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小田急線での刺傷事件とフェミサイドについて思うこととやるべきこと

☆思考が拡散する日々

フラワーデモの呼びかけ人としても知られる北原みのりさんが運営するラブピースクラブ、その8月8日付ブログ「小田急線内での事件の報道の後、何か書かなければと思っては消し、また書いては消しを繰り替えし」という書き出しで始まっています。

私も「何か書かなければ」という想いは同じでしたが、しかし私の場合はまったく筆が進まず考えもまとまらず、ただひたすらにネット上のツイートや記事を読み漁る日々が続きました。私にとって小田急線はめっちゃ生活圏内ということもあり、なかなか冷静でいられなかったことも大きく影響したかもわかりません。

☆本稿の目的

とにかくまずは、重傷を負った女性を含め被害に遭った方、その場に居合わせた方などすべての犠牲者の方々が、身体の傷も心の傷も1日も早く癒えることを願ってやみません。
負傷した複数の被害者が「怖くて電車に乗れない」「人混みが怖い」など、精神的被害を訴え、中には電車の利用ができなくなった被害者もいるということです。真相究明の捜査もさることながら、被害者支援にも社会全体で力を入れていく必要があると感じます。

事件から4~5日が経ち、逮捕された容疑者の経歴やキャラクターについても続々と報じられるようになってきました。動機の解明など必要な捜査は尽くすべきですし、明らかになった事情のうち公益性のある事柄についてはもちろん報じてほしいです。
…しかし私のこの記事では、容疑者個人の事情はあまり問題にしません。それは捜査が尽くされて司法がジャッジするまで確かなことが言えないし汎用性も薄いです。それよりも社会全体が知っておくべきこと、私たちのやるべきこと等について思うところを徒然なるままに記していきます。

☆事件の概要をおさらい

8月6日20時半頃、新宿へ向かう小田急線・快速急行が通過駅である成城学園前から祖師ヶ谷大蔵駅へと走行中、川崎市多摩区の職業不詳・対馬悠介容疑者(36)が牛刀を振り回し計10人を刺傷する事件が発生。殺人未遂容疑で逮捕されました。

対馬容疑者は7号車に乗車し、先頭車両である10号車のほうへ移動したようです。最初に犠牲になったのが8号車に乗っていた20歳の女子大生(以下「Aさん」とします)でした。この事件で唯一の重傷者となったAさんは何度か切りつけられてから、逃げようとするところを更に背中から切りつけられるなど対馬容疑者は執拗にAさんを狙ったようです。

報道によれば、

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「(Aさんが)かわいい服を着て男性にモテそうな典型的な勝ち組女性に見えたから殺そうと思った」
「6年ほど前から幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思うようになった」
「大学時代にサークル活動で女性から見下され、出会い系サイトで知り合った女性ともうまくいかず、勝ち組の女性を殺したいと考えるようになった」

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等の趣旨の供述をしているようです。
唯一重傷を負った被害者が女性、それも若い女性のAさんであったということは偶然ではなく、単に「無差別殺人」と捉える見方に私は反対です。この点は重要なので後述します。

故意に狙われたか振り回す刃物が当たったかなどの態様の違いはありますが、結果的には重傷のAさんを含む男女5人ずつ、計10名が被害に遭う大惨事となりました。
亡くなる方が出なかったことだけは不幸中の幸いでした。現時点では殺人未遂容疑のみとなっていますが、実際には車内で放火を試みています。現住建造物等放火未遂罪(刑法108条)にも該当し得るので捜査の進展しだいでは再逮捕もあり得るでしょう。現住建造物等放火罪の法定刑は死刑、無期懲役、5年以上の有期懲役で、現行法上は殺人罪(刑法199条)と全く同等の重罪です。

☆フェミサイドとは?

