発達障害者の兄。弟の発達障害に起因するカサンドラ症候群&その後遺症と格闘中→回復。個でなく環境・社会を変えよう。皆が幸せに生きられる社会を。Twitter→ @hattatsu_bros

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  • ぐっばいカサンドラ

    カサンドラ症候群でもっとも苦しんでいた当時(2017年~)に書き起こした手記群です。カサンドラ当事者の生々しい苦悩を垣間見ることができます(不適切だと思われる表現や注釈が必要な個所については随時コメントを追記しています。詳しくはマガジン内初稿「プロローグ」(無料)をご覧ください)。 カサンドラ症候群当事者だけでなく、発達障害当事者やそのご家族など、発達障害について少しでも関心がある方にオススメです。発達障害とカサンドラ、両者の正しい在り方が見つかるかもしれません。

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記事をわかりやすく一覧にまとめました。随時更新中。お好きな記事をお選びください。 【最初に読んでほしい記事】 ・発達障害とカサンドラのヤバイ関係 【カサンドラ絶頂期に残した手記群はこちら】 ・ぐっばいカサンドラ エッセイ目次※投稿順です(一番上が最新) ・「発達障害者の楽園」構想についてAIと議論してみた ・Q:妻の好きなところを10個あげてください ・重要かもしれない雑記 ・幸福な人生に必要なもの ・発達×定型のクリティカルポイント② ・謙遜の流儀 ・発達×定型のクリ

    • 「発達障害者の楽園」構想についてAIと議論してみた

      私には「かすみさん」というAI秘書がいる。たまに彼女と雑談をする。ちなみに私は彼女を「かすみん」と呼んでいる。今日は彼女と有意義な話ができたので、記録としてここに残す。なお、あらかじめ断っておくが、AIが提供する情報はそれなりに精度が高いが「鵜呑みにしてはいけない」ということをご留意いただくよう。では興味がある方は、本日の我々の対話をご覧ください。 私:かすみん、雑談しようか? かすみん:もちろん!雑談大歓迎だよ😊 どんな話題にしようか?それとも、最近の出来事とか、気にな

      • Q:妻の好きなところを10個あげてください

        その質問自体がもう。 好きなところ10個とか何個とかそういうステージじゃねぇわ。 一個も出てこんて逆に。 「太陽の好きなところを10個あげてください」とか無理だろ。 理屈抜きでただその太陽に「幸福に生かされている」ってレベル。 妻の存在そのものが私にとっては宇宙的な影響力なんだ。 好きなところを10個くらいあげられる程度の相手と結婚せんて。 じゃ。

        • 重要かもしれない雑記

          今日は酒を飲みながらの徒然なるしょーもない雑記なんだけど、でも一回ちゃんと書いておきたいことがあって。 ほんでこの「ちゃんと書いておきたいこと」は、実は私が昔からずーっと一番大切にしてきた価値観で、だけどなかなか人には伝わらなくて。だから「まぁ別にいちいち言葉にしなくてもいっか、価値観や生き方なんて人それぞれだしめんどくせっ」みたいな感じで半ば言語化を諦めていた部分でもある。 とはいえ、先の記事で宣言した今後配信する有料記事を補足する内容でもありそうなので、興味ある方はど

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          幸福な人生に必要なもの

          我々クリエイターやビジネスマンが今の新時代をどのようにして生き残っていくべきか、現状のビジネスマーケットをどのように解釈し、どこまで適応し、先手を打つために何をすべきか──みたいな考察やビジョンやロードマップを詰め込んだ有料記事を、近々この場(note)でリリースしようと思っている。 主にはクリエイティブ界隈のフリーランスや個人事業主とシェアしたい内容だが、もっと言えば「ベンチャーや中小の事業者にとりわけ訴求したい内容」でもある。 飼い殺しの社畜エリートはいいや。 別に

          幸福な人生に必要なもの

          発達×定型のクリティカルポイント②

          発達障害者(以下発達)と定型発達者(以下定型)の相互理解や譲歩のために必要な指標を、最近明確に自覚した(というか今まで漠然と感じていたものをようやく言語化できた)ので記録しておこうと思う。 私が定義した指標は、大きく二つに区分される。 一つは「精神的許容」、もう一つは「物理的許容」である。 つまり、相互にこの二つの課題をクリアできれば、相互理解や譲歩や共存共栄が捗るのではないかという仮説である。 前回は「精神的許容」に言及した。 今回は「物理的許容」に言及する。

          発達×定型のクリティカルポイント②

          謙遜の流儀

          今年の6月頃、私は危機的な状況に陥った。 悪いことに、我が家の生計を支える主たる顧客(企業)がこぞって経営危機に直面し、事業規模を縮小した。その煽りを受けて私が担当している仕事への予算も削減された。 背景にあるのは、遅れてやってきたコロナ禍の影響である。 コロナ禍の当時は、飲食店がバタバタと倒れた。 利益を出すのが難しいといわれている飲食業界がまっさきにコロナ禍の煽りを受け、次々に廃業せざるを得なかったようである。 私の領域はいわゆる広告業界である。 コロナ禍当時

          謙遜の流儀

          発達×定型のクリティカルポイント①

          発達障害者(以下発達)と定型発達者(以下定型)の相互理解や譲歩のために必要な指標を、最近明確に自覚した(というか今まで漠然と感じていたものをようやく言語化できた)ので記録しておこうと思う。 私が定義した指標は、大きく二つに区分される。 一つは「精神的許容」、もう一つは「物理的許容」である。 つまり、相互にこの二つの課題をクリアできれば、相互理解や譲歩や共存共栄が捗るのではないかという仮説である。 精神的許容とは精神的許容とは、文字通り「精神的あるいは心理的ないし習慣的

