2024年、最もハマったもの:ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart
わたしの2024年を最も埋めたもの。
それは任天堂switch『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』!!!
これについて語らねば2024年は終われない!!!!!!
ときメモGS4との出会い
2023年10月末。
夏に引越しをし、どうにか家を整え、疲れ切った体が求めたのは「ゲーム実況動画で見た忘れられないゲーム」でした。
とにかくミーハーで「流行ってるものはとりあえず触れたい」タイプなのですが、ゲームはあまりする習慣がなく。
2018年頃?にPS4を増税前セールの勢いで買って、ソフトは半年に1本ペースでプレイする…という超スローなゲームライフ。
プレイ時間は月10時間程度。
switchすら持っていない。
そんなわたしを突き動かすきっかけになったのは、芸人・ロングコートダディのゲーム念仏チャンネルでの『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』プレイ動画!
元々マユリカのうなげろりん!(Podcast番組)にハマり、マユリカが出てる動画を探したときに、一緒にゲームをする動画があったことをきっかけに見るようになったのがロングコートダディのゲームチャンネル。
もうね、これが面白すぎる。
この2人のプレイ動画はだいたい全部面白いんですが、中でも格段に面白かったのが、ときメモGS4。
ゲーム実況動画で初めて「睡眠時間を削ってでも見たい!」と掻き立てられました。
このチャンネルはゲームから派生して面白いことを話してくれるのでゲームに疎い私でも楽しく見れていたのですが、今作だけは「もっと!もっとゲーム自体をよく見せてくれ!!!!」と齧りついてしまいました。
それと同時に、どう考えてもルートが多すぎるから1回のプレイで触りきれるはずがないこともよ〜くわかっており。
結果、
自分でやりたい…。
これは買わねば…!!!!!
と、購入意欲がむくむくと育ち始めました。
しかし、そもそもswitchを持っていない。
switch買うところから始めるとなると費用も高いし、他にswitchのソフトをやる予定もないし…。とぐずぐずしていたのですが、どうしてもときメモGS4が忘れられない。
最初にロングコートダディのプレイ動画を見てから半年が経っても忘れられない。
当時は引越し準備から引越し後の家具揃えと、あっぷあっぷした日々を過ごしていましたが、その最中もしたくてしたくてたまらない。
あのゲームの中身をもっと知りたい。
もうだめだ!気になりすぎる!!
こんなに引越し関連で頑張ったんだから、ご褒美があってもいいよね!!!?
引越しから3ヶ月ほどが経ち、物置の整理までできたところでぷつんと糸が切れ、switch本体と、ときメモGS4のソフトを購入してしまったのでした。
やめられない、止まらない
プレイをし始めた最初の1週間で、ときメモGS4から離れられなくなりました。
何をしてても、ときメモをしたい。
ときメモのことしか考えられない。
睡眠時間を削って没頭。
夕ご飯を作る時も手放したくない。
switchを風呂に持ち込めないなら風呂に入る時間がもどかしい。
そんなトランス状態に陥り、2週間目には自律神経をぶっ壊し、眠れなくなりました。
それでも離れたくない。
バカすぎる。わかっている。
でもやめられない。
3週間目からは「こんなに頭がボロボロの状態じゃ、プレイ内容を片っ端から忘れてしまう」と、あくまでもゲーム重視の考えの下、生活習慣を守りながらプレイする道を模索しました。
「節制しなければいけない」理性とは裏腹に、プレイできない状況でもときメモを摂取したくて、ひたすらときメモ実況動画を漁るのをやめられない。
結果、摂取しすぎて頭痛で眠れなくなる日も頻発。
2ヶ月経ったあたりでどうにか「ゲームは1日1〜2時間」と区切りをつけることができるようになり、ゲームとの共存ができるようになりました。
これは「ある程度プレイもして、動画も観たから」なんですが。
満足できるほど摂取するのに2ヶ月かかっただけの話。
購入から1年以上経った今も、ちょくちょくプレイを続けています。はぁ好き。
ときメモGS4の楽しい要素
ルートの多さ
ときメモGS4の魅力第一位は、ルートの多さでしょう!
主な攻略対象キャラクター8人
隠しキャラクター1人
DLC(ダウンロードコンテンツ) 2人
女友達2人
と、男子だけでなく女子との友情を育むルートまである幅広さ。
しかもそれぞれのシナリオがすんごい分厚い。
そのキャラのことを本当に深く知りたいなら、一人につき5周したい。
そもそもほとんどのキャラクターにエンディングが5つ以上あるので、制作陣もキャラクター1人につき5周楽しませる気合いを持って作っているんじゃないでしょうか。
そもそも"最低5周"が前提で作られているゲームなんて初めて見たよ。
やりがいがありすぎる。
3年間をどう過ごすか
狙ったキャラクターとのハッピーエンドを迎えないと不完全燃焼な気持ちになるゲームには違いないのですが、
エンディング以上に日々のデートが思い出になる。
この"3年間の過ごし方"こそ無限大!!!!!
