季節といのちを味わうお味噌汁
今日は「味噌の日」
世界同時多発味噌
でーす
季節は夏、真っ盛り
そして私は蟹座
房州では「いそっぴ」と呼ばれる
大きいもので20cmほどの蟹
その「いそっぴ」をお味噌汁にしたら
とっても美味しいとのことで
地元の漁師さんと一緒に
蟹座の満月の日に
蟹祭りをしました
テトラポットで蟹待ちです
小一時間で、なんと
可愛い蟹さんが30匹ほど
早速家へ戻って
蟹さんを調理します
生きている蟹さんを
氷水で仮死状態にしてから
ハサミで真っ二つに割ります
生きている魚すら捌いたことのない私
蟹座の私
ハサミを入れると動きます
固い甲羅
躊躇っていると
鋭い脚が手に食い込みます
痛い、怖い、ごめんなさい
それでも私は食べたいのです
たくさん溢れる想いを
ぐっと堪えて
次々とハサミを入れていきます
蟹座の私は
「いそっぴ」たちに
命をいただくことを学びました
そしていただいた
いそっぴのお味噌汁
細い脚の先まで詰まった身
濃厚な蟹さんの味噌
深い深い磯の香り
蟹を食べる時って
みんな無言になりますよね
ほんとに無心になってました
ただ「美味しい」って言葉しか出ないの
今まででいただいたお味噌汁の中でも
一番に味わい深かったのでした
動いている生命をいただくことでしか
心から「いのちをいただく」ことを
感じることができない
鈍感な蟹座の私です
蟹さん、教えてくれてありがとう
美味しくいただくことで
感謝を込めます
ありがとう
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