【うつ病】休むという課題(休職中)
2月から休職し始めた。
本業、副業、不妊治療と少し頑張りすぎたらしい。
もしかしたらその他にも原因があるのかもしれない。
医師から休職を勧められ正直ラッキーだと思った。
本業を辞め、副業で生活したい思っていたから。
副業に力を入れようと意気込んだ。
しかしそんな簡単なものではなかった。
何かに集中しながら休むということはどうやら不可能らしい。
休職前の症状が落ち着くことはなかった。
でも何かをしていないと落ち着かない。
自分が「社会に貢献できている」「何か」をすることで
職場や世間へ罪悪感を少しでも軽くすることができるのだ。
少し話は逸れるが、私は中学校高校と皆勤賞をもらった。
全校生徒の前で銀色のメダルまでもらって褒めたたえられたのだ。
当時の私には「休まないことが良いこと」だと頭に刻み込まれたのだ。
ところで私の頭に浮かぶのは
「休む」とは「何をすることなのだろうか?」という疑問。
一日中寝ること?
一日中YouTubeを見ること?
世の休職者は何をして過ごしているのか。
ダラダラ過ごすと必ず後悔する。
そして何より復職を目指して休職しているのに、復職する体力もなくなるのではないか。
うつ病患者が描いたマンガを読んでいると家事をしている人がいた。
カウンセラーさんに聞くと逆に質問されてしまった。
「ごんさんは日々何をして過ごしているのですか」と。
とりあえず「副業関係や本を読んだりストレッチしたり…」と応えると
「色々とお好きなことがあって良いですね」と声をかけてくれた。
どうやら休むことは何もしないことではないようだ。
試しに一日のTODOリストを作ってみた。
やるべきことを盛り込んだのだ。
罪悪感は減ったものの、休職前より症状は悪化してしまった。
上手くいかないものだ。
休職を始め4か月目、悩みに悩んで副業を止めてみた。
夢も目標も失った気がした。
何で生きているんだろう。
生きている価値が感じられない。
旦那のお荷物。
社会のお荷物。
いなくなったが良いと思いながら毎日泣いて過ごした。
旦那は悲しんだ。
「何もしなくていい」と言ってくれた。
そんなわけない。
私が「ただいるだけで良い」なんてあり得ない。
そんな時、失業中の友人に会う機会があった。
お互い子どもがおらず状況も類似している為、「一日の過ごし方」を尋ねてみた。
彼女は一日やることを1つだけ決めることを勧めてくれた。
それが出来れば自分をほめる。
そしてもし余力があればもう1つ少しだけやってみるという方法。
もしなにもやりたくない日があれば特に何もしなくても自分を責めてはいけないルールだ。
とにかく彼女に勧められたのは「1か月で良いから休む」という課題をやりとげること。
彼女によると小さな成功体験が
「ただいているだけで良い」と自分の存在を肯定できるきっかけになるらしい。
なるほど。
8月は休むことを課題として取り組んでみようかと思う。