愛媛県県議会:一般質問3日目
12月4日(水)一般質問日の3日目となりました。
写真が変わり映えしないので、議会の給湯室から、やかんを持ってお伝えします。深い意味はありません。
私なりのメモ
❶ 父親が総務大臣となった村上議員の質問から
・「年収103万円の壁の見直しが行われた場合、概算で県と市町分を合わせて年間500億円を超える減収が見込まれるほか、非課税世帯の増加に伴う各種給付金の増など歳出面での増加も想定される。」
(国において基礎控除・給与所得控除額の水準が引き上げられると、住民税が4兆円程度の減収になることに加えて、所得税の税収減の33.1%分だけ地方交付税交付金も減少し、その規模は1兆円程度になる見通し)
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地方自治体の税収減の場合、地方自治体の行政サービスの縮小が見込まれます。
一方で手取りが増えた分、その分が家計から支出があるか、直接貯金に回るようでは、さらに経済が縮んでしまいます。地方の状況をよく踏まえ、議論と結論を進めていだきたいと思います。
❷武井議員 障がい者雇用の促進と合理的配慮について
障害者雇用促進法では、雇用分野で障がい者であることを理由とした、障がいのない人との不当な差別的取扱いが禁止され、合理的配慮の提供、相談体制の整備が義務付けられ、苦情を自主的に解決することが努力義務とされている。
障害者差別解消法の改正により、今年4月から事業者による障がいのある人への合理的配慮の提供が義務化された。
❸中田議員
同じ健康保険料を支払いながら、住む地域によって受けられる医療の質に差が生じることは大きな問題
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同じ愛媛県の中でも、そして国の中でも、です。都市と地方の格差があります。
私はしっかり対立していきます。
以下、議題の一覧です。
村上信太郎議員(自民党)
1 政策展開を支える財政運営にどう取り組むのか。
2 若い世代の投票率向上に向けた取組みをどのように推進していくのか。
3 大人のひきこもりを含む就職氷河期世代やニートの就労支援にどう取り組むのか。
4 農業の担い手確保と定着にどのように取り組んでいくのか。
5 サイクリングしまなみ2024の結果を踏まえ、自転車観光の促進にどのように取り組んでいくのか。
6 消防団員の確保対策など、消防団の充実強化にどのように取り組むのか。
武井多佳子議員(ネットワーク市民の窓)
1 旧優生保護法被害者の速やかな救済について
2 障がい者雇用の促進と合理的配慮について
3 ジェンダー平等な社会の実現について
4 気候変動適応策について
5 運転30年を迎える伊方原発3号機の運転停止について
6 人と動物の共生社会について
中田晃太郎議員(自民党)
1 企業誘致に向けた取組みの成果と地域特性を踏まえたサテライトオフィス誘致の今後の取組みはどうか。
2 ジョブカフェ愛workの取組みを踏まえ、今後、若者の県内就職の促進にどのように取り組むのか。
3 県立南宇和病院の診療体制の充実に向け、今後どのように取り組んでいくのか。
4 高速道路ネットワークのミッシングリンクの早期解消と、機能強化・利便性向上に向けた取組みはどうか。
5 切迫する南海トラフ地震を踏まえた愛南町を中心とした津波対策の現状と、今後の取組みはどうか。
6 紫電改展示館の事業の進捗状況はどうか。また、今後、どのような方針で整備を進めていくのか。