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呼吸を整えることは、生きるための準備運動になる
かつて吉川晃司と布袋寅泰による伝説のロックユニット、COMPLEXが「恋をとめないで」という名曲をリリースしたことがあります。
当時カラオケにおける定番のナンバーで・・・すいません、話が脱線しました。
そう、恋ではなく、呼吸です。
メモ書きの講座をしていると、参加者の中にたまにいるんです。
呼吸を止めて書こうとしている人。
たぶん無意識に。
呼吸を止めないで、くださいね。
呼吸を忘れないで、くださいね。
と、ぼくはみなさんに呼びかけるのです。
メモ書きの前に、呼吸。
ちょっと冗談めいた話です。
しかし、これは誰しも気づいてないだけで時折身に起きていることかもしれませんよ。
ぼくたちは辛いときや緊張したとき、無意識に呼吸が乱れます。乱れるというより、息が固まる感じでしょうか。
決して呼吸の専門家ではありませんが、空気の循環の状態って思考やメンタルにかなり影響していることは分かります。仕事のパフォーマンスにも多分に影響しているでしょう。
なので、今日はちょっと呼吸の流れが悪いと感じたら。
吸うことより、まず息を吐きましょう。
とにかく吐くことに意識を向けるといいです。
ポイントは、ゆっくりと。
あんまり何秒吐くとか意識しなくていいと個人的には思います。
頭で秒数をかぞえながらもまた緊張を生む気がします。
その時その時のコンディションに寄り添うでいい。
ぼくはよく口にストローをくわえているように小さくすぼめてフゥーとゆっくり吐き出します。いや、フゥとホゥの間ぐらいですね。
ふほぅ~と。
そうすると自然とお腹に意識が向いてきます。
お腹に手をそっと当てて呼吸するもの良いと思います。
氣が身体の上から下の方に落ち着いていく感じがしてきます。
なかなかいいですよ。
何かモヤモヤを吐き出すためにメモを書くときも、息を吐くことを意識しながら一行書きます。
お腹を意識して息を吐いているだけで、頭が冷静になってくることに気づけますよ。
息を吐き切れば、いまの自分に必要なだけ自然に吸えます。
そして、だんだん呼吸のバランスが取れてくるはずです。
◇
もしかしていま、色々ちょっと辛いですか?
なら、いまはアレコレ思考するよりも、息をゆっくり吐くことだけに心を向けてみませんか。
緊張したとき、心配事や不安におそわれた時、怒りで血が沸騰しそうなときは誰しもあります。
ぜひ思い出してください。
まず息をゆっくりと吐く。
ただそれだけでいいんだ、と。
呼吸を整えることは、心地よく生きるための準備運動のようなもの。
ぼくはそう思います。
noteもそうですね。
なんか書きたいけど書けないな、頭が動かないと感じるときは、まず呼吸を整えてみるのです。
そもそも無理して書こうとかしなくていいわけですから。
ひたすら息を吐いて、余計な力を抜く。
とくに上半身の力み。
まずはそれだけでいい、としてみませんか。
呼吸が整ってきたら、また自然とアイデアがわいた、よし書こうとなるでしょう。
いま、焦らなくていいのですよ。
じぶんを立て直したいとき、ぜひこのことを思い出してくださいね。
それでは、また。
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