灰色ギツネ

「#808080」

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【4選】時間に追われるサラリーマンのためのていねいな破壊【Destroy】

ストレス、それは便利な言葉。 ありとあらゆる体調不良の原因を説明してしまう魔法の言葉。 ストレス、それは解消しなければならない心の膿。 しかし、そんな時間も気力もないのが”サラリーマン”というもの。 だから彼らはただ願う。 「――会社に隕石落ちないかな」 と。 Wish upon a star. だが、願うだけでは何にもならないのも、またこの世の摂理。 では、どうすればいいのか? 答えはそう、決まっている。 ――『破壊』だ。 全国6772万人の”サラリーマン”の

    • 日常の面白写真Lv.1

      1.社会実験実施中 こんなにカッコいい題名の看板が信濃町にあるとは思わなかった。おもわず一度通り過ぎた後戻って来てしまった。  それにしても、EV車か……成立するにしてもずっと未来の事だろうなと思っていたけれど、こんなところでひっそりと実験が始まっているんだなぁ。  死ぬ前に一度乗って、その静音性にびっくりしたいので、すごい技術者の人たちには頑張って欲しい。 2.でかい電話ボックス 電話の大きさに対し、その体積があまりも大きすぎる! こんなに広くてどうするつもりなんだ。えっ

      • ホテル風呂チキンレース

         私は共同生活が嫌いだ。だから、大学を卒業して早々に家を出たし、学校も嫌いだったし、会社員も三年で辞めた。理由は色々あるが、基本的には他人が間合いにいるのがもう嫌なのだ。近くにいればその人が立てる音は否が応でも聞こえてくるし、それだけの距離ならいざという時に大変だ。  自意識過剰と言えばそうだが、でもやはり私はそんなに他人を信用できない。未だに、電車で寝れば惨めな寝顔写真を撮られて笑われると思っているし、エスカレーターには常に殺人鬼が乗ってると思って背後を警戒している。  そ

        • 短歌と写真とTwitter

           最近、毎日短歌を書いている。57577の31音。長すぎず、かといって短か過ぎないこの感じが丁度いい。  Twitterを始めとして、SNS全般が苦手な自分には合っていると思う。どうでもいいことを、どうでもよくない形にして書くことができるから。日常の固定化、過ぎ去っていく当たり前への洞察。  ある種これは写真を撮ることにも似ていると思う。同じものを違った角度で切り取り、それを保存するという意味で。  とまあ、なんか書き始めてみたものはいいものの「短歌を書いてます」以上に言う事

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        【4選】時間に追われるサラリーマンのためのていねいな破壊【Destroy】

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          ジョジョのスタンドみたいな名前の東方曲5選

           タイトルの通り。久しぶりにジョジョを読み返しつつ、いつも通り東方をプレイしていたらふと思い立ったので書きます。なお、副題がついている曲についても、それを外してスタンド名っぽくしています。 ①リジッドパラダイス 東方神霊廟 3面ボス・宮古 芳香のテーマ。リジッド=「硬い」「硬直した」の意味なので、5部のサーレーのスタンドに似た能力かな?  ただまあ、そのままだと面白くないから芳香らしく、なんでも食べられる硬い顎を持った遠隔自動操縦型のスタンドとかにした方がいいかも。 ②ア

          ジョジョのスタンドみたいな名前の東方曲5選

          SCPと世代交代の瞬間

           今日、行きつけの書店でこんなものを見つけた。  米国発祥のネットロアで有名なかのSCP Foundationだ。私も数年前まではハマっていて、ニコニコ動画でよく解説動画を見ていたものだった。最近では子供も人気で~などという噂はまことしやかに聞いていましたが、まさか本当だったとは……時代の流れを感じます。  どうやら調べてみると、「大迫力!異常存在SCP大百科2」なる書籍が発売されるそうで、これはその宣伝用冊子なようでした。なるほど、子供にとっては「動物最強王図鑑」とかと同

          SCPと世代交代の瞬間

          最近聞いた曲紹介【2024/08】

          1.アニマルま~る/名取さな 曲のテンポ感や雰囲気が合うのか名取さなさんの曲は全般的に好きだ。真っ直ぐストレートなテーマパーク感というか、陽のインターネットの気配があって元気になる。  サブカルではなく萌えのインターネット。成長するに連れて、斜めになって、見えにくくなってしまった純粋な気持ちが満たされます。  もちろん陰の曲も嫌いではないですが、最近は少し食傷気味かもしれない。エコーチャンバり過ぎると、そればっかり聞いちゃうから良くない。  まあ、ともかくとして良い曲なんで聞

          最近聞いた曲紹介【2024/08】

          最近読んだ本【2024/08】

          1.本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚 話題過ぎる話題作なので今更いう事もないだろうけど……面白かった! そして同時に、自分がどれだけ浅い読書をしてきたか、いささか反省させられました。  とにかく、読んでない人は早く読んでくださいという他ない。読めば貴方も『走れメロス』に挿入歌が入って聞こえるようになるだろうから。  まあ、まずは騙されたと思って、記事版の方でも読んでみてくださいよ。 2.天才による凡人のための短歌教室 最近、

