最近読んだ本【2024/08】
1.本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚
話題過ぎる話題作なので今更いう事もないだろうけど……面白かった! そして同時に、自分がどれだけ浅い読書をしてきたか、いささか反省させられました。
とにかく、読んでない人は早く読んでくださいという他ない。読めば貴方も『走れメロス』に挿入歌が入って聞こえるようになるだろうから。
まあ、まずは騙されたと思って、記事版の方でも読んでみてくださいよ。
2.天才による凡人のための短歌教室
最近、短歌が趣味なのでこういう本をいくつか読んだ。一応、毎日一本ぐらいは短歌を書くようにしているけど、未だに何が良くて何が良くないのかよく分からない。ひとまず、字余りと字足らずがあんまり良くないのは分かったけど。
多分、ほとんどいないと思うけど、短歌に興味を持っているよという人がいたらこの本は結構おススメ。特にオタク的な感性を持っている現代人には。
というのも、この本の作者である『木下龍也』さんがそういう文脈で活動されることが多い方だからだ。最近も、イラストレーター兼Vtuberの『しぐれうい』さんとのコラボで話題になっていた。
正直、短歌ってよく分からないって人が大半だろうから、まずは身近に感じられる歌人を見つけられるといいんじゃないかという気がするしね。
後で歌集も買おうっと。
3.酔いとゆくすえ
漫画の短編集。下巻だけど、話は繋がっていないためこちらから読んでもOK。まあ、作者さんの意図を考えると上巻から読むべきでしょうが。
書店で偶然見かけて、絵がいいな~と思って買ったのですが……結論から言えば面白かった! 口紅とか牛丼とか、人間じゃない変な物が視点となる話は不思議でしたし、それを活かした仕掛けもさすがと言った感じ。
こういう本に出会えるという意味で、やっぱり近所にある大手じゃない丁度いい本屋って大事だなぁと、改めて思いました。
4.世界の廃船と廃墟
タイトル通りの内容の写真集。世界の廃船と廃墟の写真が載っている。
元々、廃墟は結構好きだったんですけど、廃船がこんなにいい物だと初めて知った! 図書館で一目惚れして借りたのだが、あの判断は間違ってなかった。
なにがいいって、自然と文明のコントラストだよね……単に自然、単に文明ではなく、文明社会に自然・ファンタジーが這いこんできたかのような異質感があるのが素晴らしい。とある魔術の禁書目録シリーズと東方projectが好きなので、こういうのに弱いんだ。
単なる廃墟や綺麗な洞窟とかも好きと言えば好きなんだけど、このバランス感を保ったものは中々ないから探してたんですよ、ホント。
例えるならセブンスドラゴン2020のダンジョンみたいな、そういういい風景の写真集とか知っている人いたら、ぜひ教えてください。
5.パンをナメるな!
最近はやりの陰キャが頑張るタイプの漫画。主人公の子の目元の隈が素敵だったので購入しました。赤色の帽子とのコントラストが素晴らしいですね。
内容としては、タイトルの通りで高校中退無職の主人公がパン屋の店長代理となり、店員の女の子たちと交流したりしつつ……という感じ。パン屋のぼっち・ざ・ろっく!あるいはわたモテと言えば分かりやすいだろうか。
楽しいアルバイトものは夢があっていいね。私も働くならこういう場所で働きたい。まあ、その前に美少女にならないとだろうけど。
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