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2024年 ライター1年目を振り返る

小さなころから夢見ていた「書く仕事」
昨年末に、
「昔から好きだった書くことがしたい!書く仕事をしたい!」
と思い立ち、この1年はそれに向かって歩みを進めた1年になりました。

ライター塾やコミュニティに参加し学び、いくつかお仕事もいただき、初めて「文章を書いて報酬を得る」ということができました。
主に「書くこと」を中心にこの1年を振り返りたいと思います。


ライター塾・コミュニティ・講座の受講

「書く」を仕事にしていくにあたって、なにをどのように進めていけばその道が開けていくのか、全く分からなかったので、まず最初に始めたことはライター塾や講座の受講、そしてオンラインコミュニティに参加することでした。

学び始めることで次の学びにつながるといった連鎖も生まれ、結果的にほぼ毎月何かの講座は受講しているという状況が生まれました。

京都ライター塾(1~3月)

京都ライター塾はライター 江角悠子さんが主催する、「書いて幸せになる」をコンセプトとしたライター講座です。
私は10期生の動画視聴コースで学びました。

文章の書き方やインタビューのやり方、仕事の獲得の仕方などが学べるとともに、自己分析にも注力していて、自分が何を書いていきたいかなどを深められることに魅力を感じました。

動画で学んだ内容は、後々ライターとして仕事をしていく中でも、
「あれ講座で言ってたやつ!!」
と気づく場面もちらほら。
一例ですが、

ライターになりたければまずブログなどで発信をしていくこと。
そうすれば様々な縁がつながっていく

というお話がありました。

それを受けて、会う人会う人に、
「ライターになりたいと思っている」
ということを伝える中で、
「知り合いのライター紹介するよ」
と言ってくださる方がいて、一番尊敬するライターさんに出会えたこと。

※その時の記事はこちら

はじめはブログすらできるかなと不安でしたが、細々とではありますが週1回程度のnoteの更新続ける中で、初心者ながらも、

・noteをご覧になった方がクラウドソーシングづたいに「記事を読んで共感したので、仕事を依頼したい」と連絡をくださり、仕事につながった。
・大手のWebメディアでnote記事を紹介していただけることになった。

といったようなこともあり、教わったことを愚直にやっていくことって大切なんだと気づかされました。

またオンラインセッションでは
「十分力があるのだから、すぐにでも案件をとっていっては?」
等の助言ももらえ、一歩踏み出すための肩を押してもらえました。

京都ライター塾のレポート記事は以下のマガジンにまとめています。

また、江角さん主宰のオンラインコミュニティ、京都暮らしの編集室にも引き続き参加しています。

大阪ものかき隊(4~6月)

京都ライター塾の次のステップ、アドバンストコースは日程が合わなかったこともあり、何か引き続き学べる場をと探す中で、大阪ものかき隊のコミュニティに出会いました。

現在隊のコンテンツをリニューアル中のようですが、私が入隊した時は、最初の3ヶ月間は仮入部という形で講座を受講。
継続を希望する人がコミュニティに参加するという形態で運営されていました。
講座の内容は主に自身のブランディングに関すること。
メンバーさんの経歴も様々ですが、より商業ライター・SEOライターさんが多い印象でした。

そんなこともあり当初は何の実績もく、何をどう書いていけばいいのかも定まっていない自分なんかがここにいていいのか!?と不安になることもありました。

しかし、何より魅力だったのは既にマーケティングや編集・構成の分野で活躍されている執行メンバーの方々がとにかく丁寧に、こまめに、コンサルしてくださったこと。
一歩一歩具体的に行動や活用方法、数値も盛り込んだ助言をくださり、ぼんやりとロードマップが見えたことが大きかったです。

・まずクラウドソーシングに登録する
・とにかく船をこぎ出すこと!!
・やってみて気づくことがあればそれを言語化する
・1ヶ月に人に見られる文章を50000字書くこと

などなど、アドバイスをいただき、ハッパをかけていただけたことで、踏み出すことができたなぁと感じています。
おかげでその頃クラウドソーシングを通して初受注できました。

また、自分が書きたいなと思っている領域がかなりニッチなもので、いわゆる商業ライター的なものとなじまない(福祉やマイノリティ、不登校の課題など)という悩みに対しても寄り添った助言をいただけ、まずは書きたい媒体が見つかるまでnoteなどにストックしていっては?とおっしゃっていただいたことも指針になりました。

