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カメラ・写真論

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#RICOH

📷カメラが好きか、写真が好きか

📷カメラが好きか、写真が好きか

カメラで写真を撮る人 は

カメラが好きで、写真も好き という人と
写真が好きで、カメラも好き という人がいる

つまりは
カメラか写真、どちらを目的にするか だ

カメラを目的とするならば
写真は「副産物」になるし

写真を目的とするならば
カメラは「手段」になる

勝手な偏見だけど
森山大道さんは写真に全振りしている印象だ
型落ちの小さなコンデジでスナップしている姿を見ると、「撮れればなんでも

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📷カメラはスマホでいいのか

📷カメラはスマホでいいのか

カメラが好き、と言うと
「スマホで十分じゃない?」だったり
「なんで何十万もするカメラ買うの?」
と言われたことがある

そんなの、こっちが聞きたい

気づいたらカメラが増えてて!
その代わりに口座残高が減ってるのはなぜ!

たしかにスマホのカメラは綺麗に撮れる
カメラ好きな僕でも恩恵を得ている

以下スマホ写真

うん、スマホでいいわ

大きく印刷する機会もなく
液晶画面上で閲覧するだけならスマ

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📷50年後もカメラは生き残っているのか

📷50年後もカメラは生き残っているのか

50年後というと2074年
すごい未来に感じるけど、確実に来る

逆に50年前というと1974年
当時はデジタルカメラなんてモノは無くて
フイルムカメラ全盛期だ

当時を生きていないので詳しくはないけど
きっとカメラも高価な贅沢品だったはずだ

この50年でカメラは凄まじい進化をしてきた

機械シャッターから電子シャッターになり、
オートフォーカス機能、
絞り優先オート機能、
撮影枚数のデジタル表

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撮るマインドフルネス

撮るマインドフルネス

書店で気になる本を見つけた

「撮るマインドフルネス」

昨今、マインドフルネスが注目を浴びている

現代人は「今」を生きることが難しい

明日の会議の資料どこまで作ったっけ…
先方と9時に待ち合わせだから、いつもより早めに家を出ないと…
あぁ先週はなんであんなミスをしてしまったんだろう…

など、「未来予測」と「過去回顧」に忙しい

生きているのは「今」なのに

元々、座禅や写経に興味があり、そ

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カメラメーカーの好みについて

カメラメーカーの好みについて

カメラ好きなら誰しも
「好きなメーカー」があると思う

しかしこの話題はタブーだ
なぜなら、「分かり合えない前提」で話さなければならない

阪神ファンが東京ドームの1塁側にいたらリンチを食らうのと同じように

Canon党とNikon派がこの話題を始めたら
どちらかが息絶えるまで殴り合う

そんな禁忌にあえて切り込みたい

で、僕はというと、、、
今までのデジカメ遍歴を見れば明らかだ

↓今までの

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Leica?欲しいに決まってんだろ!

Leica?欲しいに決まってんだろ!

「いつかはLeicaが欲しい」

カメラ好きなら一度は思うのではないだろうか

最高峰のカメラ・Leica
僕は、持っていない…

単純な理由だ

高すぎる

なぜLeicaはこうも高いのだろう
人件費削減して機械生産に移行しても写りそんな変わらないんじゃないの?!

おっと否定的な意見は言うべきではない
Leicaは唯一の手作りだから良いのだ
LeicaにはLeicaの良さがある

でもマジでL

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写真家を名乗っていいのか

写真家を名乗っていいのか

カメラマン
写真家
フォトグラファー

写真を撮る人というだけでも色々な呼び方がある

でも、どれも、自称するにはなんだか大層なハードルがあるような気がする

写真でお金を稼げている、とか
写真集を出版してる、とか
有名人を撮ったことがある、とか

そういった条件のようなものが無いと
名乗ってはいけないような空気感

「え、その程度で写真家名乗るの?」
みたいな

てか、そもそも定義ってあるのか?

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カメラを第三の眼にする方法

カメラを第三の眼にする方法

ストリートスナップをする上では
「この位置からならここからここまでが写る」
という画角感覚が大事になる

僕はGRIIIでスナップをする時
Fnボタンでクロップをしている

28mm 35mm 50mmの三段階だ

望む写真を撮るためには

それぞれの画角で
ここからここまでが写る

というのを感覚として
染み付かせなければならない

一秒一秒動き続ける街は待ってくれない

もうちょっと離れたほう

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カメラは孤独な趣味なのか

カメラは孤独な趣味なのか

思えばカメラを楽しんでいるとき
いつも一人だ

撮りに行くのも 写真展に行くのも
カメラ屋に行くのも一人

前は奥さんがついて来たこともあった
野鳥を撮りに行く時、奥さんも散歩がてらついていくということで河川敷へ行った

僕はカワセミの往来に合わせて行ったり来たり忙しない
近づくと飛び立ち、また追いかけての繰り返しだ

気づけば奥さんは後方100mのところで膨れていた

これでは野鳥撮影に集中でき

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写欲が高まる曲5選

写欲が高まる曲5選

聞くと写真が撮りたくなる…

そんな曲あるんかい

ある

5つもある!!

写欲の上がる曲5選

T字路s 「これさえあれば」

ドラマ「純喫茶に恋をして」
映画「メタモルフォーゼの縁側」の
主題歌である

ハスキーボイスがかっこいいし
歌詞がね、めちゃくちゃ良い

まるで僕にとってのRICOH GRIII のようだ

「これさえあれば平気さ!」

マジ聞いたほうがいい

東京事変「閃光少女」

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写真家ハービー・山口さんに会った話

写真家ハービー・山口さんに会った話

ちょうど3年前

新宿の北村写真機店のギャラリースペースで
ハービー・山口さんの写真展
「HOPE 2020」が開催していた

休日に観に行こうと考えていたが
当時いろんな予定が詰まっていたので
平日に有給休暇を取って観に行った

ハービー・山口さんは有名な写真家だ
物腰柔らかな人柄と
なんとも素晴らしいスナップ写真
そして話がめちゃくちゃ面白い

名著「良い写真とは?」は
僕のバイブルにもなって

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写真を印刷して、この世界に産んであげる

写真を印刷して、この世界に産んであげる

「渾身の一枚」
と思えた写真は 印刷するようにしている

ネットプリントサービスが便利になり
写真データを送れば数日で手元に届く

僕はA4で印刷することが多い
それを額縁に入れては 部屋に飾っている

写真は創作活動であるはずなのに
デジタルだと手元になにも残らない

SDカードの中にはいるけど
それは電子世界に存在しているのであって
この世界には存在していない

消去ボタンを押したら
サラーっ

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カメラの付加価値について考える

カメラの付加価値について考える

ご存じのとおり、カメラは売れていない。
いや売れてはいるけど、カメラ市場は10年前と比べ1/10にまで縮小している。

原因は明らかだ。
「スマホ」の登場である。

世界で一番使われているデジタルカメラがiPhoneになり
カメラは
「プロの商売道具」か
「物好きの趣味」になり始めている。

「スマホでいいじゃん」
「カメラ?高いじゃん」

大半のひとがこう思っている。

でもこう思えなかった物好

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なぎら健壱さんのストリートスナップ論

なぎら健壱さんのストリートスナップ論

いつだったか、
なぎら健壱さんのストリートスナップについての文章が大好きでずっとクリップボードの中にある

今回はそれの紹介

この文章はストリートスナップの魅力をあるがまま、100%表現した文章だと思う。
日常の中にラッキーがある、
ならばそもそも、日常はラッキーなものなのだ。
それを忘れないようにしてくれるカメラが、
やはり好きなのだ。