新入社員には「これ」を聞いてください
非常にざっくりとしたタイトルとなってしまいましたが、
良い求人を書く上で
新入社員を迎えたら必ず聞いてほしいことがあります。
「あること」を聞くことで、
再現性の高い求人を作成することが可能になります。
本日は、その「あること」についてをお話していきます。
①新入社員に「真の志望動機」を必ず聞く
「面接で聞いてるけど…」
という風に思った方も大勢いいらっしゃると思います。
面接で志望動機を聞かない方は恐らくいないと思っています。
Ⅰ.面接では嘘を付く
ここで、衝撃的な?グラフを添付します。
こちらの円グラフから見ると、
90%以上の方が「志望動機がない」と回答しています。
続いてはこちら
こちらの調査では、
60%の学生が「就活で嘘を付いた」という風に回答をしています。
ちなみに、私はこれが悪いことだとは思いません。
「しっかりと企業研究を行い、その企業に刺さる話し方を研究できる」
その点自体が評価できると考えるためです。
ただし、ここで皆さんに知っておいてほしいことは
「面接時の志望動機が本当かは分からない」
ということです。
こちらの調査結果では、
「4割が給料の高さを重視」していると分かります。
ですが、「あなたの志望動機はなんですか?」
⇒「給料です!!!」なんて言う人あまりいないですよね。
このように、面接には嘘が混じっていることを理解しましょう。
Ⅱ.「真の」志望動機は自社の魅力を知るための有効手段
「嘘の志望動機」は置いておいて…
「真の志望動機」をぜひ聞くようにしてください。
具体的には
「会社のどこを魅力に感じて入社を決めたのか」です。
こちらのグラフを見て分かる通り、
「待遇/福利厚生を重要視する」求職者は非常に増えています。
つまり、これから入社してくる新入社員は
御社の「待遇/福利厚生」のどこかに魅力を感じて
応募した確率が高いのです。
そして重要な点ですが、
自社の魅力とは「経営者自身が気付けないことが多い」です。
例えば、経営者が
「うちの魅力は給料の高さだ!」
と言っていたとします。
一方で、社員に対して魅力を聞いてみると
・残業の少なさ
・子育てのしやすさ
などのように、経営者と乖離している場合がほとんどです。
詳しくはこちらで解説しておりますが、採用の基本原則は
「求人票で採用ターゲットに刺さる魅力を伝えきること」です。
そういう意味では、新入社員の真の志望動機は
「最も新鮮な会社にとっての魅力点」と言うことができ、
求人票に記載することで、採用成功の再現性を高めることができます。
②真の志望動機を聞く方法
入社してすぐの新人に
「面接で言ってた志望動機じゃなくて、本当はうちのどこがよかったの?」
なんて聞いても怖がらせるだけだと想像できるかと思います。
正しい聞き方をして、しっかりと情報を聞き出しましょう。
Ⅰ.注意点①:目的を正直に伝える
新入社員に質問する際は、
「質問の意図を明確に伝える」ことを意識しましょう。
今回でいう質問の意図は
・自社の本当の魅力を知りたいため
・求人票をブラッシュアップしたいため
の2点です。
相手を責めようとしているわけではないことを
正直に話しましょう。
Ⅱ.注意点②:面接時の志望動機を否定しない
こちらも非常に大切な話になります。
「面接時の志望動機を嘘だと否定しない」ことが非常に大事です。
絶対に押さえておいてほしいのは
「本当の理由」という言葉を絶対に言わないことです。
面接時の志望動機は、相手が嘘で言っていたものであろうが、
必ず信用してください。
そのうえで、自社の待遇面の魅力を
「面接時に言いにくかったとは思うけど、教えてほしい」
というニュアンスで聞いてください。
もしかしたら、ご自身で聞くよりも
「歳の近い上司」などにお願いした方が良い場合もあるかもしれません。
聞き方も意識して、
本当の理由を正確に聞き出していきましょう。
本日のまとめ
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