2022年4月11日(月)
8:00
起きる。カネコアヤノ、白湯、ラジオ体操、水やり。
8:40
朝食。お弁当をつめつつ準備。卵を少し焦がしてしまった気がする。自分で作って自分が食べるためなら正直許容範囲のレベルではあるけれど。ふわふわにうまく焼けるようになりたい。
井上琢己さんのラジオで流れてきた、エレファントカシマシ「四月の風」と森高千里「ララ サンシャイン」に泣きそうになりながら食べる。
今日のお弁当包みは砂浜美術館の手ぬぐい。
9:00
洗濯を回す。シャワー。干す。準備。出かける前にイソップを手と首につける。しゃきっと目が覚める。
10:00
キャンパスへ。2限。先生たちも、密かにわたしも白熱するような時間だった。ワンマンじゃない授業ならではの面白さ。
12:15
レンジのある棟で昼食。よく使う棟ともそう遠くないし、いる人がある程度限られているから混むこともなく、いい場所。さっと数十分でお弁当を食べて教室へ戻るのに最適。建物も新しくてきれい。先輩に、学会と査読論文事情を聞かせてもらう。最近こっそりと観察しているチューリップがだんだん咲いてきた。3限へ。
3限終了後、隣席の友人にノートの取り方を褒められる。嬉しい。とにかく手を動かして、その場で発された言葉のなるだけ全てを書き取ろうとするノートの取り方は人に褒めていただくこともある一方で、あとでやたら情報量の多いメモが出来上がる。良くも悪くも。ぎゅっとつまった情報量に、見る気にならないくらいのときもある。よりよいやり方を見つけたい。第一回目の授業では先生の思想や伝えたいTipsがより垣間見えやすいという経験則があるので、履修したすべての授業の1週目はひとまず手書きでノートを取ろうと思っている。その後はできればパソコンに移行したい。
17:00
4限を終え、図書館へ。数冊借りる。
17:50
既にお腹が空いている。お弁当を持っていくようになってからというもの、12時すぎごろにさほど多くない量の昼食を取りその後も間食などがない場合、18時前には空腹が近づいてくることが分かった。食材の買い出しへ行く前に、買いすぎないよう、夕食を食べに帰る。
お味噌汁、漬物、梅干し、納豆、白米。定食っぽい。食べる間に、炊飯のためにお米を浸水させる。
19:20
紅茶を飲みながら、一つ残しておいた雪見だいふくを食べる。美味しい。下に敷いた手ぬぐいで、お花見気分。
20:30
買い出し。スーパーで高知県産のニラを見つけ、静かに嬉しくなる。入居時に買ったマルコメのインスタント味噌汁21食入りが切れたので、味噌を買う。乾燥味噌汁の具も。あとはもも肉、納豆、ほうれん草、ブロッコリーなど。明日辺りポトフを作って食べたい。と書いていて、ウインナーを買い忘れたことを思い出す。
21:00
ご飯が切れたので炊く。弾き語りを聴きながら。大体3合で4〜5日持つことが分かってきた。今日は一つひとつを気持ち小さめにラップして、冷凍白米を8個つくる。
22:00
ほうれん草のおひたしをつくる。簡単で彩りにも緑黄色摂取にもなる。文字通り常備菜にしておきたい一品かもしれない。
22:30
部屋着。無印のクルタ。洗い立て。フランネル生地が着心地よく大好きな一着になったから、夏用のガーゼ生地のも2枚くらい欲しい。何かを頑張ったあとに買いに行こうかな。
23:00
クイックルワイパーを済ませ、寝床を準備。今晩は暖房をつけなくてもいいくらい暖かい。買い出しへ出たときは肌寒かったけれど、部屋は暖かく過ごせる季節に向かっていっているのかな。寝る。
23:40
学生による一人暮らしの初期費用は、家具家電に平均10万円、引越し代に3〜10万円、物件契約費に20〜30万円のトータル40〜50万円くらいが想定されるらしい。世の学生ってそんなに余裕あるの、、?
今回かかった金額をあらためて振り返ってみると、家具家電は合わせて5万円強。洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ(を実家から送るための送料)、自転車、マットレス、カーテン、デスク、椅子、ベッドパッド、枕、折りたたみ洗濯物干し、片手鍋。引越しはゆうパック8箱でちょうど1万円くらい。物件契約費も含めると初期費用はトータルで20万円台前半の前半くらい。
最低限ほどでもないそれなりに充実した暮らしのスタートをこれくらいの額に収められたのは及第点だと思うものの、もっとこうしておけばよかったな〜と思うことは色々ある。例えば家電付き物件に住むとか、ここまで物を少なくするなら部屋自体はもう少し狭くても大丈夫とか。
一人でサバイブしていくために必要な、荒まない程度の暮らしへの満足感や肯定感はどのように生めるかを知り得ていく日々の、実験のような構築。