事件が報じられ、この事件が「フェミサイド(femicide)」に当たるのではないかという指摘を多くの有識者がしています。
⚠️「フェミニサイド(feminicide)」とも言いますが本稿では「フェミサイド」で統一します。

その共同社会や民族を滅ぼすほどの大量殺害・集団殺戮のことを「ジェノサイド(genocide)」といいますが、そこから「女性の大量殺害」という意味合いでフェミサイドという言葉が生まれました。

「フェミサイド」の定義は論者や目的によってかなりのばらつきがありますが、一般的には「女性差別に基づく男性による女性の殺害」(ダイアナ・ラッセル、1976年による)あるいは「女性であるという理由で女性または少女が標的となった殺人」といった意味で用いられます。
障害者や外国人など特定の属性を持つ個人や集団に対する偏見や憎悪が元で引き起こされるヘイトクライムの一類型である、と捉えられるでしょう。

Twitterでは、主に日頃から石川優実さん達にクソリプしている人たちによるものでしょうか、「フェミサイド」を否定する人も一部にはいます。さながら「KuToo」を女性差別ではなく労働問題だ、と矮小化したがるように。
一部有識者の間でも、「この事件がフェミサイドだと決めつけるのは慎重であるべき」とする見解もあります。

しかし、私たちフェミニストは事件の原因をフェミサイド「だけ」だと断ずるつもりなど最初からありません。元より犯罪の動機などたった一つであるはずもないし、本当の動機は犯人が自分でも気づいていないものかもしれません。
殺人のターゲットとして「誰でもよかった」と「女性なら誰でもよかった」とでは天と地ほどの違いがあります。まだ捜査初期の段階であるとはいえ、上でご紹介したような供述をしている人物の犯行に「フェミサイド」の要素がまったくないなどとどうして言えるのでしょうか。

この事件だけではありません。思い出しましょう。

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✅2018年の東海道新幹線車内殺傷事件。犯人は22歳の男性でした。結果として亡くなったのは止めに入った男性1人のみでしたが、元々の犯人の狙いは重傷を負った2人の女性でした。北原みのりさんは、犯人が女性を狙うために敢えて男性アイドルのライブが終わる時間の新幹線を選んだ可能性を指摘しています。
✅2020年11月、64歳のホームレス女性が殴られ死亡する事件が発生、犯人は46歳の男性でした。調べに対し動機について「邪魔だった。痛い思いをさせればいなくなると思った」と供述したとのことです。
✅まだ記憶も新しい2021年6月、立川のラブホテルでセックスワーカーの女性が刺されて死亡する事件が発生しました。犯人は19歳の男性で、「あんな商売をやっている人間はいなくていい。風俗の人はどうでもいい」と供述したそうです。

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イギリスの『フェミサイド調査報告書UK 2009-2018』においては、犠牲となった女性の名が具体的に挙げられていて、報告書を彼女たちに捧げるという形式がとられています。
また、国連薬物犯罪事務所(UNODC)もフェミサイドの報告書を出しています。

世界においては、「フェミサイド」という概念・現象があるなんてことはもはや公知の事実で、その対策のために予算をかけて施策を講じて効果を検証するという段階なのです。いまだに「フェミサイドなんかない」と言い張ったり、フェミサイド対策を主張する人にクソリプ飛ばしたりする歴史修正主義者のような次元の低い人たちにおつきあいしている暇などありません。

※さえぼう先生による会心の一撃!✨
この機会にこれに至るまでの度重なるツイート、石川優実さんに寄せられるおびただしいクソリプの数々などにもぜひご注目ください。この手のツイートが多数存在することこそ日本の「フェミサイド」が深刻である何よりの証左です。

☆鉄道会社の「安全配慮義務」

以上のこと、つまり「フェミサイドは存在する。女性は生きていくだけで、電車に乗るだけで女性特有の恐怖に常に晒されている」ということを当然の前提としてこの先の論を進めます(このことは男性の生きづらさの存在それ自体を何ら否定するものではありません。)

言い換えれば、「たまたま異常者が犯行に及びたまたま運悪くAさんが狙われた」という能天気な見方を決して許さず、「この事件が起きるにはある種の必然性があった」という立場で、責任の所在や社会変革の方法を考察することで以って再発防止に資することを目指します。
⚠️もちろんAさん含め被害に遭われた方には何の落ち度もありませんので誤解なきようお願いします🙇‍♀️そういう意味で「必然性」と言っているわけではありません。

この事件で「小田急電鉄も被害者だ」という言説が見られます。これはある程度は当たっているがけっこう間違っているということを最初に指摘しておきます。

確かにダイヤが大幅に乱れ本来なら必要なかった業務が大幅に増加した等の点において、小田急電鉄も対馬容疑者に民事の損害賠償請求はもちろん、やろうと思えば不法侵入罪や業務妨害罪など刑事責任も問えるという意味で小田急電鉄も被害者です。

