SCPと世代交代の瞬間
今日、行きつけの書店でこんなものを見つけた。
米国発祥のネットロアで有名なかのSCP Foundationだ。私も数年前まではハマっていて、ニコニコ動画でよく解説動画を見ていたものだった。最近では子供も人気で~などという噂はまことしやかに聞いていましたが、まさか本当だったとは……時代の流れを感じます。
どうやら調べてみると、「大迫力!異常存在SCP大百科2」なる書籍が発売されるそうで、これはその宣伝用冊子なようでした。なるほど、子供にとっては「動物最強王図鑑」とかと同じようなカテゴリなんでしょうね。どうりでキャラクター系のSCPがほとんどなわけだ。
個人的にはもう話題は沸騰しきって、アイスティーになってるぐらいの頃だと思うのですが、世間的には「話題沸騰中」らしい。
別に世間がどうであれ、今でもSCPは好きですが、こうやってアングラだったものが世間へ降ろされて行くのを見ると少し思う所がありますね。ついにその時が来たかというか、熱量が違ってきてしまうというか。ああ、熱力学第零法則。
多分、きさらぎ駅とか八尺様を楽しんでいた大人たちも同じ気分だったんでしょうね。時代は巡るものです。
ただまあ、考えようによっては良い時代になったと思うことも可能でしょう。今まで貯めに貯め、どこにも披露する機会がなかったSCP知識をぶっぱなす相手が生まれたというわけですから。
新人お子様研究員たちが知らない面白SCPの知識を披露してあげれば、あっという間にあなたもO5だと尊敬される事でしょう。親戚の集まりにずっと出てこず裏で「シャイガイ」呼ばわりされていたアナタだって大丈夫。まずは「ねこです よろしくおねがいします」とでもかましてやりましょう。
まあ失敗してド滑りしても責任は取りませんが、その時は部屋で自己収容して精神を落ち着かせてください。
■■■■研究員
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