同期に同じように生きづらさに関するニッチな領域の発信されている方がいたのも励みになりました。

そして、ものかき隊を通じたご縁で、現在、note記事作成のお手伝いもさせていただいています。

↑ 月に一本ペースで、こちらで記事を書かせていただいています。

高梁川流域ライター塾(9~10月)

一般社団法人 はれとこさんが運営する、高梁川流域ライター塾。
同法人は、広島県(備後エリア)・岡山県(倉敷エリア)でWebメディアを運営されており、ライターは本講座を受講した市民ライターが担っています。

該当エリアに住んでいなくても、オンラインで受講することができ、受講料もなんと12000円と破格。
それでいて内容は何十万もするライター講座に引けを取らない充実度で、他の講座では学ぶことのなかった確定申告の知識や、写真技術に関する講義、添削課題などもあり、コスパは最強過ぎました。
(こちらも次年度は実施形態を検討中とのことです)

「地域」を主眼に置き、「地域活動」としてのメディア運営、ライター養成を行うスタンスは、元々地域活動を支援する仕事をしていた私にとって、ものすごく共感度が高く、許されるならこのメディアでライターになりたいと思うほど。
自分の住む地域にもこんな団体があればいいのにと思うほどで、心の底から応援したい活動の一つです。
※当該地域以外在住の方にはYahoo!ニュースエキスパートへの道も開かれています

本講座を受講する中で、「地域に根差したライター」というあり方を知り、自分の柱について改めて考える機会を得られました。


心を伝える文章の書き方講座(10月~)

自分の文章がなんだかつまらない気がして、「気持ち」や「感情」、「エッセイ」が書けるようになりたい…と考え、小説家・寒竹泉美さんが講師を務める同講座を現在受講中です。

寒竹さんのWebサイトはこちら。

受講していて気づきが多くてとてもおもしろいです。
いざとなると気持ちって本当に書けなくて。
というより、そもそも自分が思考ばかりで全然感情が動いていない。
もっと五感や気持ちに耳を傾けられるようになって、良い文章を綴れるようになりたいなと奮闘中です。

パーソナル編集者の利用(11月~)

元noteのディレクターだったみずのけいすけさんが運営するサービス。

自分の「書くこと」に伴走してくれる編集者の方がついてくれ、アイディアの壁打ちや書いたものへのフィードバック、書けない理由を聞いてくれると言ったサービスです。

今年後半はどんどん自分の文章に自信がなくなってしまったことや、自分が書くことを通して何をどう目指していくべきかが分からなくなってしまったりしたことがあり、利用することにしました。

少しずつ、自分の目指したい方向を見つけられたらいいなと思っています。


その他

ライターさとゆみさんの「本を出したい人のための基本のキ」講座、同じくライターのなつみとさんの「Webライターのためのプロフィールの作り方ワークショップ」など単発の講座も受講しながら学びました。

思えば講座やコミュニティなどに参加しながら自分と向き合い続け、悩み模索し歩んでこられたなぁと思います。
これからライターを目指す方も何らかの学びの場をペースメーカーにしながら進んでいかれるのもお勧めです。

ライターデビュー

前述のとおり、参加していたコミュニティのメンター的存在の励ましも受けながら、とにかくまずライターの仕事をすると決めて、クラウドソーシングを活用し、まずは書けそうな案件に応募。

初めて挑戦したのは競輪アプリの口コミ(50文字)でした。
競輪なんて全く分からなかったので、3連単とか、オッズ比とか、言葉を調べるところから…
しんどかったです。笑

その後少しずつ、自分の本当に書きたいものを考えながら挑戦し、以下の記事を執筆しました。

・キャリアコーチングサービスの体験記事
・メンタルクリニックの症例紹介ブログ
・Webメディア『不登校オンライン』様
「明日は登校する」と言っていたのに、当日になると登校しない子ども… 保護者はどう対応するべき? | 不登校オンライン
不登校やひきこもりを公表した芸能人35人を紹介~出典リンクつき〜 | 不登校オンライン
・健康に関するネット番組の視聴者意見の要約作業

