【症例②】高校の先輩-K氏

彼は高校の先輩だった。
何が好きかって、見た目というか、醸し出す雰囲気がとても好きだった。
何か暗いというか、影があるというか、厨二病が厨二病に恋をしていたというのがオチだと思うw

時代も時代だったので、愛用していたj-phoneに、一日何度か返ってくるメールが嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
この感覚は今も変わらないかもしれない。メールからLINEになっただけで、私は何も成長していないのである。

彼とは高2あたりから、付き合ったり別れたりを繰り返したが、付き合うといっても特別どこかに行くわけでもなく、たまに一緒に帰ったりするくらいで、私の感情になんとなく応えていただけなのかもしれない。

大学で連絡はほぼ途絶えたが、社会人になって一度だけ食事に行った。そのあと特に何が起きるわけでもなく、やはり不思議な人だった。

20年経った今はどこで何をしてるのかも分からないし、むしろ聞きたくもない。多分自分にとって何も得ることもネタにもならない関係だったので、まじで時間の無駄(他もそうなんじゃないのか?という突っ込みは無粋)だった。

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