【所見①】自傷癖
これまで4人の症例を展開したが、決して傷ついていないわけではない。
症例①のJに関しては、だいぶ長い間引きずったし、②も高校生活丸々かけるくらい好きだった。
③は自分で言うのもどうかと思うが、向こうが引きずっていたのを風の噂で聞いた。中途半端な終わり方をしてしまったことに対して申し訳ない。
④はどうでもいい。がんば!
4人の他にもたくさん症例はあるが(早く更新しろw)、抉られるような傷もあれば、針でつついただけの傷もあり、毎回傷の大小はあるが出血はしているのである。
【忘れやすい】のが私の長所(長所…?)だったとしても、痛みの深さや出血量を実はきちんと覚えているのである。
ただ恐ろしいのは、懲りずに傷に塩を塗るなり、もう一度抉るなり、心のどこかでそれを楽しんでいるきらいがあって、それは自傷癖の一種なのではないか。
12月のJとの再会も同じ感覚で、あの頃と変わっていない自分への自虐だったり、生産性のない人生への戒めだったり、お互い同じだけ歳をとって傷を舐め合って(変な意味じゃなく)、解散したあとの無気力を感じたいだけなのかもしれない。
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