エンディングを全パターン見るだけなら、データ分岐である程度済ませることも可能です。
でも、それはしたくない。
自分からデートに誘って、当日は相手の好みに合わせたおしゃれをして出かける。
いつもいつも相手がどうしたら喜ぶのか考えて、一喜一憂する。
他の人を巻き込んだら違った一面が見えて、そこにまたキュンとする。
次はどこに遊びに誘おうかな、そろそろ3回目のお家デートに呼んで欲しいな…って毎回毎回ドキドキワクワクする。
相手が嫌いな場所にOKが出るまで根気よく誘うのだって、いい思い出!
一見、手間に見える時間こそが愛しい思い出になるんだ。
最初こそ特定の時期とデート先で発生するイベントに夢中になるけれど、
それを一通り見たら、次は2人の時間を過ごした上で知る新たな一面に釘付けになる面白さ!何時間でもやれてしまう〜!!!
・・・そんな面白ゲームに飲み込まれ、スクリーンショットは軽々と1,000枚を超えました。
switchの許容量が1,000枚までなので、地道にスマホに送っています。
ただし、一度に送れるのが10枚までなので、移行作業が永遠に終わらない。
移行が面倒だとわかっていても止められないスクショの指。
もうSDカード買った方が絶対いい。わかっている。
でも一括で送っちゃったらもう二度と振り返らない気がするんだ。
ちまちま送るからこそ、都度振り返って、撮った時の自分の嬉しさとか愛しさとか、いろんな気持ちをもう一度噛み締められるから良いんだ…。
そんなことをひとりでごねて、永遠に非効率の道をずんずん進んでいます。
多分スクショは1,500枚超えてる。そのすべてに思い出がある。
ファッション
プレイし始めて最初に飲み込まれるのはファッション!!!
主人公でいくらでも着せ替え遊びができちゃうのだ!
着ている姿は見えないけど!!😂
これがまー楽しい。
トップス、アウター、ボトムスなどの基本はもちろん、服にはそれぞれ属性があって、cute、sexy、active…のように、その日の自分がどんな属性になるのかを決められます。
そして、男の子ごとに好みの属性がある。
自分からデートに誘うくらいだから、相手の好みに合わせたいのが乙女心。
さらに相手の好みの服でデートに行くと、みんなまっすぐ褒めてくれる!
そんなの嬉しいに決まってる!
現実のデートで相手から褒められたのが嬉しくて「この服着てきてよかった!」と思ったこと、記憶にないよ…。
ファンタジー万歳。
好かれたいし褒められたいしで必死なプレーヤーは女友達を駆使して男の子の情報を集め、買い物に出掛けては「これは…多分キュートだ!」とか推測しながら買う。
家に帰り、部屋で着てみて初めてその服の属性がわかるというギャンブル性もあるので、気がつけば休日に買い物ばっかりしてしまって全然勉強してない…なんてことも。
それくらいハマる。
わたしも最初の4周くらいは、まんまと服集めに気を取られてしまいました。
他にも要素てんこもりなファッションシステムの中でも特に痺れたのが、
男の子の好きなタイプじゃなかった服を好きにさせることができること。
「うーん、それ嫌だ」とか「特に何も思わない」とか言われてた服のジャンルも、何度もデートに着ていくと、だんだん好きになってくれる。
急にぐっと褒めてくれる日が訪れるんですよ!
驚きと嬉しさと達成感がぐちゃぐちゃになって押し寄せてきて、その場でひっくり返りました。
細部まで手が込んでるよ〜!GS4はまったくも〜〜〜〜!!!
サウンド
ときメモGS4は安定して音が聞こえる環境がマストのゲームでもあります。
言わずもがな全編フルボイスで、かつ名前を呼んでくれるから!
ときめくために欠かせない〜〜〜!!!!!!
文字面だけでは伝わらない想いが、そこにはある…!
(改めて公式HPを見ていたら、"名前を呼んでくれる"サンプル動画がありました。短すぎて笑っちゃったので貼っておきますね。サンプルは冒頭2秒のみ、広告込みで14秒。)
声優さんが大量の名前をひたすら読み上げてくれたお陰で、合成ではなく、リアルに呼んでもらえる〜!!!
