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子供のために救急車を呼ぶとどうなるか、流れと振り返り

以前、救急車を呼んだことがある。
その時の救急受け入れ側は、とてもスムースで感動したので、まとめておく。
また、やっておくと良いなと感じたことの振り返りも少し記載する。

状況:
夜中、1歳児がいたい〜と言ってお腹を指差し、起きては寝てが何回かあった。
朝6時10分、寝起きで排便。オムツを変えようとしていると、血便っぽいものが少し混じっていることを発見。
自治体から配布された、子供救急疾患一覧に載っていた腸重積が頭をよぎる。

①日中、病院に連れて行くのか、今、救急車を呼ぶべきなのかの判断
こども医療でんわ相談ダイアル #8000 を朝6時20分頃に掛けた。
状況を伝えると、救急車を呼んでくれとのことだった。
その場ですぐ返答をもらえた。通話時間は5分もなかった。

②119に電話
電話をすると、
・火事か、救急か
・場所
・年齢、誰がどのようにどうなったか
・通報者の名前と連絡先
を簡潔に聞かれる。これも通話時間は5分もなかった。

電話を切ってからの間、やったこととしては、
・全員寝巻きだったので、子供以外は服を着た。
・使用済みのオムツも病院で見てもらうために袋に入れた。
・もしや付き添い入院か?と思ったので、何を持って行くべきなのか、考え始める。着替えになりそうなものを45Lゴミ袋に片っ端から2−3日分突っ込む。

③救急車到着
5~10分くらいで到着した。その前に救急隊から、もう着くよと電話がきた。
服を着ている間に着いた、準備の時間などなかった。
6時35~40分くらいだったと思う。
子供は、お腹の痛みが治まったのかケロッとしていたので、救急車の音を察知して、ちゅーちゅーしゃ!ちゅーちゅーしゃ!と反応していた。
あんたのために呼んだのだよ、と宥める。

救急隊より、
輪番制であり、この日は、大体はここに搬送するというのが決まっている。今日は、〇〇病院に行く可能性が高い。搬送後、帰宅の場合は、足がないので、夫婦なら片方は車でついてきた方が良い、とアドバイスを受ける。
こういった、その後のことを教えてくれるのは、とても親切だと感じる。
妻が子の付き添いで救急車へ、私は車で追っかけをした。
(実際は救急隊が、救急受け入れ先の打診をしている間に車を走らせたので、先に出発することになった)

救急車は追いかけてこないので、その間に、コンビニに寄った。
妻に、受け入れ先病院が変わっていないか連絡して、確認。
(その際に、ちゅーちゅーしゃ!と言っている子供の声が聞こえる)
朝ごはんとして、もしくはその後、付き添い入院で食べることになるかもと思い、少し多めに、賞味期限が2日はあるパンを5-6個と、1L×2本麦茶を買う。
レジで決済中、救急車が通過。(6時55分)

④7時05分 病院到着
信号でかなり引っかかったのもあったのか、救急車はもう居なくなっていた。
妻と合流しようと思い、受付に声かけをするが、合流しないで欲しい旨を促される。電話番号を聞かれ、何かあれば、こちらから連絡するので車で待機してと伝えられた。
Covid-19の抗原検査をしているため、接触者は減らしたいとのことだったが、病院としては身元不明人だから、案内されなかったのかもしれない。
車に戻り、妻に連絡。

⑤7時25分 診察終了
妻から連絡を受ける。
エコーで確認されて、入院せず、ひとまずは様子見で良いと言われたそう。
血便っぽいのは謎らしく、にんじんやトマトを食べたか聞かれたが、便は明らかに鮮血っぽい感じの色で、直近で食べた、にんじんの色とは乖離していた。
その後、抗原検査の陰性が出たのは、7時40~50分くらい。

8時10分過ぎ、救急口から傘を持った看護師と、妻と、パンイチ(オムツイチ?)の子が出てくる。
雨が降っていたが、こういった、外まで付き添ってくれる看護師はなかなか居ないと思う。感謝。

⑥帰宅
帰りの車の中、特に痛いと訴えもなく、子供はパンを食べ始める。
妻を職場に送り届け、子供と帰宅。
様子見のため、登園はしないこととした。
お昼に便が出たが、血便っぽくはなかったので、これにて安心する。

後で調べて知ったこと
・大人の場合の救急電話相談は、#7119

やっておけばよかったこと
・便の写真と動画を撮っておくべきだった
これは、便がオムツに水分を持っていかれ、病院で見せた時には、カラカラで性状が変わっていたため。

・入院となるかもしれない時に荷物を素早く集める訓練
後から考えると、まるで小旅行に行く時と同じ装備が必要になる。
付き添い入院の場合、着替えだけ持っていっても足りない。
携帯の充電器、ケーブル、歯ブラシ、歯磨き粉、ドライシャンプー、タオル、顔など拭ける整容関連グッズは必須。
オムツ、おしり拭き、もしかするとおもちゃなども。
着替え以外を車に入れておくことにした。

・食物繊維の量を意識した食事
子供が、納豆と味噌汁以外だと、米、パン、麺しか食べない偏食であるので、食物繊維の量が不足して便秘気味になっていたのかと後から考えた。
便秘に関して調べると、これが参考になった。

https://www.jspghan.org/constipation/files/pamphlet.pdf

「こどもの便秘 ―正しい知識で正しい治療を―」
小児慢性機能性便秘診療ガイドライン作成委員会

その日、食物繊維の多いものを食べてもらおうと、そば、とろろ、納豆、めかぶ、オクラ、豆腐の混ぜそばをお昼に食べてもらった。
以降、おやつで出せるよう、ふかし芋も冷蔵庫に準備。


もうね、救急車も病院も様様でした。
夜勤終わり前の救急隊と病院関係者の方々に感謝。
こういうことがあると、改めて、全額ふるさと納税ではなく、自分の住んでいる自治体への住民税の支払いをすることも大切だと感じる一件だった。

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