駅からさんぽ ~山陽電車 西新町駅編【後編】~
こんにちは。
ぐっでぃテレビのゆっちぃと申します。
前回に引き続き、山陽電車 西新町駅編の後編をお伝えします。前回は駅周辺と海側を散歩しました。久しぶりの西新町駅は綺麗に整備されていて住みよい街となっていました。
後編の今回は駅より南側を歩いてみました。初めて散策する街はとても楽しみです。
それでは行ってみましょう!
緩やかな坂を下ると、右手にグラウンドがありました。
サイクリングロードをそのまま進むと右手には松林が見えてきました。ここは望海浜公園です。
明石の海側にある公園といえば松林ですね。少し小高いところに休憩所があしました。行ってみます。
休憩できる椅子が13個あります。雨除け日よけの屋根があるのでお弁当を広げて食べるのもよさそうですね。サイクリングロードを走っている方を何人か見かけましたのでそんな方の少し休憩もよさそうです。
休憩所の西側隣には広場があります。かけっこしたり、バドミントンしたり、縄跳びしたりとなんでも使えそうです。
さらにその隣には遊具がいくつか置いてあります。小さなお子さんも遊べそうですね。
さて、公園を抜けて住宅街へ入ります。こちらは北側です。さて進みましょう。
突き当り住宅街を右へ、東方面へ進んで行きます。この辺りも新しい住宅街と昔からある住宅街が混在している感じです。とても静かな住宅街です。
少し進むと、竹で出来た、よく京都などで見られる柵のようなものをされているお家を発見しました。
名前が分からなかったので事務所に戻ってから調べたのですが、犬矢来「いぬやらい」と言うそうで、犬走(いぬばしり)の部分に設けたので「犬矢来(いぬやらい)と呼ぶようです。壁や塀またはの木などを守ったり、よじ登りにくくすることで泥棒よけにもなったりするそうです。見た目にも風情があって、でも実用的な使われ方をしていてと日本人の知恵というのはすごいなぁと感心しました。
さらに東へ進んで行くと、大きなお地蔵様を見かけました。あまりの大きさに早速お邪魔させていただくことにしました。
ここは密蔵院です。調べてみると、「江戸時代には明石藩主の保護を受け、播磨でも有数の大寺院であったと伝わる寺院。現在の本堂は、昭和20(1945)年に大空襲により焼失したのち再建されたもの」とのことです。
門をくぐると、「報徳大地蔵尊」と呼ばれる座像と寺院があります。近くで撮らせていただきました。とても大きくて、そしてお顔が慈悲深いですね。
門をくぐった右手には「油掛地蔵尊」がありました。近くにはサラダ油がたくさん置いてありました。
お寺を後にして、西隣にも神社がありましたので行ってみました。御﨑神社です。鳥居がグレーとブラックという色が気になります。どうしてなんだろ。御﨑神社のことを調べてみましたが、あまりよくわかりませんでした。
神社もあとにしてまた西側へ進みました。そろそろお土産をどうしようかなと考えていましたら、近くに公園がありました。船上東公園です。
広いグラウンドと遊具がたくさんあって小さな子どもさんたちがお母さんと一緒に遊んでいました。
公園を右手に北側へ向かっていると、「宝蔵寺」というお寺の案内板があったので行ってみることにしました。船上浄化東公園より西側になるのでこの近くにある明石警察署を右手にして進みました。
この辺りを歩いていると「あぁーっ!」という声がどこからともなく聞こえてきてたのですが、通りすがりの方々は別に気にすることもなく、何だろうと思いましたら、警察署内の道場で剣道を練習をされている方の声でした。この辺りではそんな風景も当たり前なんでしょうね。
「宝蔵寺」に到着です。明石警察署からここまで少し長めの距離を歩きました。
このお寺は調べたところ、「応永3(1396)年、鹿ノ瀬の海中からから引き揚げた木造の毘沙門天を本尊としており、また、この寺にはマリア観音の十字架が伝わっており、高山右近が船下城主であった時代に布教したキリスト教の教徒が、キリシタン禁教令後も拝礼のため壁に埋め込んだものと伝わっていいる。」とのことでした。この辺りはキリシタン大名として有名な「高山右近」という方が治めていたというのも調べている際に分かりましたので、またピンポイントで訪れてみようと思います。
お賽銭をしてから鳴らそうと上を見上げた際にふと気になったので撮影しました。神社ではカランカランと「鈴緒」と呼ばれるのでしょうか、を鳴らしていましたが、お寺は鐘のような「鰐口」と呼ばれるものなんでしょうか、何か神社とお寺では違いがあるのだろうなと、ふと感じたのです。
こちらは宝蔵寺の東隣にある、「若宮神社」です。こちらも密蔵院と同じように宝蔵寺のお隣にあります。お隣に建っているのは何か意味があってのことなんでしょうね。
若宮神社からふと南側を見てみると、道路がまっすぐひらけていました。参道のようですね。この道は海まで続いているようです。明石には参道が海まで続く神社がこのほかにも各地にあります。海の街ならではの街並みなのかもしれませんね。
若宮神社を後にして、駅まで戻る間に気になっていたお店に寄ってみました。カステーラとプリンのお店、「吟海堂」さんです。和風の佇まい何ですが、どことなく洋風な感じもして車でお店の前を通るたびに気になっていました。
2Fはカフェになっていてカステラとプリンが頂ける、「Cafe Orfe」さんです。
今回のお土産に選んだのはプレーンカステーラです。濃厚な卵の味がしますが、とてもすっきりとした食べ心地というのでしょうか。疲れた体を癒してくれました。美味しかったです!また食べたい!そんなカステーラでした。
大吟焼のカステーラ、と大吟焼とは別仕立てのプレーン・チョコレート・抹茶味のカステーラがありました。卵黄通常の2倍、ハチミツたっぷりの大吟焼をいつか食べてみたいです。皆さんもお近くにお越しの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
新年の駅からさんぽは西新町駅編とお伝えしました。前編でお伝えした駅周りはきれいに整備がされていて、ゆったりとした広さの駅前広場や、マンション、病院等、生活に便利な街づくりがとても印象に残りました。後編では、南側を散策しましたが、海にお寺に昔ながらの風景にと穏やかな時間をここでも感じることができました。色んな年代の歴史が詰まった街でとても興味深い探索時間でした。
駅からさんぽをお読みいただきありがとうございました。
次回の駅からさんぽでお会いしましょう・・