ぎゃー!!!ときめく〜〜〜!!!
そして全編フルボイス!
台本はジャンプ並みの厚さだったと聞きました。
しゅごい。
キャラにウキウキするから華やかに思えるけど、実はすごく地道な仕事だ…。
お疲れ様です。そしてありがとうございます🙏
みんなのときめきは皆様の働きのおかげ!
キャラが登場するとそれぞれのBGMが流れるんですが、それも良い!
演劇をやっている男の子だとすごくロマンチックで、カッコいいワイルド系の男の子だとロック調など。
会えるのも嬉しいけど、思わず手を止めてそれぞれの曲に耳を傾けてしまう。
さらに掘ると、音楽だけ聴くこともできます。至れり尽くせり。
デート先によって喧騒の作り込みが異なるのも素晴らしい。
一番感動したのは、カラオケに行ったときの、ちょっとくぐもって他の部屋の音が聞こえてくるリアルさ!
そういうちょっとした環境音にも耳を澄ませて欲しい。
感動ポイントに溢れています。
季節限定のデートスポット
「一緒に来た相手の心の声が聞ける」と題された「ホタルの住処」は、相手の男の子がプレーヤー(マリィ)を好きになった状態でないと行けない特別な場所。
ここは本当に特別な場所で、
ときめきすぎて死んでしまうかと思いました。
ときめき致死で警察沙汰になってない?大丈夫??
そもそも相手の男の子が自分のことを好きな状態なので
「なんで付き合ってないの?どういうこと??」とツッコミどころ満載のいちゃいちゃデートを繰り返している中で、真剣に惚気たり、独占欲を見せてきたり、嫉妬心を剥き出しにしてくるんですよ!
まっすぐ返さないマリィがもどかしい!!!!!!
相手が吐き出すまでは乗せるくせに、
男の子が吐き出し切ったら「何言ってるの?」くらいにすっとぼけたり、「今日の◯◯くん、いつもとちょっと違う…?」とか、
おとぼけ天然ぶりをこれでもかと出してくるマリィ。
操作しているこっちはやきもきしちゃう。
直接「好き」の単語を使わずに気持ちを伝えてくれる男の子たちに悶えるのも良いのですが、一番くらったのは嫉妬心。
それぞれの必死な心の叫びを前に「ごめん…」と倒れ込むしかない。
しかもこの嫉妬心は「誰がライバルか」によっても内容が変わる!
なんだそれは!手が込みすぎていやしないか!?
一通りきゅんきゅんデートを満喫した後は、毎回心を鬼にして嫉妬させちゃいます。嫉妬してる姿、好きすぎる。
キャラクターの思い出
システムの素晴らしさについて語っているだけでも余裕で1万字を超えそうなのですが、やっぱりキャラクターも外せない!
個人的な所感と思い出を書いていくぞ〜!
七ツ森 実
こんのスケベ野郎!
・・・と思ったら、スケベなのはわたしでした。
GS4で一番人気の男の子!
わたしも例に漏れず最初は七ツ森くんルートに進みました。
そしてパラメーターの重要性を知らず、撃沈。
「あんなにラブラブだったのに!?」と、ショックすぎて半分パニックになりながら攻略サイトを検索したのも良い思い出。
落ち着いたトーンの声で瞬時にハートを掴んでくることに止まらず、デートをすれば服を褒めつつサラッと「好き」って言ってくる。
好きなのは服のことなんだ!わかってる!
それでもときめくのが女心だよね!???
しかも「学校では地味な彼は、実は超人気高校生モデルのNanaで…!?」という、要素てんこもり男。
彼の眼鏡は度がきつくて、眼鏡をかけている間はこちらから目が見えないのですが、「テンションが上がったりすると、たまに七ツ森の目が見える」というモーションがそそるそそる!!
目が見える瞬間、全集中力を持って凝視しちゃう。
この瞬間だけわたしの視力は4.0まで上がります。(断言)
人気モデルなだけあってとにかくカッコいいのに、特にすごいのは女子の求めるオラつきを完璧にやってくれるところ。上手すぎ。
現実世界での男子のカッコつけは女子からすると「邪魔だわ」と一蹴したいものですが、七ツ森はちょうど欲しいカッコつけをやってくれる!
だからちゃんとカッコよく見える!!
「不器用なところも愛す」みたいな聖母要素を全く求められない!
純正100%のカッコよさ!!
