劇場版 きのう何食べた? キャラメルりんごのトーストイヤリング
2021年11月3日公開の劇場版「きのう何食べた?」を、ついにDVDで視聴しました。コミック版は全巻読んでいるものの、劇場版ならではの魅力満載で、1週間で3回観ました。今後もしばらく、リピートしそうな予感です。
映画の前半で登場する料理の一つが、キャラメルりんごのトーストです。
●サムネイル画像の左側:ケンジ考案のハーゲンダッツバニラ&シナモン載せバージョンと、カフェオレをイメージしたUVレジンパーツ
●右側:シンプルなキャラメルりんごトースト・一口かじったバージョンと、丸ごとりんご&半割りんご
【キャラメルりんごのトーストイヤリング制作工程】
【劇場版「きのう何食べた?」で、心に残ったポイント3点】
①シロさんの両親が「今度のお正月はケンジを連れてこないでほしい」と言った件が、映画全体を通して何度も浮上します。ケンジはそれに対して全く怒ったりせず対応するものの、やはり本当は傷ついていることを、シロさんが察します。ちょっとした違和感を有耶無耶にせず、また感情的になったりもせず、丁寧に相手と話をしようとする2人の姿が印象的でした。
②上記の件を受け、お正月にシロさんも実家に帰らないと決めたことをケンジに告げた際の言葉。
それに対し、映画の終盤でケンジが言った言葉。
2人の世界は周囲から理解されないこともあるものの、だからといって外界を遮断することなく、バランスをとって生きていこうとする姿が心に残りました。
③シロさんと若先生が弁護を担当することになった、ホームレスのおじいさんの言葉。
フィールドが違うだけで、このホームレスのおじいさんとシロさんは、世間からの風当たりという点で似たような気持ちを抱いているのだと思いました。ただ、どの人だって時と場合によってはこのような立場になり得るのであって、そういう時に、世間とどう折り合いをつけていくかという態度が重要になってくるのだと思います。
劇場版をリピートしつつ、ドラマ版(シーズン1)、正月スペシャル2020、コミックも、順次振り返っています。この作品をみると、日々をもっと丁寧に過ごそうと思えてきます。