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【導入事例#4】自社開発の遺伝子検査キットでブランディングを強化。日本代表選手やプロ球団愛用の人気サービスに!

皆様こんにちは!グリスタの斎藤です。
今回は、IDENSIL活用事例第四弾として、株式会社キーマイン代表取締役の長峯様をご紹介いたします。



株式会社キーマイン様は、IDENSILの遺伝子検査キットを自社開発で制作し、個別化栄養プログラム「YourPRO(ユアプロ)」という、管理栄養士による栄養指導サービスへ組み込み、プロのアスリートから一般のお客様まで、幅広く展開されています。
ただ、遺伝子検査では今不足している栄養素はわかりません。そんな中で、どのように遺伝子検査の結果をサービスに活かしているのかを伺いました。

その一部をご紹介いたします!



遺伝子情報活用のポイントは「その結果をどう活用するか」


グリスタ:
遺伝子検査キットの評判はいかがですか。

長峯様:おかげさまで、上々です。
ネットの情報に振り回されて成果が出ず、お子さんの食事に悩んでいた親御さんが、最後には涙を流して喜んでくれたこともありました。全然体重が増えずに悩んでいたのに、4週間のユアプロコースを受けて一気に3キロも増えた、と。こんな嬉しいことはないですね。

グリスタ:それは御社の提供するユアプロサービスが素晴らしいということですね。
我々もお役に立てられていたら嬉しいのですが。
遺伝子分析の部分は、IDENSILのベーシック版から自社開発にしたことで、変化したことなどあれば教えていただけますか?


長峯様:販売代理店からスタートしたこともあり、当初はサービス自体が「遺伝子」がメインのような感覚がありました。「食に関わる『遺伝子サービス』」を売っていたような感じです。遺伝子検査の精度や他の検査キットとの違いを、毎度毎度かなり重点を置いて説明していました。個別化栄養プログラム「ユアプロ」の話をしなければならないところを、遺伝子の説明ばかりしていたんですね。

でも、自社開発によりレポートやキットがユアプロ仕様になったことで、お客様も当社側も、遺伝子よりもユアプロのサービスの根幹である「栄養の重要性」にフォーカスして話せるように変わりました。その結果、良くも悪くも遺伝子検査についての質問が減り、「私にはどういう食事が重要か」ということに焦点が当たり、今では遺伝子の説明をすることはほとんどなくなりました。「食と栄養」に集中すれば良くなったんです。お陰様で良い栄養指導が提供出来ていると感じています。

グリスタ:なるほど。我々が求めている理想のサービス提供形態ですね。嬉しいです。
ちょっと違うかもしれませんが、ジムとかで体組成計の結果を見て、なぜ自分の体重が〇kgなのか?なぜ内臓脂肪が〇kgなのか?って質問しないのと同じ感覚ですよね。

長峯様:そうだと思います。
ジムでも体組成計の数値の説明ではなく、その結果を見て「じゃあどうするか」というところにフォーカスすると思いますが、それと一緒ですね。それが出来ていると感じています。


グリスタ:
そもそも、長峯社長が遺伝子検査を事業に取り入れようと思ったきっかけは何でしょうか。

長峯様:私はそもそもIDENSIL代理店として、取扱をする事業者へ向けて営業をメインで行っていたのですが、その中で知り合った方に、自分の遺伝子結果からわかった体質を基に栄養指導をして頂いたことがあって。
それでかなりのダイエットに成功したんですね。それで、「ああ、遺伝子検査が大事なんじゃなくて体質に合わせたソリューションが大事なんだ」と身をもって体感したんですね。

もちろん頭ではわかっていました。御社(グリスタ)からも代理店を始めた当初から言われていましたし。ですが、体感したことで「知る」より「活かす」が重要だということに改めて理解が深まったんです。もちろん知ることも大前提として大事なんですが。

そんなことがあって、代理店として事業者に卸していく事よりも、それを事業化して業界全体を変える立ち位置に自らなろうと思い、「ユアプロ」をブランドとして立ち上げた、という経緯です。