そりゃ1番人気になるわ〜。
女が追う側になる。アクセルを踏ませる男。
例に漏れずわたしもどっぷり夢中になり、
最初の2周は、七ツ森くんがぐいぐい攻めてきていると思っていました。
しかし、冷静さを取り戻してプレイし直したら、すっごい奥手な優しい子だとわかりました。
盛(さか)ってたのはこっちでした。
助平くんだと思ってしまってごめん…。勝手な期待でした…。
君はすごくすごく優しい子だね。助平野郎はわたしだ。
10人くらいの実況動画を見漁ったのですが、七ツ森くんに対しては「おしゃれでモデル業ができるくらいカッコいいから、こちらが背伸びしなきゃいけない」意識を持つ人が半数くらい居たのが驚きでした。
ちょっと引け目を感じながら追いかけたり、それを理由に別の男の子に進んだりしている。
わたしはただただ興奮して追いかけていたので、全くない視点でした。
そう、わたしは見栄えとか体裁とかは全く気にならないタイプ。感情一直線!
そうやってプレーヤーごとの性格の差が見えるのも面白いね。
白羽 空也
「こんな奴は現実に存在しない」という事実を忘れるほど夢中になりました。
プレーヤーが地元紙の記者アルバイトを頑張っていると出会える、隠しキャラ。
バイトをしないと出会えないことからわかるように、他校の人です。
しかも1つ上の先輩。
一番グッときたのは、
マリィが空也さんのことをもっと知りたくて取材申し込みをし、無事約束を取り付けたら取材当日、さらっと「これはデートでしょ」と言われてマリィがハッとする場面!
"アルバイトだから"を掲げてまっしぐらに走っていたつもりだったけど、「"めちゃくちゃ気になる人を誘って2人きりで1日過ごす"はデートだよ」ときっぱり言われ、急に恋愛対象として意識し出すマリィは自分に一番近かった。
わたしも目的重視でぐわーっと近づいちゃうタイプだから、自分で気付けるようになるまでが遅い。
更に、クラスメイトとか日常的に接触機会がある人と恋愛に発展させるのが下手なタイプなので、他校・先輩・バイトしないと会えない、っていう制限があるのもスイッチいれやすくて良いんだよな〜!
高校時代にこんな人に出会えていたら違ったのになー…と本気で考えたところで、これはファンタジーだったと思い出しました。
危ない。
本作の中で最も自分にとってリアリティと夢を兼ね備えたキャラクター。
好きです。(真告白)
風真 玲太
先生わかりました!
こういう人を「おもしれー男」っていうんですね!!!
全員はじめましてから始まる学園生活のうち、唯一「幼稚園の時から好きだった」と想いをプロローグで伝えてくる幼馴染であり、メインキャラ。
この枠は「王子」と呼ばれているらしく、シリーズ通して「王」が名前に入っているそうです。今回だと玲太の"玲"。
凝ってるな〜!かっこい〜!!
小学校に入るやいなやイギリスに引っ越した風真くんはマリィと一緒にいたすぎて、親元を離れ高校から実家に一人暮らし&マリィと同じ高校に入学します。
なんでそんなに追いかけてくれるの…?!と最初こそビビりますが、スマートに見えて実は不器用なところがある彼のことが、段々愛しく思えてきます。
わたしは甘やかされたいマンなので玲太くんにすぐハマるかと思いきや、意外にも惹かれはじめたのは他キャラのルートに進んだ時。
いつもの土手に玲太くんが誘ってきたと思ったら、急に他の男の子に嫉妬して拗ね始めた!
その姿にずっきゅーん!!!!!
ごめんね玲太…きみのことも大好きなんだ…の気持ちと、
その嫉妬してる姿が可愛すぎるからもっと見せてくれ…!!
の間でぐわんぐわん揺れる。
ホタルの住処の青会話は名作ぞろいですが、特に玲太の言葉は刺さる刺さる!
うわーーーーーーん!!!!!!!!!
言われた直後、リアルに「ア゛〜〜〜〜〜!!!!!」と叫びながらコントローラーを投げてソファに倒れ込みました。
9年会えなかった間も想い続けた片思いを諦める気はない、という意思表示。
それ告白して振られた後に言うやつちゃうんけ!!?のツッコミは一旦置いておいて、真剣な気持ちに心を揺さぶられる。
そんなわたしは風真くんの逆転告白が一番好きです。
氷室 一紀
思春期爆発少年。
思春期もそこまでいくと危ないよ、刃物だよ。
アイデンティティに悩む少年・一紀(いのり)がマリィと過ごすことで変わっていく姿は、本作随一の青春ドラマ!
