国民投票法改正案が衆院の憲法審査会を可決したので所感を簡潔に述べてみます
このトップ画、ビートルズのこれを彷彿とさせますよね。
…とか冗談言ってる場合じゃないんですよ!💢
※5/6 22:15頃、日本共産党・志位和夫委員長の定例会見動画を追加しました。
※5/7 1:50頃、立憲民主党・福山哲郎幹事長の説明動画ツイート、及び宇都宮けんじ先生のネット署名(東京五輪の中止を求めるもの)を追加しました。
☆国民投票法改正案が憲法審査会で可決
本日6日、衆院の憲法審査会で「国民投票法改正案」が可決しました。コロナ禍に乗じてまさに「不要不急」(この言葉は好きではありませんが)な改憲に前のめりな自民・公明・維新を心の底から軽蔑します。
そもそも「国民投票法改正案」とは何か、などのキホンについてはこちらをご確認ください。
(いつもお世話になっているくるみわりさん。作成した動画が志位和夫委員長に引用RTされるなど、いろいろ精力的に動かれている凄い方です✨いつもありがとうございます🙇♀️)
この記事では要点だけ述べておきます。
☆要点1 まだ正式に法律になったわけではない
まず、今日で正式に法律となったわけではないということです。正式には11日の衆院本会議で採決されて、さらに参院本会議で…という流れになります。
もちろん自公維は衆・参いずれも過半数の議席がありますから通そうと思えば通ってしまいます。しかし私たちには「検察庁法改正案」を止めたという成功体験があります。
ぜひ、11日に向けて、あるいは今後に向けて、声を上げ続けていきましょう。
のハッシュタグは既に17万ツイートを超えてトレンド入りしています。また、「野党は反対ばかり」という誤った悪いイメージを打破し、反対するべきものに反対することこそ野党本来のはたらきである、ということもこの機会にぜひ強調して広めていきたいところです。
諦めるのはまだ早い!(漫画『スラムダンク』より引用)
☆要点2 直ちに改憲の国民投票がある状況ではない
2点め。仮に国民投票法改正案が正式に法律になったとしても、諦めるのはまだ早いです。
確かに、改憲推進派に有利な、欠陥だらけの国民投票法改正案です。しかし、現時点で改憲勢力は参議院の3分の2に達していませんから、直ちに改憲の発議がなされて国民投票が実施されるということにはなりません。
というか、次の衆院選で政権交代を実現できなければいつまでも緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置、つまりコロナ禍がずっと続きます。次の衆院選では改憲に必要な3分の2を下回らせる、などといった低い目標を掲げている場合ではなく、野党で過半数を本気で取りにいかないといけません。
は大袈裟でも比喩でもありません。ですから、とにかく何としても次の衆院選で政権交代を実現することが改憲阻止のためにも絶対に必要で、そのためには
🚩4/25の補選等と同様に、選挙という選挙で自公維を落としていくこと
🚩東京五輪を中止に追い込むこと
の2つが特に重要だと思います。
🌹宇都宮けんじ先生のネット署名にぜひご協力をお願いします!🙇♀️
各自でできることを実践して、市民と野党の共闘を盤石なものにしていきましょう。
選挙に行こう!
☆要点3 リベラルの分断を避ける!野党を叩かない!
最後に、最も重要なことは、この件でリベラルが分断しないことです。
確かに、修正案を全面的に呑ませたとはいえ採決自体に合意した立憲には思うところはあります。
しかし、数で優勢な自公維はその気になれば立憲の修正案ではなく原案をいつでも強行採決できる立場です(ちなみに維新は立憲の修正案にすら反対していて、改憲に最も前のめりであった点は明記しておきます)。
また、例えば下記の本を読めば、そのようにいつでもどんな法案をも強行採決できる政権・与党に抗いながら国会運営をしていくことは、私たちシロートにはわからない想像を絶する困難・苦労があるようです。
※野党を全力で応援したくなる名著。この機会にぜひお読みください。
※立憲民主党・福山哲郎幹事長が、今回の国民投票法改正案について説明しています。
私たちがやるべきことは立憲叩きではなく、野党にパワー(≒議席)を与えることです。残念ながら政治の世界では数が力です。どんなに高邁な理想を掲げても議席が少なければできることは限られてしまいます。繰り返しになりますが、Twitterなどで野党を応援する声をなるべく多くあげること、そして選挙で野党に投票することが何より重要です。私も頑張りますので、ぜひよろしくお願いします🙇♀️
※もちろん、野党であっても批判すべき部分は批判するべきですが、野党批判はできればツイートではなく各党のホームページやお住まいの選挙区の議員さんなどに個別に伝えるほうがいいと思います。ツイートは推しの野党や議員を応援する前向きなものが良いでしょう。メディアは野党を決して持ち上げないので、私たちがエンパワメントしましょう。
野党を応援することこそが私たちの仕事。野党批判は個別に本人に直接伝えましょう。
☆まとめ
🚩「国民投票法改正案」はまだ正式に法律になったわけではない!声を上げ続けよう!
🚩これまでと同じで、政権交代を実現するスタンスで!そうすれば自ずと改憲も阻止できます!
🚩4/25の補選等と同様に、選挙という選挙で自公維を落としていこう!地方選挙も重要です!投票率を上げよう!
🚩東京五輪を中止に追い込もう!選挙対策だけでなく私たちの命と健康・安全を守るために最重要!
🚩リベラルの分断を避ける!野党をエンパワメントしよう!野党批判はできるだけ政党・議員に個別に伝えツイートはしない!
最後までお読みいただき、真にありがとうございました🙇♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします。またねー!💕
※重要テーマが目白押しの定例会見、23分47秒。その中で野党共闘や国民投票法にも触れています。今回、立憲民主党と態度が分かれたことは率直に言って残念だが、「安倍・菅改憲に反対する」という根本的な部分の一致点には変わりはなく、野党共闘も強化していける、と力強いお言葉がありました。(※私の理解です。)
🌸🍃この記事の執筆者、Study Partnerは、コペル&アヤでした🐣
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