ゴロツキ Ep.8 「蕎麦湯と命」 2021.06.06 徳島県・黒沢湿原【後編】
深い緑の中に迷い込んでいると、デトックス効果みたいなものがはたらき、不純物が体外へと放出されてきれいになる。つまり森林浴とはイメチェンであり、ぼくたちはちょっと艶が出ているのではないか、との気づきを得たところで…
緑の世界はまだまだ道はつづく。
メディテーションではある。
レジャーシートを広げたくなる。
緑色の紙なり画像なりを見つめていれば同じ効果があると思われる。
丸太おじさんへのいざない。
見上げても緑1。
近寄っても緑。
小屋を発見。
小屋（厠）へ近づく散歩猿D。
見上げても緑2。
せせらぎに癒やされるの図。
「たびの尻滝」を目指すことに。
心休まる道を進む。
心休まるせせらぎ。
喜びに満ちた光を浴びる。
どんな不安もこの場所ではその形をなくしてしまう。
などと言っているあいだに滝へ到着し、スタンディング瞑想する散歩猿D。
大量の水が落ちてゆくさまをじっと眺める。
じっと眺める。
そう、じっと眺めていられる不思議。
山に感謝する日。
帰路につく丸太おじさん。
暑さを表現する丸太おじさん。
湿原の最後を締めるのもやはり大いなる緑。
大いなる緑の湿原。
湿原ということは、つまりは沼地。
つまり「鎮守の沼にも蛇は棲む」なのかもしれません。
祖谷そば もみじ亭
祖谷そば・もみじ亭にて遅い昼食。
舌鼓フィニッシュ。
黒沢湿原への道中はなかなかに厳しく、県道140号大利辻線経由で臨んだわれわれに立ちはだかったのは、徳島の山あるあるといっても差し支えないであろう細く急カーブのつづく一車線上等のワインディングであります。お越しの際はくれぐれもご安全に。
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