「親戚が高校の有名な教頭先生」によるいじりを受けすぎてこじらせた男の子が、先輩のマリィと一緒に居ることで徐々に「氷室姓が嫌なわけじゃない」と打ち明けられるようになり、最終的にはマリィから「氷室なのに?」といじられても平然と返せるようになる姿は感動もの。
唯一の後輩キャラである一紀は、焦った表現が豊富!
声優さんが吐息多めに演じてくれているので、にまにま倍増。
一紀といる時のマリィは先輩だからか、からかう描写が多いのもエクセレント。
何もかもが可愛すぎるのに、眼鏡なしバージョンの顔が良すぎるという隠し玉を持っています。ずるい。
このゲーム、眼鏡のオンオフでなんでも許されると思ってない?
実は、一紀くんが一番好きです。
好きすぎて照れちゃって、4番目に持ってきちゃった。
彼の中で最も好きなところは、冷静な理論派に見えるけれども、根は感情第一なところ。
わたしも感情第一タイプなので、感情で動く性格が垣間見れると好感度あがっちゃう。
初めてときめき会話が発生して、「なんですかこれは!??」と驚かせてくれた思い出のキャラクターでもある。
一番印象に残っているのは、告白を断ってからの諦めない宣言をしてくれるところ!!
きゅんきゅんしすぎて、目をぎゅっと瞑った梅干し顔になりました😖
初めて一紀ルートをプレイした時の思い出をひとつ。
1年生3月の試験で学年1位を取ったら、一紀イベントが発生!
初見だったので
「これから一紀ルートをやるからと、誰ともデートせず淡々とパラメーターをあげる1年を過ごした私に、学年1位記念のイベントをプレゼントしてくれたのか…!?」
と本気で思いました。
そんな慈悲があったわけではなく、1年生3月の試験が50位以内なら必ず発生するイベントでした。
・・・勘違いを本気でさせちゃうくらい全イベントがキラキラしている。
ときメモGS4は素晴らしいね!!
公式HPに漫画家さんが描いてくれた、ときメモGS4イラストが載っています。
7人中3人が一紀を描いてくれています。
人気だ!嬉しい!そして絵が良すぎる!プロってすごい。
未見の方はぜひ👇
御影 小次郎
シナリオの緻密さに拍手喝采。
このルートはすごい。
シナリオが圧倒的によく出来ている。
シナリオがしっかりしているから、声優さんも完璧に乗れている。
シナリオと声優の調和という面では一位。
担任の先生と恋に落ちて、卒業後に付きあうーーーという設定上、どうしても出てくる
「大人が高校生に恋するの…?キモっ」
を完全に無くすように心が尽くされているシナリオ。
"目を合わせるのはいいけど、ボディタッチはだめ"に始まり、
好きアピールをいくらしても"先生と生徒"の境界線をこれでもかと引いてくる。
先生でいる今の自分と、実家の都合と、目の前の学生を好きになってしまった事実で揺れている姿を見ていると、
「もういい!そんなに考えるな!こっちに飛び込んで来ちまえよ!!!」
と言いたくなります。
ガードされたら、追いたくなるのが人間の性。
マリィが強めに押しかけるキャラクターになるのも見どころです。
風真くんのアプローチには全部すっとぼけるくせにね。
シナリオに夢中になり、エンディング5パターン全てを回収した初めての人は御影先生でした。
告白も、人生を自分に全振りしてくれているので重みがちがう…!!
なお、御影先生は告白を断ったらすぱっと身を引きます。
そりゃそうだよね。告白する時だってまだ葛藤が残ってるもんね。
そういうところもキャラクターの芯がしっかりしていて好きです。
颯砂 希
スチルの総合点1位。
通常時が上記画像のような出で立ちなので
ロングコートダディ・兎に「こいつはない。見た目が岩タイプすぎる」と言われるように、見た瞬間のかっこよさは低め。
ですが、スチルは別人のようにカッコいい。
制作陣の愛を感じました。
中でも文化祭のスチルが一番好き!
颯砂(さっさ)くんルートに入る前に偶然温水プールイベントを引き当ててしまい、「こんな可愛く照れてくれるの…!?」と期待して進めたものの、
ロジカルに納得できないと動かないタイプ
ロジカル派のくせに「俺バカだから」と後ろに下がる
いちゃいちゃブレーキが強い
の3点がわたしの好みに合わず、どハマりはしませんでした。
すぐ引いて他人と距離を取るのに女の子に夢見ている様子は、陸上部の再現度が高かったです。ちゃんと陸上部の同級生を思い出したもん。
個人的な好みとしては、もっとガッついて欲しかった。
逆にガッつかれるのが苦手な人だったら颯砂くんにハマるのかな?
