インド人と僕とヨガと
【海外写真放浪記】 INDIA 2 リシケシ
インドの北部、ガンガーが流れる山間の田舎にヨガの聖地リシケシはある。静かな山の中でゆっくりと流れるガンガーを見ながら早起きをしてヨガを学ぶ。僕のこの妄想は到着と同時に打ち砕かれる事になる。
デリーのメインバザールのチケット屋の前でリシケシ行きのバスを待っていると、何やらサッカーのサポーターの様なオレンジ色の集団と同じバスの様で出発前からドンチャン騒ぎをしていた。これはまた大変な移動になると覚悟を決めバスに乗り込んだ。
案の定、夜行バスにも関わらず2時過ぎまでドンチャン騒ぎの中一睡もできずリシケシの隣町ハリドワールに降ろされるのだが、どうも様子がおかしい。
朝6時のはずなのに着いた場所はサポーターで溢れかえっている。寝ぼけた頭で自体を飲み込むのに時間がかかったが、サポーター、尋常じゃない人数朝の6時に外に居る。
これはマズイぞ。
祭だ。
ハリドワールで撮れなかったのでリシケシのラクシュマンジュラーにて。
チケット屋の親父よ、なぜ言わない。
後で調べたのだがこの祭、歩き方にすら載っていない。ただ規模が尋常じゃないし期間が長い。これはインドの宗教上の祭はほぼ全てに当てはまるのじゃないだろうか?
凄まじい熱量と、夥しい人の量、そして圧倒的な適当さがインドのお祭りだ。
ハリドワールの郊外でバスを降ろされたのだが、リシケシまではまだ車で1時間近くかかる。とその日の朝知らされる。
移動手段はソンテオとかトゥクトゥクと呼ばれる様な物しかなく、順番待ちをするのだが、何せお祭り中なので順番が回ってこないのだ。
オレンジの集団は何故か乗り物には乗らずどうやら歩いてリシケシを目指すらしいのだが、多分一般の生活している人達に多大な影響が出ていて混雑していたに違いない。それ程の人の量だった。
ここでこのお祭りについて詳しく説明しておくと、リシケシはヒンドゥー教三大神の一つシバ神への信仰が深い場所で、至る所にシバ神を祀ったお寺や銅像がある。
今回のお祭りはシバフェスティバルと言って、インド国内以外にも巡礼者が訪れると言う壮大なもの。
出発地点が定かではないが、毎日何万人ものオレンジ色の服を着た巡礼者が山の頂上の寺院まで練り歩いていくのである。
ほぼ毎日夜通しこれ。
橋渡るのに物凄い時間がかかる
そう、マッタリとヨガどころでは無いのだ。
2週間以上は滞在したがほぼ毎日この状態だった為普通に生活する事は困難だった。買い物に出ても必ず写真を一緒に取ってくれと頼まれ、人集りができてしまう。
僕はまだ良かった方で、欧米人の綺麗な女の人は、最早アリの巣に落とした角砂糖の様になっていて可哀想だった。多分アリの巣角砂糖はこの日のために生まれた言葉だろう。
なんとかリシケシの一番栄えた橋ラクシュマンジュラーにたどり着いた僕は宿を適当に決めご飯も食べずにすぐ様眠りに落ちた。
次回 India 3
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