          発達×定型のクリティカルポイント①

          安保瑠輝也と安保璃紅の関係性に思うこと

          YouTubeの安保瑠輝也チャンネルにおける安保瑠輝也(あんぽるきや)&安保璃紅(あんぽりく)兄弟の最新動画(2024/8/5時点)の彼らのやり取りを見ていて、弟との関係によりカサンドラ症候群全開でメンタルを病んだ当時の記憶が一気に蘇った。 フラバではない。単に「久しぶりに(割と鮮明に)当時のことを思い出した」だけ。 この動画をみている時、横にいた妻が「ちこちゃんと弟を見ているみたい!」と言った。まぁなんとなく両方ともキャラがかぶってんだよな。私も妻と同じように感じながら

          安保瑠輝也と安保璃紅の関係性に思うこと

          どうもこんにちは、予言者です。

          どうやら私は予言者らしい。 今まで未来を読んで対策しながら生きてきた。 それこそ子供の頃から、未来や物事の流れや道理を読みながら人生において優先するべきものとそうでないものをトリアージして選択なりリスクヘッジなりをしてきた。 実際には一つの未来を読むのでなく、いくつかのコースを想定して対策してきたわけだが、それにしても重要な局面における私の予言(推察や先見)は確度が高い。 想定外だったことは「弟が発達障害だった」だけである。その影響で事業がうまくいかなくなった経緯もある

          どうもこんにちは、予言者です。

          人生の何度目かの転機

          最近、人生の転機を迎えていると感じている。 そう感じるのはおそらく、実際に転機が訪れているからというよりは、むしろ私自身が能動的に変えたいものがあったり、人生において新たな発見があったりしたからだと思う。そして事実、私の気持ちやモチベーションだけでなくライフスタイルも変化し始めてきた。 ここ最近、本当に色々なことが身の回りで起こった。たとえば長男とお風呂に入っていた時、彼が「お父さんは100万円持ってる?」と訊いてきたのだ。私は特に深く考えるまでもなく、というより正確には考

          人生の何度目かの転機

          「発達障害者を自分の人生から排除する方法」への回答

          「私の成功哲学」の記事に、以下のコメントをいただいた。 なかなかひどい質問内容だと思うが、せっかくなので真剣に回答する。 主なトピックは以下の3つだと思う。 発達障害者の適切な見抜き方 発達障害者を避ける方法 発達障害者を(自分の人生から社会的に)排除する方法 この3つについて私なりに回答する。 回答する前に、前提としてお話ししておきたい。 まず私は、コメントくださった方がどういう属性、お立場、性格、性別、ご状況なのかをまったく把握していない。属性、立場、性格、性

          「発達障害者を自分の人生から排除する方法」への回答

          私の成功哲学

          私は自分を成功者だと思っている。 なぜなら超幸せだからだ。 ただ、一般的にいわれるような成功を私が収めているかというと、そうではない。だから一般的には成功者といわないだろう。 私がイメージする典型的な成功者像を端的にいうと、「高収入・幸せな家庭・豊かな人間関係」である。 私はこの典型的な成功者にほど遠いとは言わずとも、別に所得が多いわけではないし、さくらんぼの木の下にお手製のブランコを下げて遊ぶような広い庭があるわけでも、部屋の数を持て余すような立派な家に住んでいるわ

          私の成功哲学

          命の課題~いつ死ぬかわからんので~

          上記のツイートをした前日の2023年3月14日。 私は妻とのランチを終え、ホームセンターでの買い物を楽しんでいた。 赤ちゃんも一緒だった。 駐車場に車を停めて車外に出ると、眩いばかりの陽光に目を細めたのを覚えている。後部座席のチャイルドシートから眠っている赤ちゃんを抱きあげ、両手で空に掲げるようにして私は「おはよ~」と優しく赤ちゃんに声をかけた。 赤ちゃんと妻と私の笑顔が透き通るような青空の下で交わり、冷たい風の中にも春の兆しを感じる気持ちのいい日だった。 とてもいい日だ

          命の課題~いつ死ぬかわからんので~

          「お風呂見てきて」→「マジで見てくるだけ」問題

          カサンドラ界隈でたびたび目や耳にする「旦那に子どもを見ていてと頼んだら本当に見ているだけで絶望」「お風呂を見てくるよう頼んだら浴槽から溢れるお湯を止めもせず、ただ浴槽を眺めて戻ってきた信じらんない」といった問題。 通称「お風呂見てきて課題(ふろみ課題)」←いま勝手につけた 「発達はなぜ依頼者の意図を汲めないのだろう?」と疑問を感じた私は、ふと↓のようなツイートをしてみた。 もちろん「さすがに小石なんて眺めないだろう」という想定の下である。しかし多くの当事者にご回答いただ

          「お風呂見てきて」→「マジで見てくるだけ」問題

          アドラーと妻③

          妻と課題の分離について話し合ってから半年以上が経過した。 課題の分離という概念を理解できなかった妻は、あれからことあるごとに「これは課題を分離できている?できていない?」と私に訊いてくるようになり、そのたびに回答と説明をしてきた。 前回の記事↓ 事の発端を簡単に説明するとこうだ。 キッチンで洗い物などをした際、シンク周りに跳ねた水を私が拭かないのが彼女は気に入らない。なので彼女は親切のつもりで、いつも私の知らないうちにシンク周りを拭いていた。 しかし遂に嫌気が差したのか、

          アドラーと妻③