それにしても182cmで「体がでかい」を個性としてぶんぶん振り回しているのに、同級生の七ツ森は185cmだし、御影先生に至っては187cmと規格外の身長なので、「体がでかい」があんまり響いてこないのが残念でした。
どのキャラクターもシナリオがしっかりしてるのに、ここだけ飲み込みにくい。
なんでこういう設定にしたんだろう。不思議です。
白羽 大地
ひねったキャラクターが多い中で、最も真っ直ぐな少年。
大地くんはかわいいんだけど、自分と被っている部分が多くて恋愛対象として見づらかったです…。
エネルギッシュで、向上心も好奇心も旺盛で、何にでもチャレンジすることを厭わない。そこそこの結果も出せる。
一方で、長期的な目標や夢を求められると返事に困ってしまう。
それらの様子が、わたしと被りすぎていました。
そんな彼がマリィと出会うことで自分の芯を固めてようと奮闘する姿を応援はできるけど、恋はしづらい。
自分からデートに誘えないのでデート回数が少ないのもネックでした。
ときめき会話もホタル会話もほとんど見れておらず、不完全燃焼。
リロードに時間を使えばときめき会話をもっと見て好きになれるんだろうけど、リロードを延々とするのは性に合わないのでやりたくない。
そのせいで大地くんを掘りきれていない自覚はあります。
最低でもあと2周はしたい!
柊 夜ノ介
君のお父さんは何をしているんだい?
高校生にして劇団の経営まで背負う男の子。
文化的な領域に関心の高い、学校のお偉いさんのおかげで入学した夜ノ介くんは、劇団と勉強のキャパオーバーにより、学校内での成績が悪いです。
背負い込みすぎでは…!?とハラハラしちゃう。
「舞台のセリフと違って、実際は
シンプルな言葉しか出ないもんですね」
と語る夜ノ介くんは、在学中でもはっきり「好きだ」と言ってくれる人。
七ツ森くんや大地くんの表現の真っ直ぐさに目がいきがちだけど、夜ノ介くんも実はかなりぐいぐい来てくれるので、プレイしていて楽しかったです。
シナリオがにくいな〜と思ったのは、夜ノ介くんが"勉強が苦手な人の振る舞い"をしっかりしているところ。
物事の枝葉の部分にばっかり目がいって進まなくなったり、本人はロジカルに話しているつもりでも実は脱線して感情論になっているところなど、
勉強が苦手な人の特徴がちゃんと出ています。
一番ハッとしたのは、体育祭の大玉ころがしについての話。
「大玉を見たことがない」と言われて、たしかに体育祭以外で出てこないな…!と思わず立ち止まりました。
夜ノ介くんと一緒に居たら、小さい発見で毎日楽しいね!
本多 行
ファンタジー度MAXくん。
行くん(これで”いくくん”と読む)は試験で全教科ほぼ満点で学年1位の秀才。
でも金髪で、片耳にピアス開けてて、おしゃれすら"知識"として飲み込むーーーという、そんな奴実在しねぇよグランプリ第1位。
マリィや他の同級生と話している姿は明るいのに、中学生の時は図書館の住人だったという過去を持つ行くんと一緒に居ると、中高一貫校の図式が見えます。
はばたき学園が幼稚園〜高校のどこからあるのかわかりませんが、
マリィ・風真・七ツ森・柊(おそらく颯砂も)は高校から入学した外部生。
本多・氷室一紀・花椿姉妹は中等部からそのまま進学した内部生。
一紀を除く"同級生"枠で見ると、行くん以外はみんな外部生。
外部生と密につるむ内部生は、十中八九、内部生の中で固定グループを持てなかった子です。ざっくり言うと"浮いていた子"。
※花椿姉妹は華やかすぎて浮くのが当たり前というか、周りが勝手に特別扱いするので例外。
母親の働きかけや、マリィなど外部生の流入のおかげで孤独な学生生活から賑やかな生活ができるようになったのかな…良かったね…と、俯瞰して見てしまいました。
わたし自身が中高一貫私立校出身なので内部生/外部生の機微に共感しすぎたのと、
行くん自身に直接的なエロさがないことから、恋愛スイッチは入りませんでした。
「勉強のできる行くんが夜の勉強もして…」と妄想が弾むことは理解できるのですが、
わたしは直接的なエロの方が好きなもんで、七ツ森くんみたいに「気付いたらこちらがスケベなだけだった」みたいな方が没入しやすくて好きです。
わたしにとっては、行くんからエロまでの距離が遠すぎる。
行くんルートをやるなら本屋バイトははずせない!
