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ゴロクエ Ep.3 「風車と永遠」 2020.02.13 愛媛県・佐田岬編【後編】
佐田岬まで1.8km。そして灯台まで250m。
長い道のりもついに大詰め。「四国最西端へたどり着きたい」という、もはやルサンチマン的マインドだけで前進していながら、その寸前で引き返すなんて野暮なこと。来た道を逆戻りするなんて面倒をするくらいならば進んでしまえ、とばかりに見上げた先には……
佐田岬灯台
ついに姿をあらわした佐田岬灯台。
ヘビーな階段を登る。
ついに到着。
大いなる達成感とともに、大量の潮水を眺める散歩猿Aと散歩猿D。
大量の潮水と黄昏時。時刻はちょうど16時30分。
あおりアングル。
現在地を確認。
エビの足とその爪のようなワインディングロードの先にある、その名もずばり「佐田岬灯台」の下に、散歩猿一行は確かに立っている。
そして、それが今回の旅の目的でもある「四国最西端」にあることを、しかと見届ける。
だがしかし、灯台からふと目をやると、まだ先がある。
冒険はつづく。
登りきったかと思えば、次はくだるのだと迫られる。
振り返ると「おきばりやす」的なスタンスで見送られる。
どうやらこの先には「御籠島展望所」なるものがあるようだ。
生け簀のような囲いがある。
※蓄養池跡でした。
クエスト感満載。
灯台が心配そうにこっちを見ている。
すると謎の洞窟に吸い込まれる散歩猿A。
ここで、またしてもターニングポイントが出現。
謎の穴は「洞窟式砲台跡」と記されている。
階段ふたたび。
いつどこの時点で手に入れたのか不明ながら、魔法の杖を装備している散歩猿Dと、唇を噛みしめる散歩猿A。
アーチ状のトンネルを進む。
その先は、お約束のターニングポイント。
どこで杖を手に入れたのか問い詰める散歩猿Aと、はぐらかす散歩猿D。
三八式十二糎榴弾砲(レプリカ)
くり抜かれた壕。
トンネル内二股のもう一方である「展望所」からの眺め。
魔法の杖の力を見せろと迫る散歩猿Aと、応えようとする散歩猿D。
しかし、空腹では力が出ない、と展望所をあとにする散歩猿D。
ターニングポイントまで戻り「御籠島展望所」を目指す。
次の相手はスロープ。
岩と潮水とを尻目に。
モニュメント「永遠の灯」
カップル専用フォトスポット。
九州方面を指し示す散歩猿A。
ねぎらいのアイコンタクト。
とにもかくにも、四国最西端というミッションは果たされた。
亡くなった兵士を供養した地蔵。
ここが戦争遺跡であることを思い知らされる。
グランド・フィナーレ。
別れを惜しむ……
かに思われたが、限界の向こう側へと果敢にチャレンジする散歩猿D。
みたび大量の潮水と潮風を浴びる。
旅の終わりには、もはや言葉は無意味だと口をつぐむ散歩猿Dと、言葉を失う散歩猿A。
また見つかった、と言わんばかりの散歩猿D。
ほら、と永遠を指し示す。海と溶け合う太陽を見つけた散歩猿D。
戻ってくると、今度は「おつかれさん」的なスタンスの佐田岬灯台。
次回
ついに四国最西端制覇を達成した散歩猿一行。しかし、いかなる山であろうと、登頂を成し遂げたあとには、かならず下山が待っているもの。その道のりが険しければ険しいほど、行きと帰りの行程は表裏一体。というわけで、クエスト最大の難所って帰路なのでは。「完結編」へとつづきます。
ゴロクエ Ep.3 「風車と永遠」愛媛県・佐田岬編【前編】
ゴロクエ Ep.3 「風車と永遠」愛媛県・佐田岬編【中編】
ゴロクエ Ep.3 「風車と永遠」愛媛県・佐田岬編【後編】
ゴロクエ Ep.3 「風車と永遠」愛媛県・佐田岬編【完結編】
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