しかし、乗客と鉄道会社との間に結ばれる「旅客運送契約」(※意識していないでしょうがあなたはこの契約を締結しているから電車で目的地まで行けるのです)は、

✅(対価を受け取る代わりに)鉄道会社は旅客であるあなたを「安全に」目的地まで送り届ける

という内容です。切符代には単にあなたの身体が目的地に着くことだけでなく、「安全に」送り届けてね、という内容も当然に含まれているのです。これを法律の世界では「安全配慮義務」といいます。

例えば、駅員の介助が適切さを欠き、車いすにブレーキを掛けない状態で一時放置されたため車いすが線路に向かって動き出した事案について、結果としてケガは負いませんでしたが「極度の恐怖を感じさせられ、精神的苦痛を被った」とする乗客の主張が認められ、鉄道会社の安全配慮義務違反(債務不履行)として損害賠償を命じた判決などがあります。(2003年2月5日、東京地裁判決

ですから、例えば「痴漢撲滅」の義務を第一義的に負っているのは鉄道会社なのです。もちろん行政・政治との連携は欠かせませんが。
ちなみに
日本共産党の東京都議団は痴漢撲滅に向けてかなり動いてくれています。過半数を取れば、痴漢撲滅のための強力な予算措置や条例制定などが期待できます。

☆鉄道会社は「女性乗客」を守る義務を負っている

…話が逸れてきたので戻しましょう。
このような文脈で考えた場合には、「小田急鉄道は被害者だ」という見方だけでは足りないのです。もちろん、事件当日の対応について文句があるわけではありません。
しかし、例えば翌日の案内で「昨日はダイヤが大幅に遅れてごめんなさい」だけではメッセージとしてあまりにも弱すぎます。ダイヤ遅れなんかこの際どーでもいーんです。
女性乗客(だけではないが)を安全に目的地まで送り届ける法律的義務を当然に負っている鉄道会社としては、

「鉄道内の犯罪は断固として許さない」
「痴漢・フェミサイドなど(主に)女性を狙った卑劣な犯罪に強く抗議する」

くらいのコメントは出してほしいと一人のユーザーとしても思うのです。

☆ポストイットは認められる!

この文脈で、例えば「乗客が事件に対する抗議の意思をポストイットを駅に貼ることで社会に表明し連帯を求める」ということも許されて然るべきだと私は思いますし、万が一ホントに迷惑になってしまうようであれば別に専用ボードを用意するとか、いくらでもやり方はあると思います。

小田急電鉄のいくつかの駅では医療従事者に対する心のこもったメッセージが大きく掲示されています。私はそのことにとても好感を持っています。
痛ましい事件があった後ですから、女性に向けた力強いメッセージもぜひ各駅に大きく掲示してほしいですし、ポストイットを乗客が好きに貼れるスペースを設けることも積極的に検討してほしいです。

…noteで書くだけでなく、ちゃんと小田急電鉄にご意見・ご要望として届けたほうがよさそうです💦

※フェミサイドへの抗議表明と単なる落書きを同一視して「犯罪」だの「不法行為」だの騒ぐ人らの存在に驚きます。それは加害者に加担してるのと同じですからね。少しは韓国を見倣ってください。
⚠️韓国・江南殺人事件については最後に触れます。

☆メディアの責務

他の政治問題と同様、大手メディアに対して期待できることはほとんどないと感じます💢本来はフェミサイドについて啓蒙する重要な役割を果たすべきなのですが、例えばNHKは「幸せな女性を殺したかった」という供述をわざわざ「幸せな『人』を殺したかった」に言い換えるなど、むしろフェミサイドを隠蔽しようとする意図すら感じさせます。

「フェミサイド 小田急線」などで検索しても大手のテレビや新聞にはほとんどヒットしません。

☆もちろん政治家の責務でもある

「女性乗客を安全に目的地に送り届ける」というミクロな視点に立てば鉄道会社の責任ということになりますが、フェミサイドを防止するためにもっとマクロな責務を負うのはもちろん政治家の方々です。
世界各国では国レベルでめっちゃ努力しているのです。仮にも先進国を自称しておいて、国民の大部分が「フェミサイド」という言葉すら知らないとか、クソリプが多いとかでは情けないですよね💢

日頃から「ジェンダー平等の推進」「人権意識の涵養」「偏見や差別をなくす」等の取り組みをどれだけ真剣にやっているかが試されます。

「選択的夫婦別姓」も「同性婚」も認めない政党とか、女性蔑視発言で辞職しておきながら、なお「聖火リレーの最終走者は純粋な日本人男性で」とか抜かしちゃう男性とか、若い女性選手の金メダルを勝手に嚙んじゃうような市長さんらには荷が重すぎると思われますが大丈夫でしょうか?どうして日本は「こんな人たち」が重鎮ポジションにいつまでもいるのでしょうか。

☆「〇〇党 フェミサイド」で検索してみた!

