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【症例⑤】医者-B氏

名前なんて覚えてない。とりあえずB。 出会いは友人が開催した歌舞伎町のギラギラした焼肉屋の合コンだった。 10歳上で,顔は悪くないけど何かネチっこさを感じる見た目だった。やたら結婚したがっていたけど、今考えると狂気を感じる。 合コンの後、一回だけ2人で食事に行った。中目黒の居酒屋で、鳥の胸肉の一枚焼きを、とても器用に均等に切り分けてドヤ顔をしたのを見て、「あっ無理」と思ったのと同時に、これはまた下世話なガールズトークを盛り上げる小ネタができたことに感謝したのを覚えている

    • 【所見①】自傷癖

      これまで4人の症例を展開したが、決して傷ついていないわけではない。 症例①のJに関しては、だいぶ長い間引きずったし、②も高校生活丸々かけるくらい好きだった。 ③は自分で言うのもどうかと思うが、向こうが引きずっていたのを風の噂で聞いた。中途半端な終わり方をしてしまったことに対して申し訳ない。 ④はどうでもいい。がんば! 4人の他にもたくさん症例はあるが(早く更新しろw)、抉られるような傷もあれば、針でつついただけの傷もあり、毎回傷の大小はあるが出血はしているのである。 【

      • 【症例④】外資コンサル-A氏

        何が怖いって、名前を忘れているのである。とりあえずA氏にした。 彼とは8年ほど前にマッチングアプリで出会った。顔もいい、少し年上、年収も悪くない、性格も穏やか、じゃあ何が悪かったんだよ?って、話がとってもつまらない。 もうね、悪口しか出てこない。ほんとごめん。お前は本当につまらなかった。 確か3回くらい食事に行ったはず。毎回毎回、ほぼ話さない。ただ顔は好きだったので、2回目、3回目と会った私はバカだった。大馬鹿者。 今ほど腹も据わっておらず、無言の時間が辛かった私は、

        • 【症例③】結婚を考えた社会人の彼氏-K氏

          出会いは友人が開催した合コンだった。ここまで見事に見た目がストライクな人がいるのか、というくらいドストライクだった。未だに彼を超えられる男前の彼氏はいない。 彼は2歳上で某大手金融機関の子会社に勤めていた。結論から言うと、2年ほど交際して、ふとした瞬間に冷めて別れた。今っぽく言うと蛙化である。 当時は結婚も考えていたし、精神的にも安定してすごくいい彼氏だった。 私の趣味にもだいぶ付き合ってくれたし、会社の飲み会で潰れた時はわざわざ迎えにきて介抱してくれたり、今までの歴代の

          【症例②】高校の先輩-K氏

          彼は高校の先輩だった。 何が好きかって、見た目というか、醸し出す雰囲気がとても好きだった。 何か暗いというか、影があるというか、厨二病が厨二病に恋をしていたというのがオチだと思うw 時代も時代だったので、愛用していたj-phoneに、一日何度か返ってくるメールが嬉しくて嬉しくてたまらなかった。 この感覚は今も変わらないかもしれない。メールからLINEになっただけで、私は何も成長していないのである。 彼とは高2あたりから、付き合ったり別れたりを繰り返したが、付き合うといって

          【症例②】高校の先輩-K氏

          【症例①】シンガポール人-J氏

          出会いは7年前の春先、まだ決して暖かくはなかった頃のはず。 新橋の立ち飲み屋で隣で飲んでいて、声をかけられたのがきっかけだった。 彼はいわゆる華僑で、華僑なんて教科書でしか知らなかったので、「ああ、ガチで華僑っているんだ、すごいな」と思ったのを覚えている。 家族の仕事の一部を手伝いつつ、自分でも日本含めアジアのどこかで起業している謎のシンガポール人だった。年は5つほど上で、やたら大人びて見えた。 声をかけられた翌日、翌々日にも食事に行き、なんだかんだ彼は来日期間を延ばし、

          【症例①】シンガポール人-J氏

          35にして回顧録とは

          本来であれば、他のnoteを拝読してから、「書き方」や「構成」を学びきちんと始めるべきなのであろうが、私は学習をしないのである。 そこがいいところなのである。 なんなら学習していたら、ここまで失敗していないのである。 さて、これまでの男性を題材にするにあたり、 ①過去から遡っていくか ②思い出した男性から書き連ねていくか 悩んだものの、忘れている男も数知れずなので(なんなら友人のほうが覚えている)②のスタイルで行きたいと思う。 くだらない話だが、暇つぶしになればありがた

          35にして回顧録とは

          自己紹介 わたしについて

          【プロフィール】 40歳前後。泣く子も黙る昭和生まれ。 会社員。独身。バツイチ。子なし。 見た目は中の中の中の下の上くらい。 プチ整形好き。お察し。 今世は友達運や家族運に恵まれたので男運は諦めた。 【きっかけ】 (無駄に)男性経験の多い私が今までの恋愛を振り返り成仏させたい。アーメン!

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