根拠のない自信こそ最強のツールかもしれない
こんにちは。
埼玉県の高齢者デイサービスの運営をしている後藤です。
2人の育児をしたり、デイサービス運営をしたり、同業者のコミュニティの運営をしたり、介護家族のコミュニティの運営をしたりしています。
家庭や仕事以外に居場所(サードプレイス)があると、自己肯定感が高まります。
日々の、運営で感じた気づきを記しています。
今日のテーマが、
根拠のない自信こそ最強のツールかもしれない
についてです。
1.根拠のない自信
先日、うちのデイサービスを利用している方がこんなことを言っていました。
👨「昨日、泌尿器科に行ってきたら、先生に尿がきれいになったね。と言われたんですよ。これもこんぱす効果ですね!」
ということでした。
うちのデイサービスに来ることで、泌尿器症状が改善するという科学的根拠はおそらくありません。
けど、この方信じ切っています。
ちなみにうちのデイサービスは宗教的な布教をやっているわけでもありません。笑
何にしろ、それでこの方の健康が保たれるならいいことなのですが。
この「根拠のない自信」ってとても大事だなと思うんです。
アメリカの有名な哲学者である、エマソンも
「根拠のない自信が絶対的な自信である」
という言葉を残しています。
エマソンは、「成功哲学の祖」とも言われ、トランプ大統領やニーチェ、福沢諭吉にも影響を与えたといいます。
この「根拠のない自信」は、自己肯定感を高めるのにも重要になってきます。
2.根拠のある自信はもろい?
逆に、「根拠のある自信」っていうのは、
・役職が上
・テストの点数が高い
・彼女がかわいい
・年収が高い
・営業成績が高い
・高級車を乗っている
・高度な専門技術をもっている
・有名な大学卒
などがある場合に高まります。
一般的な、自信はこのタイプだと思います。ストック型の自信とでもいうんでしょうか。
昔からの日本人は、このタイプですよね。
いい大学に入って、
いい会社に入って、
奥さんをもらって、マイホームをもつ
という、日本人の遺伝子に組み込まれている思想ですよね。
でも、この激動の時代では、価値観も求められていることも変わっており、根拠のある自信が揺らいでしまうことが増えています。
根拠のある自信は、自分以上のストックを持っている人に出会うと薄れてしまい、自信がなくなってしまいます。
一方で、「根拠のない自信」は人と比較できるものでなく、検証も出来ないため、自信が失われることがありません。
今の時代には、この根拠のない自信が重要になってくると私は思います。
もちろん、「根拠のある自信」も重要です。根拠のない自信ばかりでは、周りからの信頼は上がりません。
なので、根拠のない自信を原動力(土台)に、根拠のある自信(スキル)を高めていければいいのではないかと思います。
自分の部署のメンバーや、配偶者、子供に関わるときも、この土台を固めて上げられるように関わっていけるといいのかなと思います。
3.まとめ
今日の結論は、「根拠のない自信こそが最強のツールである」
ということでした。
まとめると
✅ 自信には、根拠のあるものと根拠のないものがある
✅ 根拠のある自信は、周りの環境に影響を受け変動する
✅ 根拠のない自信を土台に、スキル(根拠のある自信)を高めていければ
ということでした。
人は、いつのまにか、人を見る時に根拠のある部分(能力)を見がちです。
生まれたばかりのわが子は、存在してくれるだけで幸せだったのに、大きくなるにつれ、勉強ができること、運動ができること、いい学校に入ることを求めがちになります。
根拠のない自信を高めるためには、その人自身を認めていく努力も必要になってきます。
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