ちなみに今回の事件で、真っ先にフェミサイドの観点で声を上げたのは社民党でした。

※事件発生から24時間も経っていない段階で、党の公式アカウントによる「フェミサイド」の語を明確に示した毅然とした発信。さすがジェンダーに定評がある社民党です!政治家の仕事は「金メダルのお祝いツイート」だけではありませんよ菅義偉首相。


皆さんも試しに「〇〇党 フェミサイド」でTwitter内を検索してみてください。日本共産党の議員(国会議員・地方議員・候補者)もたくさんヒットしますね!さすが安全・安心と信頼の日本共産党です。

立憲民主党では「フェミサイド」の言葉は使っていませんが同じ趣旨のことを、寺田学議員がツイートしています。
同時に「党としての発信をもっとするべき」という自己批判もしています。
仰るとおりだと思います。日本共産党よりも圧倒的に多くの議員を擁するのに寺田学議員しかヒットしないのは野党第一党として悲しすぎます。
…これもnoteだけでなく党のホームページでちゃんと言おう!


以上です。「フェミサイド」についての言及がヒットしたのは社民党、日本共産党、立憲民主党の3党のみ。日本ってもっと国会に政党いたよね💢
…ディスるつもりはなく事実なので言いますが、多くの議員を擁する自民党・公明党・日本維新の会ではヒット0でした。

(見落としがあればご指摘ください🙇‍♀️)

皆さん、次の総選挙で大いに投票先を選ぶ参考にしてくださいね。
…ところで菅義偉首相はそもそも「フェミサイド」という言葉をご存じなのでしょうか?

☆政治家の責務=主権者たる国民の責務

私のnoteでは何度も言ってて耳タコですが、政治家を選んで育てるのは私たち国民の大事な仕事です。「野党はだらしない」とか他人事みたいに言ってる場合ではありません。

アクティビスト石川優実さんがこの事件について各政党に声かけをしています。私たちこそ声を上げて、そして政治家を動かさないと良い社会は築けません。政治家を動かす最も有効かつ重要な方法は選挙に行くことですが、選挙前にもできることはたくさんあります。

党のホームページでも良いのですが、もっと身近であなたの選挙区の議員さんとか候補者にメールなり何なりすると効果的みたいですよ。

※「検察庁法改正案に抗議します」で世論を大きく動かしたハッシュタグ・アクティビズムの第一人者、笛美さんによる貴重な情報提供です。

☆おわりに 韓国みたいに変われるか

今回の事件で、2016年5月に韓国で起きた江南殺人事件との類似性を指摘する方も多くいます。

お隣韓国でも女性蔑視が問題になっています。運転する女性は「キム女史」、ブランド物を身につけスターバックスに行く女性は「味噌(テンジャン)女」、意見をはっきり言う気の強い女性は「キムチ女」…つい6〜7年前にはあからさまな女性への蔑称がネット上でフツーに使われるほどでした。

もともとはネット世界の話であった女性嫌悪が、しだいに現実世界にも表面化してきました。その末に起きた最たる悲劇が江南殺人事件でした。

犯人のキム氏(35歳・男性)は当時、江南駅近くにあるトイレで22歳の女性を十数回に渡って凶器で刺して殺害。キム氏と被害女性には一面識もなく、犯行動機として「数日前に女性に吸殻を投げつけられた」と語ったキム氏。
(もちろん投げつけたのは殺害された女性とは別の女性です。)
公衆トイレで女性が入ってくるのを待ち伏せて、女性だけを狙った無差別殺人の発生。「被害者は自分だったかもしれない」と韓国女性を震撼させたのです。

⚠️冒頭で書けませんでしたが対馬容疑者も小田急線で事件を起こすきっかけとして「万引きを女性店員に通報された」ことを供述しているようです。
「当該女性とは違う女性を刺し殺そうとした」点も大きく類似しています。

