心も体も温めて、強さをもたらしてくれる香り
ものすごく暖かくなって、もう春が来た?!と思って油断していたら、今日みたいにものすごく寒い日がやってくる、三寒四温な2月後半~3月。
こういう季節は、自律神経も乱れやすくて、そのぶん、不安や抑うつ、緊張したりと、心も揺らいで乱れます。
自律神経を整える方法は、規則正しい生活や運動など、さまざまあると思いますが、アロマセラピーほど簡単&速効性があるものはないかもしれません。
鼻から吸い込まれた精油の芳香成分は、奥にある嗅上皮に付着し、嗅細胞から電気信号として大脳辺縁系へ伝達され、大脳辺縁系へ到達した電気信号は、自律神経を調整している視床下部へと伝わります。
ここまでにかかる時間は、たったの0.2秒とも言われています。そして、大脳から神経、ホルモン系、免疫系にまで伝わり…
さらに、精油は、呼吸や皮膚を通して体へ取り込まれ、血流に乗って全身へ素早く運ばれていきます。
と、こんな能書き?を知識として知っているわりには(アロマの資格を取ったために)、自分がうつになって限界を迎えるまでは、自分の心身のケアには、あまりアロマセラピーを活用できていませんでした。
医者の不養生、というやつですね。
でも、自分がうつになったり、パートナーからモラハラを受けたりして、心身ともに、もう限界ーーー!!!と参ってみてから初めて、私はセルフケアに、それまでにないほど、アロマセラピーを取り入れました。
色んな知識だけは頭に詰め込んできて、人に対しても色々なアドバイスをしてきたけれど、自分自身がクライアントとなって、自分のためだけにバスソルトを作って、お風呂に入れてみたり、
アロマをブレンドして脚やお腹をマッサージしてみたことで、アロマセラピーの効果を最大限に実感することができたかもしれません。
考えるより、感じることの大切さを身をもって知りました。
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前置きは長くなりましたが、そんな私が、この冬、お気に入りで使っているのが【ニールズヤード】の《マンダリン&クローブ》です。
前回の記事で、英国アロマセラピーカンパニーのことを推していたのに、ニールズヤード推しなのはどうなの?!って感じですが笑、私は、ニールズヤードも、大好きです。
マンダリンもクローブも、アロマに詳しくない方にとっては、あまり馴染みがない名前かもですが、マンダリンはオレンジと似たような柑橘系の香り、クローブはチャイに使われるスパイシーな香りです。
オレンジもクローブも、ヨーロッパではクリスマスを象徴する香り、オレンジポマンダーというものが魔除けやクリスマスオーナメントとして作られます。
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マンダリンとクローブの精油の効能は、以下の通りで、どちらも不安を感じたり、落ち込んだ心を、元気づけてくれます。
両方とも、温かみを感じる香りで、寒い日や、疲れたとき、落ち込んだときに嗅ぐと、心の奥から「ホッ」とできる感じです。
また、クローブは第1チャクラに、マンダリンは第2チャクラに対応する香りなので、
人や場所、ニュースなど外部の影響を受けやすく、気持ちが揺らぎやすいエンパスさん、HSPさん、繊細さんにとっては、自分軸を保つ、グラウンディングをサポートしてくれるアロマでもあるので、とてもオススメです。
ただし、クローブは単体だと刺激が強く、アロマセラピー初心者の方にとっては、ちょっと使いにくい精油かもしれません💦
日本でもだいぶ浸透してきたアロマセラピー、いまだに敷居が高いイメージがあると思いますが、
アロマオイルではなくても、ハーブとしてクローブを使ったお料理、それこそ、チャイを飲んで、その香りを楽しむだけでも、リラックス効果は得られます✨
(もちろん、精油のほうが成分が凝縮されているぶん、効果は高いのですが)
各精油には禁忌など、注意すべきこともあるのですが、あまり身構えずに、もっと気楽にアロマを楽しむ人が増えていくと良いな~と個人的に思っています🌿
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