痛みが気づきを与えてくれる|アシュタンガヨガ練習日記(11)
今週もケンハラクマ先生のもと、アシュタンガヨガのマイソールクラスでいつもの練習に励んだ。励んだというほど、気力を奮い立たせているわけではないけれど、一歩ずつ歩いている感覚はある。そういうのって、けっこう心地いいです。
さて、今回もヨガを通じた変化や気づきを綴っていきます。
セラピューティックな時間
2024年11月18日 5:30〜6:45|57回目のマイソール
いつもより早めのスタート。日が明ける前で、窓の外はうっすら暗い。街も静かで、集中しやすい時間帯だ。
休み明けの練習は気持ちいい。週末の疲れがリセットできる。プライマリーシリーズのセラピューティックな効果を実感できた朝だっだ。
セラピューティック。なんとなく使ってるけど、念のため確認しておこう。
日本語にすると、「癒やす力のある」、「健康回復に効果的な」と言い換えられ、「心を癒やす」という意味と、精神医学的な「セラピー治療の」という意味の両方があるらしい。(英辞郎on the WEB)
リノ・ミエール著「アシュタンガヨガ〜初級・中級・上級(A&B)〜」によると、プライマリーシリーズは、身体の解毒や調整をしていくものということ。今回はまさに健康回復に効果的な時間となった。プライマリーシリーズ、大満喫。
痛みが気づきを与えてくれる
2024年11月19日 6:20〜7:40|58回目のマイソール
腰が痛い。仕事とジムで傷めたが、動くことはできる。マリチアサナCとDでは、腰が引っ張られてなかなか手が届かなかった。「このポーズ、こんなに腰が伸びていたのか」と実感する。
これ以上腰を傷めることのないように、いつも以上に腹や背骨を意識していると、普段より楽にできたアサナもあった。まだまだ意識する余地がたくさんある。腰の痛みが、そんな気づきを与えてくれた。
練習は最後までやること
2024年11月23日 6:05〜6:50|59回目のマイソール
時間不足で短縮練習。といっても、短縮版の内容は知らないから、ブチっと途中で終了した。強制終了のせいか、即仕事に取りかかったせいか、いつものような終わったあとの回復感はなかった。むしろ「ちょっと休みたいな」という気持ちになった。そもそも睡眠時間が足りなかったせいかもしれない。
何にしても、やっぱり練習は最後までやった方がいい。3日間の休みの後ということもあってか、なおさら練習欲が高まった。
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日々の生活で、多少のこわばりや痛みを感じても大丈夫。痛みは気づきを与えてくれるし、ヨガに身を委ねれば回復できる。ただしそのためには、練習は最後まで行なった方がいい。
アシュタンガヨガの行程の意味を実感できた週でした。