韓国の女性たちは江南事件を契機に変わりました。おかしいことに「おかしい」と声を上げるようになったのです。自分が被害者だったかもしれないという思いを込め「生き残った」というハッシュタグを作り、これまでの経験を語り合い議論を交わします。
その動きは文化・芸術の世界に「Me too」を巻き起こし、「堕胎罪」の規定を無効にすることで「女性の自己決定権」を確立し、「女性議党」を発足し政界にも進出するのです。

詳細はぜひ前篇後篇に分かれたこちらの記事をどうぞ。

もちろんその道のりは決して平坦なものではなく、江南殺人事件を「女性嫌悪」「フェミサイド」と無関係だとする主張も起きました。
「女性議党」の候補者たちは選挙期間中に男性から石を投げられたり、インターネット上の書き込みによるセクハラ、誹謗中傷の被害を受けたりしました。中には党員への殺害予告による脅迫すらありました。この辺りを見ていると日本のクソリプのおぞましさに相通ずるものを感じます。

しかし、これらのことでかえって党員たちは女性嫌悪が蔓延した韓国社会の現実を肌で感じ、このような社会を変えていくには女性が自ら政治に参加しなければいけないという覚悟をさらに強くしたのです。
「女性議党」は家父長制の限界を乗り越え、韓国社会を革新させるべく国会における男女平等の実現を目指して動いていきます。

女性議員が9.9%しかいない日本の衆議院。そんな現状を変える最大のチャンス、総選挙が間もなくやってきます。
不幸中の幸いで、Aさんは生き残りました。身体と心に負った深い傷をゆっくりと癒したら、日本社会での生活がまた再開されるのです。

韓国を見倣い変えなくちゃ。Aさんにとって、そしてすべての女性たち、いえ男性も含めて、みんなが生きやすい世の中に今変えることができなくていつ変えられるでしょうか。

最後までお読みいただき真にありがとうございました🙇‍♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。

この記事は、私の学びの「中間発表」だとお考えください。11日、フラワーデモの日に発表できて良かったです。まだまだ学んでアップデートしていきます。私と一緒に、記事だけでなく日本をアップデートしましょう!💕


🐣<参考文献・読みたい文献など>🐣

※江南事件の後、2016年10月に韓国で出版されたベストセラー小説。韓国で136万部を突破し、世界22か国で翻訳。子どもを連れて公園でカフェのコーヒーを飲みながら一息をついていたキム・ジヨン氏が、同じ店のコーヒーを飲むサラリーマンたちに「ママ虫もいいご身分」だと罵られるシーンがあるなど、読み応え抜群のジェンダー小説!

※実体験に基づく身近な目線と話題でジェンダーが学べるおススメの一冊です。こちらの記事に書評を載せてあります。
KuToo署名発信者で、2019年には英BBC 「100women」にも選出されたフェミニスト・アクティビストの石川優実さん、今回の小田急線刺傷事件に関してもめっちゃ発信して動いてくださっています。この記事も石川優実さんのツイートの多くを参考に執筆させていただきました🙇‍♀️


※その石川優実さんも推薦するフェミニズムの必読書。江南事件を契機に執筆された一冊で、女性嫌悪やセクシスト(性差別者)に抗う実践的なヒントが満載の新感覚フェミニズム書・マニュアル書。
…私はまだ入手できていないので、早くGetして読みたいと思います。読んで学んだらまた記事をブラッシュアップします!

あと4冊、解説抜きでリンクだけ貼らせていただきます🙇‍♀️
(皆さんのおススメ本もコメントで教えてください!💕

『行動する傍観者』めっちゃ良い動画だから男女関係なく見てください!たった2分19秒!

🙇‍♀️<アヤからのお願い>🙇‍♀️

🌹投票率を倍増して日本をアップデートしよう!政治系のサークル&イベント参加者を大募集!募るし募集もします!😝上でご紹介した本の感想文でも参加できるイベントです!


🌹政治活動やイベントの実施にはある程度の資金が必要です。この記事の執筆にも多くの書籍を購入する必要がありました。note活動の継続のため、もしこの記事が少しでも勉強になった、役に立ったと思っていただけたなら、カンパを何卒よろしくお願いします🙇‍♀️PayPayはこちらをタップ、またはQRコードを読み取ってください。100円でも大変助かります🙇‍♀️

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🌸🍃この記事の執筆者、Gender Partnerは、コペル&アヤでした🐣


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💜デモに参加した体験記、我ながらおススメです!こちらもぜひお読みください!



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