【2021読書】No.337『動きが心をつくる 身体心理学への招待』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
2021年337冊目の読書は、
『動きが心をつくる 身体心理学への招待』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
これらの本と合わせて、こちらも再読しようと思い、読みました。
いずれも、心と体と魂の関係性、いかに心や思考が体に影響を及ぼしているか、いや、魂が影響を与えているかが書かれている3冊です。
読んだ感想
こちらは、前回少し触れた『身体心理学』をベースに書かれた本であり、
これまた、私の指導・施術のバイブル的本の1冊です。
身体心理学では、
環境に対応する行動(動き)から、大脳が発達し、動きから心が生まれた
という立場をとります。
まず初めに、「動きありき」ということですね。
これは、身体、動きが心に影響を与えているという考え方です。
で、動きを通じて、脳が発達したというなら、
脳に情報を入力する感覚(五感)が関与してきます。
これは私の運動指導の考えと一致してくるのですが、
まず初めに「感覚ありき」なんですよね。
↓こちらにも書いてあります。
感覚がないと、動作が始まらないし、感覚入力が間違っているのならば、
脳の情報処理も間違ったものになりますし、
情報出力も不適切なものとなるでしょう。
なので、「感覚」をとても大切にしています。
ボディワークというものに目覚めたのは、2012年。
本格的に取り組み始めたのは、2014年。
まあ、これらの本は、その時期によく読んでいた本ですね。
で、運動指導者としてのアプローチとして、
呼吸、姿勢、動作というのをベースにしていたのですが、
そこに、思考と感覚が加わりました。
そこからさらに、ボディワーカー的になっていき、
心・体・魂に対してアプローチするという形になっていきました。
まあ、とにかくこの本は、
五木田の頭の中のかなりベースになっている1冊です。
良い復習と再確認となりました✨
こんな方にオススメです!
・ボディワークに興味がある方
・慢性的な疾患を抱えている方
・身体心理学に興味がある方
・心と体の関係性に興味のある方
・ピンときた方