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疲労回復(疲労回復法)とは何か?

疲労回復(疲労回復法)について

疲労回復とは、疲労状態から健康状態へと身体(心身)の状態を様々な働きかけで変えていくことと考えてください

疲労とは何かを詳しく 説明するのはとても面倒くさいことなのでここでは、 疲労状態とは何か? これをまず解説します

1疲労状態とは何か

1―1身体に疲労物質と二酸化炭素が たまり 酸素と栄養素が行き届かずに不足している状態



簡単に言うと 代謝が 低下 停滞している状態と言えます
ダメージを受けている部分に回復材料がとどかなかったり、スムーズに身体の内側のエネルギーが循環していないため、体がだるく重たい そのような 状態です

まさにぐったりしている状態そのものです

1-2身体が固まっている



また筋肉をはじめとして 身体組織の 硬縮や 硬結が あります
これは分かりやすく言うと 全身 または一部の筋肉が硬くなったり、 また 硬くなったせいで 関節の動きが 悪くなっている状態です
さらに 詳しく言いますと 内臓や神経や 骨も疲労により 硬く ちぢんだり して働きが悪くなります

その結果として固まった筋肉が血流やリンパの流れを悪くします
身体の動きも小さくなりますので1-1で述べました代謝の停滞へとつながり、悪循環となります

1-3 組織の 活動が低下し 熱を失い冷えている状態



これは精神的エネルギー 身体的エネルギー供に供給が追い付かずに 下がっている 状態と言えます
全体的にそうであったり、一部がそうであったりする場合があります

このまま放置して行くと 故障や病気の原因となりかねません

2 回復する方法


では、疲労状態から健康な状態へ回復する方法を考えてみましょう
単純に 考えますと 疲労状態は
「睡眠」
「休む」
「疲労の原因となったものとは別の事柄を行う
(走って疲れているなら、違う趣味をしてみる)」
「笑う、楽しむ」
「疲労していることを忘れる」
こういったことで健康状態へと回復してきます

さらに先ほどあげました1-1~3に 対して積極的に対策行動を取っていくことが より速く疲労回復する方法 になります
さらにこの対策の取り方には
・ 誰かに任せる/何かに任せる
・ 自分で働きかけて 行動 してゆく

このふたつの 方向があります

2-1 疲労回復を誰かに任せる/何かに任せる


この代表例は マッサージをしてもらうことと入浴(温泉) になると思います
筋肉を 始めとした身体組織がほぐれ、 熱を回復することで 結果的に 代謝も 良くなって きます

経済的な支出が必要ですが 回復作業を全て人に 任せることで 身体は回復に全力を 注ぐことができます
これは面倒くさがらずに 身体に対する投資と考えて 可能な限り 常識の範囲内で 実施してほしいなと思います

この方法の問題点は 金銭的な 支出があるという点
そして 上達するのがすごく難しいということです

マッサージを受けることに ついてですが、これは 人によって明らかに マッサージの受け方が上手い人と下手な人がいます
入浴の仕方も同じであり 上手い人と下手な人がいます

ただイチイチそれらを 真面目に考えて マッサージの受け方や入浴の仕方を うまくなろうと努力するのは 努力の方向性としては正しいんでしょうけれども 、なんだか微妙な感じがします

あと、何かに任せるとして栄養補助食品(サプリやアミノ酸)をとるなどの行為もあります
こちらも常識の範囲内であれば活用しても問題ないでしょう
(ちなみに私は以前は使用しておりましたが、現在は使用しておりません)

2-2  疲労回復を自分の 能動的な行動(身体への働きかけ)でおこなう

これは自分の力で さまざまな身体への働きかけをすることで 疲労を回復して行く事なんですけれども
どういったアプローチで先ほどあげた疲労状態を 解消して行くか? これが大事になってきます

そのための考え方としては 「代謝を良くし 身体内部の循環を良くして熱を取り戻すために、 凝り固まった部分を解きほぐして行く」 こういったことを押さえたうえでの働きかけが大事になります

ランナーの方ですと「ほぐしジョグ」や 「セルフマッサージ」や「ストレッチ」 が有効だと一般的には言われています
私的にはさらに 自分の体重を利用した自重マッサージや呼吸法や自律神経回復法 などを指導した選手に勧めています

ただ問題点として、これらの方法は マッサージ・入浴と 同じく人によって 上手下手の差が大きいです

上手下手の差が大きいんですけれども ポイントを理解して 取り組んでいくと時間はすこしかかりますけれど
はっきりと 上達/レベルアップしていけるものです

自分で行う疲労回復法が上達していくと 短い時間と 少ない労力で 健康な状態に戻れるようになってきます
「短い時間」「少ない労力」で「健康な状態に戻れる」
これはより良い練習を行い結果を出したい競技者にとって大きな武器になることは説明するまでもないでしょう

自分で疲労を回復して行くための コツを 何点か紹介しておきますと

・より気持ちよさを感じるようにほぐしたり伸ばしたりする
・より力まずに心身がリラックスして行く方向性で動く
・ 筋肉が柔らかくときほぐれていくようにする
・これから動くぞ!みたいなウォーミングアップ的なほぐし方ではなく、そのあとすぐに熟睡してしまうようなほぐし方をする

このような感じになります
りきんではいけません

セルフマッサージやストレッチが上手い人は力を抜くのが上手です

3まとめ


いかがでしょうか?
疲労状態とは何か? これをはっきり押さえておくことで どのような対処法を とればよいのか が見えてくると思います

そして疲労回復 能力というのは 人によって差があるのですが、 意識的に努力して取り組むことで 変わってくるのがわかると思います

今回は詳しくはふれませんでしたが 今後 それぞれの項目を深く取り上げていけたらと思いますし
私が開発した様々な疲労回復法を紹介していきたいと思います

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