感情メンテナンス
自分の感情がよく分かりづらい現代社会。
私自身も昨年、精神疾患になった。(うつ病とかPTSDとか離人症とか色々あるがどれに当てはまっていたかは今だに分からないし、あえて当てはまらないようにしている)
自分の感情が暴走して、何かに八つ当たりしたり、家に引き篭もったり、誰かと会うのも拒んだり。と新しくなった1年だった。
今は冷静になり、自分のことを客観的に見ることができるようになったが、
なぜここまで冷静になれたのか?
自分で自分の感情を理解したからである。
今、自分は何を考えているのか?
なぜそれを思ったのか?
何をしたいのか?
どういう時に嬉しい気持ちになるのか?
どういう時に嫌な気持ちになるのか?
これからどうなったら自分が嬉しいという気持ちになるのか?
自分を徹底的に見つめ直し、事細かく感情の言語化を行なった。
この作業は極めて、自分の奥底から湧き出る汚い感情とか人には言えないような欲望と向き合った。
それがまずは本当の自分を知るということであり、自分の人生を生きる初期段階である。
言葉にしたことによって過去の感情が整理でき、自分が心の奥底に溜め込んでいたものが浄化され、自分の辛かった過去に変わり未来の自分のため思考する時間を作ることができる。
そして何より自分の心と頭がニュートラルになった。
ニュートラルになった瞬間に私の人生はかなり加速した。
どんな体験もどんな経験をまずは自分が感じたことを自分の言葉で言語化する。
そこに誰かの言葉を混同させない。
行動の基準を誰に何を言われたとか(どれだけ身近な人やどれだけ恩を受けた人だとしても)で決めるのではなく、自分がこう思う、こう感じる、ということを優先して前に進む。
人間は感情的な生き物だから。
どうせ人生1回だし、どうせ死んじゃうし。
自分の感情を大切にしよう。