今回は意外な食材かも!春を味わう3月の旬なお買物リスト
そのときどきのおいしい野菜やフルーツで栄養を摂ること。
GREEN SPOONは、それが遊びゴコロ豊かに健康な食生活を送るひとつの方法だと考えています。
そこで、気負わずに日常で旬をとりいれられる野菜&フルーツの「お買物リスト」を今日はご紹介。
普段づかいできる定番の野菜やフルーツの旬を知ることで、いつも食べている食材が、もっとおいしく感じられるかも。
あしたば
あしたばは、漢字であらわすと「明日葉」。
生命力が強い植物で、葉を摘んでも翌日には芽が出ることから命名されたといいます。
比較的幅広い時期に収穫できますが、やわらかで苦味が少ない新芽が出まわるのは3~5月ごろです。
その昔は「不老長寿の薬草」とされていたという伝説もあるほど、昔から栄養豊富な植物として親しまれていました。
実際に栄養価も高く、特に抗酸化作用のあるβ-カロテンを豊富に含み、体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の強化、目の健康維持に効果が期待できます。
そんなあしたば、どちらかというと、サプリや青汁に使われているイメージがあるかもしれませんが、あしたばの産地である八丈島では親しみ深い食材です。
そのまま天ぷらにしたり、麺にねりこんだ「あしたばうどん・そば」や「あしたばとくさやのマヨネーズ和え」など日常的なレシピとして親しまれています。
お近くのスーパーで手に入るか不安、という方は方は「ポケットマルシェ」や「食べチョク」などで農家さんから購入してみてはいかがですか?
春ウド
春といえば山菜!
なかでもシャキッとした食感と独特の香りがたまらない「春うど」は3月~5月が旬の時期です。
役に立たない人を指す「うどの大木」なんて言葉があるように、実はうどはとても大きくなる植物。
食用されているのは若い茎や芽ですが、成長すると2メートル近く伸び、食べることもできなくなります。
アクが強いため、調理前には下処理をしたほうが食べやすいです。
1.表面の毛を包丁の背でこそげおとす
2.皮を厚めに剥く
3.酢水にさらす(あまり長時間さらさないように)
酢味噌和えや天ぷらはもちろん、剥いた皮を使ったきんぴらもおいしいですよ!
そんな山の恵みを堪能できる春ウドは、カリウムが豊富な野菜。
カリウムは体内の浸透圧バランスを調節し、筋肉の収縮・弛緩の働きを正常に保つのに作用します。ナトリウムを体外に排出する作用があり、塩分の摂りすぎを調整するのに役立つことから、むくみや高血圧の予防に効果が期待できる栄養素です。
フィリピンマンゴー
3月~5月が旬のフィリピンマンゴーは、この時期は特に甘味が強く、風味も豊か。
アーウィン種など赤い皮のアップルマンゴーに対して、黄色い皮を持つフィリピンマンゴーは、カラバオ種がメイン。
その形がペリカンのくちばしに似ていることから「ペリカンマンゴー」と呼ばれることもあります。酸味と甘みのバランスが良い味わいが特徴です。
抗酸化作用をもち、体内でビタミンAに変換されるβカロテンが豊富なほか、葉酸が豊富なフルーツです。
葉酸はビタミンB12と共に赤血球の合成に関与し貧血対策に役立ち、DNAなどの核酸やたんぱく質を合成し、細胞の生産や再生を助けることから、妊娠期における胎児の正常な発育にも必須な栄養素です。
アップルマンゴーのほうが日本では、一般的な印象ですが、実はファミリーレストランのデニーズさんは「日本国内で最もフィリピンマンゴーを使用するレストラン」としてフィリピン政府にも公認されているのだとか!
季節限定でマンゴーフェアを開催したりやフィリピンマンゴーを使用したメニューを取り入れたりしているようです。
(もちろんデニーズさんの宣伝ではなく、この記事を書いている途中に発見した情報としてシェアさせていただきました)
そんなフィリピンマンゴーはウルシ科の果物なので、人によっては果汁に触れるとかぶれてしまうことも。アレルギーのある人はご注意ください。
旬の食材でココロも満たして
出回る量が増えてお手頃価格になるだけではなく、おいしく栄養価も高い旬の食材。ただ野菜やフルーツを摂るだけでなく、「この季節のいちばんおいしいもの食べている」という実感はきっと、あなたのココロも満たしてくれると思います。
GREEN SPOONとは?
GREEN SPOONは日々のカラダや生活に合わせて あなたに必要な野菜がカップに詰まって毎月自宅に届くパーソナルフードです。
こちらの自己紹介でGREEN SPOONが生まれるきっかけや、「なんで材料の状態で届けるの?」といった理由についても書いてます!
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