あまりにも競輪が分からず、たった50文字でもめちゃくちゃ苦労したことから、仕組みの大枠やその世界のイメージが持てるものを書くことって大切なんだなと感じ、それ以降は自身の本業や持っている資格に近い領域の仕事を選ぶように心がけました。

また、不登校オンライン様に関しては、今年初めに、「こんなところで書きたいな」と思って宣言していたメディアだったこともあり、年末にその目標がかなったことが本当に嬉しかったです。

悩んだこと・考えたこと

両立


1番悩んだのはライター業と本業や子育てとの両立です。
1年間、常に講座を受講し課題に取り組んだり、受注した記事を作成したりする中で、睡眠時間を削るくらいしか時間を捻出する方法がなく、だんだん心身ともに疲弊してきているなと感じています。

週末も余裕がなく、子どもたちそっちのけでパソコンに向かう中で、
「これでいいのか?」
「書くことは数年後でもできるけど、子どもの今は今しかない」
というような気持ちが出てきたり、自分をいたわる時間も全く取れておらず、よく体調を崩すようになりました。

このままこのペースは続けられないなと思ったので、今後は本当に発信したいことを絞って活動していかないといけないのではと思っています。

進むべき道がまだ見えない

とにかく走りながら考えていくしかないと思って突っ走ってきましたが、まだ自分のキャリアビジョンが曖昧で、いろんな点がばらばらと存在していて、面になっていない感じがあります。
ふとしたきっかけで自分の文章に自信をなくしてしまって、スランプ状態に陥っている感覚も。
書くことに限らず、日々の自分の心もすごくリンクしていると感じたので、もっと自分自身を満たし、インプットを増やしていきたいと思っています。

その他

いっぱい旅した!!

今年は推しがたくさん活動してくれていたこともあり、それを追って国内たくさんのところへ出かけられました。
京都・和歌山・奈良・福岡・山口・愛知・兵庫・広島・滋賀・東京・神奈川・北海道、そして夏には友人に会いにタイにも行けた☆彡
10年以上ぶりに会う友人との再会も多く、来年もいろんなところにいって、いろんな人に会えたらと思います。

本も読んだ!!

年間100冊を目標にしているのですが、現時点で90冊。
わずかに足りないけど、今年は書評を書いてみたり、手帳に読んだ本の要旨を書くなどアウトプットにも注力しました。
来年はもう少しスケジュールをゆるめて、好きな本をのんびり読む時間がもっと欲しい。

来年に向けて

この1年はとにかくがむしゃらに、講座や執筆に食らいついた1年でした。
まさに何も分からないから手あたり次第にもがいたような感じでしたが、それによって疲弊したことも含めて、自分が何を本当にしていきたいのかを考えるきっかけにもなりました。

今もまだこの先のことはぼんやりして、方向性が定まらず苦しい気持ちもありますが、講座やコミュニティなどのペースメーカーを作り、言われていたことをとにかく実践し、失敗も成功も含めた試行錯誤の中で、自分のやりたいことのヒントが少しずつ得られているように感じます。

なかなかにハードな1年だったなと振り返って思いましたが、やり切ってこられたのは、励ましや助言をくださった講師の先生方やコミュニティで縁した人たちの存在と、家族の協力のおかげだなぁと感じます。

ないものばかりに目を向けがちで、自信をなくしてばかりでしたが、既にある力や既に支えて下さっている人たちにももっと目を向けていきたいと思います。

そして来年は以下のことに取り組んでいきたいと思います。

①睡眠時間の確保(タスクを減らして健康第一で。自分をいたわる)
②家族との時間の確保(今しかない子どもたちとの時間をもっと味わう)
③軸を絞った発信(不登校や福祉、生きづらさに関することなど、自分が発信したいと強く思った領域に注力する)
④伝えたいもの・伝えたい媒体を見つけるためのインプットを増やす
(年明けからは関心を持った地域活動に参画したり、尊敬するライターさんが講師を務める編集講座も受講予定なので、さらに書くを通してを深める!)
⑤書く筋肉を鍛え続ける(書きたいことが見つかった時にいつでも書ける状態にしておく。週1note更新の継続と、現在いただいているお仕事は全力で取り組む)

少しでもなりたい自分に近づけるように、たくさんの人の支えを糧にしながら、進んでいけたらと思います。

皆さま、今年1年本当にお疲れ様でした。
良いお年をお迎えください。



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