スチルが良すぎて呼吸が止まりました。
だー!そういう不意打ち、反則だよー!!
大成 功
無垢な女子高生を狂わせる男。
「大成功」と書いて「おおなり いさお」と読ませてくるので、DLCの面白キャラかと思いきや、しっかりした攻略対象でした。そりゃそうか。
マリィの高校OBであり教育実習生として現れた大成先生は、連絡が取れなくなったと思ったら実は他校で先生になっていたなど、
"情報不足の不満をむしろ恋焦がれる気持ちに変える"という超高等テクニックをかましてきます。
プレイして得られる情報は少ないのですが、断片的な情報のパンチが強い!
だから妄想が広げやすくて追いかけたくなる。
そりゃ人気出るわ。
どこまでも「良い先生」の枠に居続ける御影先生と異なり、大成先生は自分の不完全さに無自覚で危うい。
大成先生ルートのマリィは彼より精神年齢が高くて、危うい彼を支えようと必死に追いかけます。
その姿にぐっとくる。
ただこの大成先生、冷静に考えると高校生がハマるにはちょっと早い。
大成先生を追いかけて学校の友達と遊ばず、ひたすらコンビニ塾に通うマリィには「もっと周りをみよう?高校でしか得られない青春があるよ!」とおばちゃんは声をかけたくなっちゃう。
現実世界なら、こういう男にハマると高校を辞めるドロップアウトコースなんだけど、相手が教職のおかげでむしろ成績が良く、先生から頼られる優等生のマリィが出来上がるのは面白い!
ファンタジーだもの。そうでなくっちゃ。
巴 征道
可愛らしさと武道家の振り幅がどでかい。
DLCなので大成先生と同様コンテンツが少ないので物足りないのは仕方ないのですが、
何よりも「きみちゃん」呼びをされる度にテンションが下がってしまうわたしがいました。
七ツ森の「あんた」呼びはなんとも思わないのに、巴くんの「きみちゃん」はすごく寂しい。
前半は違和感で、後半は「こんなに近づいたのに、"きみちゃん"なのか…」と寂しくなる。
きみちゃん呼びじゃないだけでも何か変わったんじゃないかなぁと考えずにはいられないくらい、不完全燃焼度が今作随一となってしまったキャラクターでした。
花椿 みちる・ひかる
マリィとみちるとひかるは最強プリティ💗
ず〜っと3人は一緒だよ!!!!!!!!!!!!!!!
もちろん2人とも大好きなんですが、男の子にかまけていて親友ルートができておりません…。
まだ新体操部にも入ったことないし、ひめ椿屋で働いたこともない。
近いうちに絶対完遂するからね!待ってて!!
おすすめゲーム実況
ここまでで12,000字を超えているんですが、まだ続けます。👹
わたしがときメモGS4を購入するきっかけになり、今に至るまでずっと見まくっている実況動画たちを、いくつか厳選して紹介!
万が一、未プレイなのにここまで読み切った人がいたら、ぜひ実況動画のどれかを観て、購入への判断材料にしてください。
プレイ済みの人にとっても新しい出会いになったら嬉しいです〜!
ロングコートダディ和尚のゲーム念仏
冒頭で書いた通り、わたしをときメモGS4購入へと導いた動画!
主に堂前さんが"芸人"としてプレイしているため、本編から離れてお笑いを始めるシーンが多々あります。
そのため、あんまりゲームに馴染みのない人は"お笑い"扱いで見れて楽しいんじゃないかな。
逆にときメモ大好きな人からは「もっと丁寧にゲームやってくれよ」って不満が出ちゃうかも。
わたしは未プレイどころかゲーム経験値が低いので、これくらいがとっつきやすかったです。
お笑い部分でゲラゲラ笑うもよし、2人のお笑いを超えてくるゲーム本編の面白さに釘付けになるのも良し。
わたしは好きすぎて4周しました。←
ゆいPチャンネル
未プレイの人も、既プレイの人も満遍なくおすすめできる実況動画!
とにかく見やすい、聞きやすい!!!!
てっかてかの顔をしたゆいPが楽しくプレイしてくれます。
ゆいPはGS3経験者らしく、大まかな流れはわかった上での初見プレイなのでじれったさも無いし、欲しいところはつっこんでくれて、きゅんポイントにはこれでもかと悶えてくれる!
欲しいものが全部揃った満点プレイ。
服やキャラへのツッコミに笑い、男の子の登場にきゅんきゅんする姿に共感する。
GS4に興味ある未プレイ者だったら、一番買いたくなる動画かも!
