますが、思ったことをひたすら書くのは純粋に楽しいです。そして、楽しみながら悩みを解決していくことで、自然と気持ちも上向いていきます。

4. 腹が立たなくなる
嫌なことや悩みを人目を気にせず吐き出すことで、ストレス発散になります。また、冷静になることができ、場合によっては自分に落ち度があると気付くこともあります。

◆赤羽式メモの書き方

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まず、A4用紙(裏紙で大丈夫です)を横向きにして、左上にタイトルを書きます(1件1枚)

そして、以下のルールに従って、本文を書いていきましょう。

<本文の書き方>
❶ 1行を長めに書く(20〜30字くらい)
❷ 頑張って4〜6行書く
❸ 書く順番は気にしない
❹ メモのフォーマットは必ず守る

これを1枚1分のペースで毎日10ページ書きます。合計10分ですね。

ポイントは思いついた瞬間に書いて、あまり深く考えすぎないことです。誰かに見せる訳でもないですから、キレイにまとめようとする必要はありません。

例えば、こんな具合です。

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◆具体的に何を書くか

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続いて、ここが一番迷うところかもしれませんが、具体的に何を書けばいいのか。例えばこんなことを書いてみて下さい。

<書く内容>
✔︎ いま思い付いたこと
✔︎ 気になること、夢や課題
✔︎ 疑問点、悩み
✔︎ やりたいこと、やるべきこと
✔︎ 自分の課題
✔︎ 腹が立っても許せないこと

などなど、要は何でも書いていいってことです。まずはひたすら殴り書きしてみて下さい。

正直この本を読んだ時は「これ、本当に効果あるの?」って思ってました。こんな方法で果たして思考力が付くのかと。

でもとりあえずやってみて、今では本を読んでいる時やまとめる時も書いていますが、確実に思考力が付いたと実感しています。本書にも書かれていますが、騙されたと思って1ヶ月やってみて下さい。300分やれば別人になれます。

◆メモのさらなる活用方法

ここまで説明したメモをするだけで思考力が磨かれ、悩みも消えていきますが、書いたメモを活用すればさらなる効果が期待できます。

1.メモを深掘りする

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1ページに書いた各行を次の紙のタイトルにして、さらに深掘りのメモを書くと考えが深まります。難しいテーマでも分解して整理することで、解決策が分かったり全体像が見えやすくなるのです。


2.メモから企画書をまとめる

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赤羽式メモは報告資料を作る時などにも役立ちます。とりあえず書き殴ったメモをもとに、まとめていく時は以下の手順を意識しましょう。

❶ 思い付いたことを片っ端から書き殴る
❷ カルタのように並べてみる
❸ 新しいアイデアが出てきたら、追加・整理する
❹ 全体のバランスを意識しながら、パワーポイントでまとめる
❺ 数日後に見直し、細かな修正をする


◆最後に

モヤモヤを引きずっている時も「書けばすっきりする」ということを改めて教えてくれる1冊でした。

実は、自分は10分もやれていなく、毎朝家を出る前に3枚(つまり3分)だけ書いて、今日何をやるべきかなど頭を整理しています。あとは何か悩んだ時や、読書する時などに適宜書くといった具合です。

また、朝は紙に書いていますが、通勤電車の中や散歩中などはスマホにメモするようにしています。本書ではスマホのメモ書きをあまりおすすめしていませんが、すぐにメモせず忘れてしまう方がリスクだと思うので、自分はこういった形を取っています。

さらに本書では、赤羽さん自身のメールアドレスを巻末に記載し、読者のメモ書きへのフィードバックを約束しています。Facebookの特設ページからも質問できるので、ぜひ活用してみて下さい。

今回の記事をきっかけに、明日から皆さんの悩みが少しでも減る助けになれたら嬉しいです。

今回は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。今後も仕事や人生に役立つ情報をどんどんアップしていきますので、覗きにきてください。

ではまた!

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