アロマで認知症予防はできる?
朝晩は寒くなりましたが今年はやはり暖冬のようです。
京都で古い一軒家に住んでいるので暖かい冬はありがたい。。
noteでは、私が日頃取り組んでいる
1. アロマセラピー(訳すと芳香療法。心身のセルフケアに植物の香りの提案)
2. 香りとアストロロジー(西洋占星術を使ったその方にあったアロマの香り創作)
3. 京都の自然と文化観光(国内旅行業務取扱管理者資格を持っています)
上記の3つを順々に投稿しています。
今回はアロマセラピー。
先日、主宰するグリーンセラピーで「アロマで認知症予防」というタイトルでアロマセラピー講座を開催しました。
参加者の方々は50代〜70代。皆さん、内容に興味津々です。
1、まずはアロマセラピーとはなんなのか?→ 芳香療法
2、アロマセラピーで使うエッセンシャルオイル=精油とはなんなのか?
3、植物はなんのためにそれを作り出しているのか?
の基本をお話ししました。その後、
1、エッセンシャルオイル=精油は植物のどの部位からどうやって抽出するのか?
2、それぞれの部位(花、果実、葉、幹、根など)から採れるエッセンシャルオイル=精油の香りの紹介
皆さん、ムエット(試香紙)につけた香りをクンクン❤︎
この香りが好き!っていう感覚は本当に人それぞれですが、概ね、ほのかで優しく爽やかな香りがお好きなようです。(日本人は特に。欧米人は主張の強い香りが好きそう)
香りを一通り、嗅いでいただいた後は、今回のテーマの!
視覚や聴覚などの他の感覚器はグルッと脳を一回りしてそれぞれの神経細胞に届くのに対して、嗅覚だけはダイレクトに視床下部や海馬に瞬時に届きます。
◉視床下部→免疫機能・内分泌・自律神経→体の機能の恒常性を保つ
◉海馬→記憶→認知機能の向上・維持
◉扁桃体→好き嫌いの感情→情緒の安定
まず海馬から萎縮していくアルツハイマー 型認知症。
様々な香り(人工的な香料は石油由来で健康に良くないですね)を普段から嗅いで嗅神経を鍛えると、海馬の周辺の神経細胞が刺激を受け認知機能の向上、維持がみられるようです。
では実際に、普段アロマをどうやって使うのか?
案外、皆さん、ご存知ないんです。アロマのお店でエッセンシャルオイルを売っていても、直接皮膚に塗布してはいけないもの。
ではどうやって!?
1、ディフューザーで焚いて部屋に広げる
2、エタノールや水で希釈してスプレーを作る
3、お塩や重曹に混ぜてお風呂に入れる などなど
生活に取り入れやすい方法をいくつかご紹介しました。
そして最後には、
世の中には本物のエッセンシャルオイル=精油ではないニセモノが安い値段でたくさん売られている事実をお伝えします。
それは香りだけ似せて石油から作った合成香料だったり薄められたり。
日本では精油はまだまだ「雑貨」扱いだから厳しい基準が設けられてないんですね。
天然の植物から丁寧に抽出された本物のエッセンシャルオイルでないと植物の持つ薬理効果はなく、アロマセラピー(芳香療法)にはならないんです。
呼吸器や肌を通して心と体に染み込むものなので、インテリアショップなどで安く売られているものではなく、アロマの専門のブランドのお店で購入することをお勧めします。
💡まとめ💡
認知症を予防する試みとしては、食事、運動など様々なものがあると思う。その中の一つとして、植物が出す生命線!であるエッセンシャルオイルを使うアロマセラピーを日々の生活に取り入れると良いセルフケアになると信じています。
何より、心地いいなぁとかあ〜この香り好きだなぁて思う自分にとっての良い香りを嗅ぐことはとっても気持ちの良いこと!
人によってそれは薔薇だったりラベンダーだったり、オレンジやレモンだったり、樹木の森の香りだったり様々だと思います。
是非、この香りを嗅ぐと元気になれる!安心する!などの「私の香りはコレ!」を一本見つけてくださいね!!
🌲グリーンセラピーでは植物から抽出したエッセンシャルオイルをご要望に応じてオリジナルの香りブレンドを作っています。
そしてテーマに合わせたアロマセラピー講座を開催し、基本の説明、日々の取り入れ方などをご紹介しています。
今回は「認知症予防」でしたが「ストレスケア」や「お母さんのお子さんのための」「寒い季節に元気で過ごすために」などなど。
お気軽にお問い合わせください。
グリーンセラピーのホームページも是非ご覧くださいね🌲
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