          最近読んだ本【2024/08】

          ゲームが出来なくなった日

           昔懐かしのゲームミュージックを聞いていたら、自分がしばらくゲームに触っていないことに気づいた。ゲーム的なゲーム、いわゆるコンシューマーの作品なんて、多分7年ぐらい触っていない。もちろん、家にはPS5もSwitchもない。というか、PSVITA以降、ゲームハードを買っていない。  別にゲームが嫌いになったわけではない。PCゲームだったら今でもちょこちょこやるし。なんなら、東方projectは毎日練習を欠かさない程度には熱心にプレイをし続けている。最近はHardも少しずつ安定し

          ゲームが出来なくなった日

          SCPと死生観

           遅ればせながらだが、ニコニコ復活記念ということで動画を見た。SCP解説動画。新しいのはなんか難しくて雑魚状態の脳には入ってこないから、昔懐かしの古い奴。  ちょっとした茶番に淡々とした解説、お馴染みのノイズ音が実によく染みわたる。出てくるSCPもお気に入りだ。SCP-268-JP「終わらない英雄譚」、3本目に紹介されているこのオブジェクトが特に。  知らない人向けに簡単にまとめると、「死んだヒーローを復活させて本に取り込み、諦めるまで他人を庇わせて死なせる」っていうクソ本

          子供時代と火と破壊

           今年に入ってから煙草を吸うようになった。一日におおよそ2~3本。銘柄もころころ変えて適当に楽しんでいる。1本あたりだいたい25円、駄菓子を買うような気分だ。  正直、そんなに気持ちよくもないし楽しくもない。巷で言われているような「ヤニ吸ってなきゃどうしようもない」みたいな気分には全然ならない。ついつい珈琲を飲んでしまうとの同じでただの手癖。たいして美味しくもないのに毎日にやるのも珈琲と一緒だ。  ただ、物に火がついて、それが燃えていく様を見られるのは楽しいかもしれない。子供

          子供時代と火と破壊

          コードギアスと一人称

           口語と文語で一人称を使い分けるというのは、日本語ではよくあることだと思う。特に男性の場合、口語では”俺”を使いながら、文語、特にインターネットの場では”僕”を使うという人はたくさんいるだろう。しかし、私はインターネットの文章では一人称に”私”を使うことが多い。  そのことについて、特に疑問を抱いていなかったのですが、最近「コードギアス 反逆のルルーシュ」を一通り見直してその理由を思い出しました。そう、私はルルーシュの真似をしていたのです。  彼もルルーシュとしては”俺”と称

          コードギアスと一人称

          漫画喫茶の栞先輩

          「先輩、ハサミどこに行ったか知りません?」 「う~ん、どこだろうね」 「そうですか……それより先輩」 「なに?」 「仕事、してくれませんか?」  椅子の上でほとんど水平になりながら漫画を読む栞先輩を横目に備品の荷ほどきをしていたが、さすがにもう限界だった。  ここは都内某所に居を構える漫画喫茶。時刻は深夜二時半。客足も完全に途絶え、エントランスは静寂に包まれている。 「失礼失礼! まるで私がサボっているみたいな言いぐさじゃんか」 「どう見てもそうでしょう」 「違うよ。これはト

          漫画喫茶の栞先輩

          図書館書庫の二人

           陰キャにとって、図書館というものは意外と居心地が良くない場所だ。  もちろん、教室とか中庭とか、そういう明るい場所に比べれば幾分かマシだが、それでもやっぱり私たちの居場所ではないという気がする。静かなのはいいが、少々真面目過ぎるのだ。  どこを見渡してもカリカリカリカリ、ノートに向かってペンを走らせている奴らばかり。なんなら、純粋に本を読んでいる人間の方が少ないぐらいだ。  正直、ふざけるなと言いたい。どうして、私の方が疎外感を覚えなければいけないのか。表通りに居場所がない

          図書館書庫の二人

          喫茶店の敗北者

           昨日は秋葉原の喫茶店にこもって作業をしていた。作業自体は捗ったのだが、なんというか落ち込んでしまった。というのも、目の前の席に前途ある若者が鎮座していたからだ。  詳しく言うと偉い感じの大人と採用にまつわる話をしていた。どうやら、なにかしらの界隈で活躍している活動者が会社に入るか否か、という話らしい。恰幅の良い西洋系のおじさんが3人に、リクルートスーツを着た若々しい青年が一人。微笑ましく、そして応援したくなるような光景だ。必死に自らをアピールする青年、ユーモアを交えつつも会

          喫茶店の敗北者

          初めての精神科体験

           今日、人生で初めて精神科と呼ばれる場所に行ってきた。特に何かが悪いという訳ではないが、前から不眠気味だったのでお試しも兼ねて。  ということで、せっかく行ってきたのでいくつか精神科についての豆知識というか、先生に聞いたあるあるみたいなものを書き記しておこうと思います。ちなみに、おすすめの精神科とかは分からないので、ビギナーの人は近くにあってレビューが3.7ぐらいの病院を選ぶのがいいと思います。 ①メンタルクリニックのトイレには鏡がない  全ての病院に共通するかどうかは分

          初めての精神科体験