習慣を根付かせる・止める

昨年の後半は障害からくる背中の痛みで、毎日ヒーヒー言いながら過ごしていた。できる範囲で姿勢を直したり、体幹を伸ばしたりすることで、その痛みからはたいぶ解放されている。またあの痛みがぶり返すことが恐ろしいので、それ以来姿勢には結構気を使っている。ただでさえ姿勢保持が難しい私にとっては、腰を起こして背中を丸めないように座っていることが結構難しいが、これを機会にこの姿勢を習慣づけようと思っている。

ひとつのこと習慣付けるのはとても難しい。毎日フランス語の音読をしているが、習慣になる前は「今日はサボって明日やれば良いんじゃない？」と囁く誰かがいたが、それを上回るモチベーションによって見事に習慣づいている。このnoteの毎日の投稿も、習慣と意地によって成り立っている。
しかし、姿勢のように長年の悪習を変えるのはかなり大変だ。気づけば元のように背中を丸めてしまっている。


お世話になっているヘルパーさんの中に喫煙される方がいる。聞けば、今タバコは600円近くになっており、１日１箱と考えれば１週間で約4,000円の出費だ。１ヵ月にしたら16,000円、もしかするともう少しかかっているかもしれない。非喫煙者の私からするともったいないし、害あって一理なしの悪習慣は止めればいいのにと思う。本人もそれはわかってはいても、やはり習慣になっていることを止めるのは難しいそうだ。


タバコやダイエットのように、個人の努力に紐付いているものは個人の努力次第だが、地方独自の習慣や文化的な習慣はなおいっそう変えることが難しいだろう。新しい価値観が生まれたり習慣を変えようとするときに、必ず拒否反応起こす人々がいるのもわかるような気がする。ましてやそれが考え方や思想に基づいているものであれば、たとえそれが時代にそぐわなかったり、必ずしも良いとは言えない習慣であっても変えていくことは簡単ではない。

１月に入り、早速目標を実行している方々はまさに今新しい習慣を根付かせる時期の真っ最中であろう。しばらく辛抱すれば必ず習慣になるから頑張ってください。
という私は、土曜日にやると決めたフランス語ディクテーションが習慣づかず、タスク管理から外してしまった。
習慣の根付かせるのも止めるのもなかなか難しいものだ。

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