「自分にとって必要なもの」を知れば、行動を変える大きなトリガーになる


グリスタ:
我々が言うのも何ですが、遺伝子検査では今不足している栄養素というのはわからないじゃないですか。その辺りはどのように活用されているか教えて頂けますか。

長峯様:行動変容のアクションにとても良い働きをしてもらっています。

「食」というのは習慣じゃないですか。今までの習慣って変えるのがとても難しいんです。怪我を予防したい、背を伸ばしたい、だからこんな食事が良いって言われているから変えてみよう、って思っていても、簡単にはいかないんですね。

ただ、遺伝子検査によって体質まで把握してもらい、それを元に「あなたは」こういう体質だから、目的にはこれが大事だよ、と言われると、行動変容が起こるんです。
「自分にとって」が分かると、行動を変える大きなトリガーになります。自分が体験したことで、それを強く感じました。

だから、ユアプロには個人に合った食・栄養を提供するプログラムとして、体質を知ることができる遺伝子情報は欠かせないと思っています。


グリスタ:
なるほど。これまで印象的だったお客様がいらっしゃれば教えていただけますか?

長峯様:はい、冒頭でお話した親御さんのように、お子さんの体型について相談される方も多くいらっしゃいます。
高校2年生で身長が低いのが悩みだったお子さんが、ユアプロ後に数カ月で10センチ伸びたこともありました。それを見てそのお友達も申し込んでくださったりなんてこともありましたね。

あと、ある球技の日本代表選手は、チームから増量を指示されたらしいのですが、スピードが犠牲になるのでは。と増量を嫌がっていました。そこでユアプロを受けて頂き、体質に合わせた食事によってスピードを犠牲にせず半年で4キロの増量に成功したということもありました。そういったことから選手内で口コミが広がりユアプロを選んで頂いたり、Fリーグのオフィシャルパートナーやプロチームの指導などを通じ、その成果に喜んでもらえていると自負しています。


導入2か月で、プロアスリートも認めるサービスに急拡大!


グリスタ:
最後に、お答え頂ける範囲で結構ですので、業績や利益の変化、今後の展開について教えていただけますか?

長峯様:はい、卸の代理店としても営業成績は結構順調でしたが、ユアプロにしてからはもっと良い方向に変わったと感じます。

まず、ユアプロをリリースした2か月ほど後に、現役のサッカー日本代表選手たちが次々と受けて下さり、半年経たずしてFリーグとの取組みが始まり、プロ球団などにもユアプロ導入が始まりました。

体質に合わせた食事が浸透していなかったことと、それをサービスにして視覚的に表現出来たことで、意図せず急拡大してぶっちゃけ最初は戸惑いました(笑)。コロナ禍も経験しましたが、我々としてはサービスの提供方法がオンライン化に定着したのは良かったと感じています。今では数千人に対してサブスクコンテンツも提供するまでになりました。

それらの積み重ねもあって、2020年時点と2022年時点を比較すると営業利益で約2倍に伸ばすことができました。全国から講演依頼されることも増え、個別化栄養プログラムの潜在ニーズや、遺伝子情報の活用市場に大きな可能性を感じています。


グリスタ:ありがとうございます。
これからも二人三脚で、よろしくお願いいたします!


本日は以上です。
ご協力頂きました長峯様、ありがとうございました。

次回もお楽しみに!

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株式会社グリスタ 代表取締役 斎藤利
1979年生まれ/和歌山県出身/工学修士 学生時代は竜巻のメカニズムを研究。2010年バレーボール個人指導スクール設立をきっかけに、個人の体質によるパフォーマンス影響に着目。2015年より遺伝子業界へ。2018年、日本で初めて専門事業者の指導やヘルスケアソリューションを個別化することに特化した業務用遺伝子分析サービス「IDENSIL」を開発・リリース。 内閣官房が進めるレジリエンスジャパン推進協議会のWG委員選出や自治体との連携、日本を代表するトップアスリートの指導者への遺伝子情報提供を通じ、ヘルスケアから美容まで幅広い個別化に携わっている。


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