渡辺直美さんのすばらしいコメントと佐々木宏問題の本質について
東京五輪開閉会式の演出の「総合統括」を務める電通出身のクリエイティブディレクター・佐々木宏が、タレントの渡辺直美さんをブタに見立てた「オリンピッグ」なる演出案を出していたことが判明、18日に辞任しました。
この問題について、渡辺直美さんは翌19日、自身の公式YouTubeチャンネル『NAOMI CLUB』で行った生配信でコメントしています。
動画自体は3時間以上ありますが、すべてこの件の話をしているわけではなく、また要旨が記事になっていますのでぜひ読んでみてください。
報道を目にすることで、体型にコンプレックスを感じている人たちや、乗り越えてきた人たちが傷つくだろうことが心配だった、と自分のことだけでなくヒトを気遣った発言をする渡辺直美さん。佐々木宏は渡辺直美さんより三回りくらい年上なはずですが、どちらが年上なのかわからなくなるくらい立派なコメントです。
さて、もちろんこの演出案だけでも一発アウトなわけですけれども、週刊文春の記事を読んでみるとむしろ佐々木宏問題の本質は渡辺直美さんの件だけではなく、電通と森喜朗を後ろ盾にした佐々木宏が演出トップの座をめぐって繰り広げた「権力争奪劇」であり、事実上の演出責任者を任されていたコレオグラファーのMIKIKOさんを「排除」したということがこの問題の本質であるとわかります。
MIKIKOさんは佐々木宏の演出案に対して、「容姿のことをその様に喩えるのが気分よくないです」「女性目線かもしれませんが…理解できません」とグループLINEで返しています。
そんな「わきまえない」MIKIKOさんを、佐々木宏は森喜朗や組織委全体を丸め込み、「排除」したというのです。
MIKIKOさんはストレスによる突発性難聴まで患い、昨年11月9日に辞任届を提出。同月25日には組織委会長だった森喜朗と面談をしたそうですが、その席で森喜朗はこのように言い放ったそうです。
✅森喜朗「あなたが女性だったから、佐々木さんは相談できなかったのでは。事を荒立てるんじゃないだろうな」
…週刊文春の記事を読んでから、森喜朗の「女性がいると会議が長い」という言葉を思い出してみると、その意味するところ、重みがまったく違って聞こえてくるのではないでしょうか。
森喜朗と佐々木宏は単に差別思想を持っていたというだけに留まらず、現実にMIKIKOさんという優れたコレオグラファーを組織から卑劣なやり方で排除していたのです。
詳しいことはぜひ週刊文春を買ってご覧になってください(Web版もあります)。またはリテラの記事もよくまとまっています。
この件に関し、ヤフコメやワイドショーの芸人、弁護士の北村晴男や八代英輝などによる、本質を理解しないズレた発言ばかりが目立ちます。
はっきり言ってしまえば、人の容姿を蔑(さげす)む発言ができないことに「生きづらさ」を感じるような人間は一生生きづらいままでいてほしい。こちとらこういう最低な人間どものおかげでアンタらの2兆倍は生きづらさを感じているのです。
また、
✅1年も前、しかも内輪のグループLINE上でボツになった案を流出させることのほうが問題
という意見も多く聞かれます。しかし上記のように、問題の本質は渡辺直美さんの演出案とは別のところにあります。(五輪利権が絡むためかテレビでは一切報じられません。まあいつものことですが💢)
2兆歩譲って、これが一般人による呑み会の会話とかであれば、流出させて晒す行為にも問題があるかもしれません。しかし、佐々木宏は東京五輪開閉会式の演出の「総合統括」という極めて公的な仕事をしていた人間です。1年前だろうが何だろうが時効など存在しないのであって、今回の暴露には非常に高い公益性があります。森喜朗や佐々木宏みたいな人間を五輪に関わらせてはいけないのです。(っていうかそもそも五輪自体をやるべきではないが。)
以上、あまり余裕がないので要点のみお示ししました。ぜひ各自で深掘りをお願いします🙇♀️
渡辺直美さんとMIKIKOさんに心からの敬意を表します。最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします🙇♀️またねー!💕
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