これを観て、やっぱり芸人さんの発声は価値があるなぁと再確認しました。
素人が喋っている動画はボソボソしてテンションが下がるか、強すぎる声で疲れちゃう。
芸人さんの声はすごく聞きやすい。
ありがてぇ〜。
あとゲーム実況動画あるあるの「実況者の声が大きくてゲーム音が小さい」がないのも良いです。バランス超大事。
ゲームの音を聞こうとすると実況者の声がでかすぎて疲れる現象には、げんなりなんだぜ。
※2周目プレイは攻略情報頼みになりすぎちゃて、面白さが激減しています。
悪くはないけど、よっぽどGS4が好きじゃなければ見なくても良いかな。
高生紳士
いまだに誰やねんって感じなんですが、ときメモ実況動画を漁っていたら出会って、印象に残っている動画。
2人で会話しながらプレイしていることに、既に価値がある。
人生で初めていろんな人の実況動画を見漁っていて、つくづく感じたのは会話の重要性!
一人喋りより、二人で喋ってくれている方が見やすい!楽しい!
知らない人の動画でも、二人で喋っているだけで価値がぐっと上がります。
中でもこの人たちをおすすめする理由は、「先がわかっているからこその面白さ」。
プレイリストを見ると一目瞭然なのですが、
この人たちは七ツ森くんを狙って1周目、失敗します。
ものすご〜〜〜く楽しんでるのに、この後失敗するんだ…って思うとめちゃくちゃ笑っちゃう。
ちょっと意地悪な見方ですが、面白いんだからしょうがない!
他とは変わった見方をしたい人におすすめ。
この動画も2周目は面白さが激減するので見なくて良いです。
本編から離れた雑談が長すぎる。
梶裕貴
わたしなんぞが言わなくても…と思いますが、これを紹介しないのは野暮。
本作の"王子"こと風真 玲太の声を演じた声優さん・梶裕貴さんがプレイする実況動画!
さすが声優さん!
これは贅沢すぎる!
未プレイでこれを観たら、自分でプレイした時に物足りなく感じるんじゃないかと勝手に心配しちゃうくらい。
マリィのセリフを可愛く読むのはもちろんのこと、ゲームではテキストのみで語られる話も梶さんが風真くんの声で読み上げてくれたり、「マリィのキャラクターを服の属性によって変える」など、工夫を凝らして楽しませてくれます。
風真くんの猟奇的とも言えるマリィへの執着の茶化し方も上手!
「風真くんはいつどんな時でもマリィのことを見ている」前提のプレイはどうしたって笑っちゃうよ。
この動画も2周しました。
またいつかお世話になりそう。
それにしても、声優の仕事はここまでマルチタレント化しているのかと驚きました。
10年以上前に声優さんに顔の良さを求める風潮が始まった時は「声の仕事に見た目を求めるのは違くない?」と思いましたが、ここまでタレントとしての振る舞いを求められるなら、いた仕方ないと納得。
声優界隈に疎いのですが、梶さんがここまで人気を誇るようになったのはマルチタレントとしての振る舞いが上手かったことも起因しそう。
制作チーム、KONAMI、視聴者と全方向に気遣いをする姿には頭が下がります。
わかっていても、なかなかここまでは出来ない。
一番ぐっときたのは高校3年生の文化祭での学年演劇シーン。
わたしがプレイした時、この風真くんに物足りなさを感じたのですが、梶さんも同じように感じたようで。
元々風真くんは不器用で演技が下手だろう、というキャラクター設定の上でそういう風に演じたらしいのですが、
「同じセリフを何十回と聞くことになるゲームなら、ちょっとした息遣いのアドリブがあった方が嬉しいね」とご自身の仕事を見直しておられました。
30時間を超える営業活動を背負ってしんどいだろうに、冷静に自分の仕事の反省もする。
プロフェッショナルを感じました。拍手。
🧚♀️🧚♀️🧚♀️
以上!
2024年に最もハマったものの紹介でした!
ときメモに始まり、ときメモ一色で染められた1年。
原則、無料記事で1万字を超えたくはないのですが、勢いを止められず14,000字を超えました。
こんなに長いものを最後まで読んでくれる人がいるんだろうかと絶望しますが、今の気持ちをどうしても残したかったので、久しぶりの自己満投稿です。
少しでも「わかるで!」とGS4先輩方に思ってもらえたり、未プレイの人の背中を押せたら超嬉しいです!!!
ときメモGS4、最高〜〜〜!!!!
GS4だけで楽しみ甲斐がありすぎて、まだ手をつけられていない過去作も楽しみ。
来年のどこかで買ってプレイするぞ!