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ウクライナ-ロシア情勢から学ぶ「思考をフラットに保つために必要なこと」

自分は物事をフラットに見ることができているだろうか?
こんな疑問が沸き起こることがある。

戦争が起きると一気に情報戦が強まるので、物事の事実と真実の乖離が起き始める。(まあ、情報源テレビ主体だと平時でも常に気をつけないとヤバいけど)

コテンラジオの「ウクライナとロシア編」を聴いた人は多いのではないだろうか。

(まだ聴いていない人はぜひ聴いてみてほしい)

ロシアによるウクライナ侵攻が起きる前から様々な情報が飛び交っているが、自分の思考をフラットに保って情報に触れていくということが、こういった有事の際にはことさら重要になると思う。

フラットに情報に触れたうえで、自分はどう感じて、何を想い、どんな行動をするのかを大切にしたい。

ついつい失いがちなフラットな思考について、コテンラジオを聴いて思ったことも含めて書いてみる。


ロシアのこと全然知らない俺

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今回のロシア-ウクライナの軍事的緊張が通常より高まってきたのが2021年末ぐらいだろうか。

その頃はあまり意識をしていなかったが、1月中旬を過ぎたぐらいから、かなりきな臭い雰囲気になっていた。2月に入るとこれは大変なことになるんじゃ、、、と思っていたら、2月24日に本当に侵攻を開始した。

これはまさか本当にやるとは、、、といった感じだったが、侵攻直前でも自分の周りの人に話しても、「えっ!?そんなことになってるんですか!?」といった感じだった。

かく言う私も「すぐ隣の国であり、北方領土で完全に肉弾戦の距離であるロシア」なのに、全然知らないよな~と強く感じていた。

これってかなり不思議だな~と思って、どうしてここまで知らないんだろうか?とも思ったし、ちゃんとロシアのことやウクライナのことを知ろうとお思った。


ニュースを見るより自分で学べ

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2004年のオレンジ革命。2014年のクリミア危機。ニュースは観ていたがよくわかっていなかった。
こういった戦争が起きるときって、ちゃんと文脈を理解しないと簡単にメディアに釣られてしまう(と思っている)。

過去にパレスチナ問題ってそもそもなんで起きているのか調べて学んだが、これはやってよかったと今でも強く感じる。
自分から学ぶという行為をするとマスメディアが流すニュースという偏った情報を俯瞰して見れるし、ファクトとされていることを半信半疑で見れる視点も育める。

西側メディアが流す情報は当たり前だけど、西側のバイアスがかかっている。
ロシアのニュースが必ずしも正しいわけではないが、西側やウクライナから発信される情報が必ずしも正しいわけではない。

まずは自分で調べて、学んで、戦争が起きた文脈を理解しないとフラットな思考を保ったままニュースを見れない。

(これ、新型コロナウイルスのニュースとかも全部同じです)

なので、今回もロシアが侵攻開始する前にロシアのことやウクライナのこと、両者の関係性について自分なりに調べて、学んでみた。

報道やSNS投稿が過熱する前に学べたので、飛び交う情報をフラットに消化していけたことは良かったと感じている。


子ども心に考える

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ニュースなどの情報に踊らされないためには、「子ども心」に情報に触れることができるかどうかが大事だ。

例えば漫画ワンピースのアラバスタ王国編。
アラバスタ王国と反乱軍が対立する陰には第三者であるバロックワークスがいた。これはいわゆる離間工作ってやつで、対立構造を生み出す常套手段なのだ。最小単位の個人同士の対立でも、大体この構造になっている。

反乱軍や王国軍にバロックワークスの人間が潜り込んで、内乱の火付け役として工作しているが、これもリアルである話だ。

ニュースでは「反乱軍が内乱を起こす!」とか「王国軍が武力行使」とか報道されるけど、実はどちらも真実ではない。

ただ、事実ではある。事実はより多くの人が信じた物事となってしまうので、真実とは異なることがあるからだ。

こういった時に子ども心に考えてみると、漫画や映画を観るように物事を見れる。メタ認知だとか、俯瞰してみるとか、鋭い視点とか、新しい切り口とか、実は子ども心に考えていた時はみんなできていたのかもしれない。


信者になる危険性

「ウクライナとロシア編」のラスト。

パーソナリティの1人、樋口さんが言ったコメントが激しく同意だったし、自分もすごい感じていたことだった。実は嫌悪感すら覚えたりもしていた。

それが深井さんのこのツイートに対しての反応だ。

このツイートに対して「待ってました!」とか「これで勉強します」みたいな反応が投稿されていた。

まぁ、いいんだけど。ただ、もし自分で調べたり、勉強したりせずにただただ本当に待っていたり、期待していた人がいるならマジでやべぇなと個人的には思う。

番外編かサポーター特典か忘れたけど、「コテンラジオを聴くってのは勉強・学びじゃないんよね。学びってハンティングだから。ラジオは垂れ流しているだけなので、ハンティングにはならん」みたいなことを言ってて、これも本当にその通りだなと。

他人が信者になることを止めたいとか信者になってる奴はダメだと言いたいわけではないんだけど、自分自身の個人的な意見としてはすべてにおいて信者になったら終わりだな~と思っている。

もうフラットに見れないもんね。子ども心に考えられんくなるんよね。盲目になりがちなんよね。

だから、フラットに自分を保つ。

自分で調べて学んで感じたことや想ったこと。コテンラジオを聴いたときに気づいたこと、知ったこと、感じたことや想ったこと。それぞれ違うし、違うからこそ良い。

色んな感じ方や考えに触れたり、体験するからこそフラットに保てる。メタ認知ができると思う。


プラス・マイナス・ニュートラル

自分が感じていること、思うこと、考えること、行動選択の基準にしているもの、その源泉となる情報をどうやって仕入れるか。

仕入れた情報はどんな色がついた情報なのかに気づけるチカラ。

出来る限りフラットに見れると、自分が感じること、思うこと、考えること、そして行動がまた違ってくると思う。

フラットを知るためにはプラスもマイナスも知っておかなければいけない。

そうやって情報に触れていきたいし、自分から主体的に能動的に学んでいこうと思う。


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