【#デマを許さない社会に】伊藤詩織さんまたまた勝訴!
✅Demagogie(デマゴギー:独)…政治的な目的で相手を誹謗し、相手に不利な世論を作り出すように流す虚偽の情報。また、社会情勢が不安な時などに発生して、人心を惑わすような憶測や事実誤認による情報(『日本国語大辞典)』より)。転じて、単なる悪口や根拠のないうわさ話、フェイクニュースの意味でも使われる。「デマ」はデマゴギーを縮めた言葉であって、「出任せ」とは元来はまったく関係がない。
#デマを許さない社会に
は、元々はフェミニストでアクティビスト、#KuToo 署名発信者の石川優実さんが最近になって提唱している言葉です。私を含め、賛同する方がTwitterのアカウント名にこの言葉を入れています。
石川優実さんは、自身の著書を巡る裁判で勝訴したにもかかわらず、デマと誹謗中傷による被害に今なお繰り返し遭われています。裁判の内容などについてご興味ある方はこちらをどうぞ🙇♀️
☆伊藤詩織さんまたまた勝訴!
今日6日、ジャーナリストの伊藤詩織さんが元東京大学大学院特任准教授で株式会社Daisy代表取締役CEOでもある大澤昇平に対し、虚偽の内容のツイートで名誉を毀損されたとして慰謝料など110万円の損害賠償を求めた裁判で、判決が言い渡されました。
東京地裁(藤澤裕介裁判長)は大澤昇平に対し、慰謝料など33万円の支払いと投稿の削除を命じました。形式的には「一部勝訴」ですが、慰謝料請求で満額を認める判決が出ることは基本的にはないので(山口敬之を相手取った第一審でも1100万円の請求のうち認められたのは330万円でした)、実質的には伊藤詩織さんの主張が全面的に認められた勝訴判決です。
伊藤詩織さんは自身に対する誹謗中傷ツイートをめぐり、漫画家のはすみとしこなど複数の投稿者を提訴していて、一連の裁判で判決が出たのは今日が初めてです。性被害や二次被害、誹謗中傷に苦しむすべての人にとって希望となる判決内容となりました。
☆悪質極まる大澤昇平
訴状によると大澤昇平は2020年6月、「伊藤詩織って偽名じゃねーか!」とTwitterに投稿。ツイートには、「伊藤詩織」を通名とする外国人とみられる人物が破産に至ったことを示す官報公告の画像が添付されていました。
…控えめに言ってクズ野郎ですね💢ジェンダーやミソジニーの観点だけでなく多方面に渡って問題しかなく、どこからツッコんでいいのかわかりません。通名と偽名は違うし💦およそまともな大人がやることではありません。
伊藤詩織さん側は訴状で、自らの名前は本名で、「別の名前はありません」と否定。伊藤詩織さんは破産開始決定を受けたことはなく、ツイートの内容は「真実ではありません」と指摘しました。その上で、大澤昇平のツイートが伊藤詩織さんの社会的評価を著しく低下させ名誉を毀損しているとして、慰謝料など110万円の損害賠償と投稿の削除を求めました。
大澤昇平の悪質さは上記だけに留まりません。大澤昇平のツイートは、はすみとしこらへの訴訟提起後に投稿されたものだったのです。
つまり、伊藤詩織さんが必死になって性被害の二次被害と闘っていることを知りながら、敢えて大澤昇平は件のツイートをしたわけです。その内容もさることながらその行為自体が、性被害に遭った女性全体を愚弄する極めて悪質なものと厳しく糾弾しておきます。伊藤詩織さんも裁判の中で「(性被害の)『三次被害』ともいうべきものです」と主張しています。
☆敗訴しても謝罪なし、デマを拡散する大澤昇平
まだあります。大澤昇平は、完全に敗訴したにもかかわらずなぜか「7:3で勝った」などと意味不明な勝利宣言をツイートしているのです。(※私はこの件で大澤昇平にブロックされたため当該ツイートを貼れません。スクショしておけばよかった💦)
※フォロワーさんが提供してくれたので追記して晒し首の刑に処します😝ありがとうございました🙇♀️
どうやら噂で聞こえてくる他のツイートなども勘案すると、110万円の請求を33万円に減額できたことを以って「自分が勝った」と強弁しているみたいです。そんなこと言ったらほとんどすべての慰謝料請求の裁判において被告(民事訴訟で訴えられた側。訴えた側は「原告」。)が勝ったことになってしまいます。元々「精神的苦痛」を慰謝できる数学的に正しい「金額」など存在しませんので、先ほども言ったとおり慰謝料請求で満額の支払いが命じられることは極めてマレなのです。
大澤昇平の勝利宣言を真に受けて、祝福する多くのリプがつけられている光景は非常に悍(おぞ)ましいです。意図的・故意なのか極度のバカによる過失なのかは峻別が難しいですが(「愛国心はならず者の最後の砦」とはよく言ったものです)、いずれにせよデマの拡散は健全な社会の維持・発展を妨げる行為であり、憂慮すべきです。
☆デマは人の命すら奪う
デマを軽く考えるべきではありません。関東大震災ではデマを信じた人々によって多くの朝鮮人が虐殺されました。現代においても、「コロナでトイレットペーパーが不足する」とのデマによる買い占めが起きました。「26~27℃のお湯を飲めばコロナウイルスは死ぬ」などのデマを信じた企業が全従業員にお湯を飲むように命じたという笑えない話もあります。
2020年2月には世界保健機関(WHO)が「我々はエピデミック(感染症)だけでなく、インフォデミック(誤情報の大量拡散)とも闘っている」と、全世界に注意を呼びかけるに至りました。(※インフォデミック…インフォメーションとエピデミックを合わせた造語。)
多くの場合、デマは誹謗中傷や暴力などの加害性を帯びます。2020年に木村花さんが亡くなった事件は記憶に新しいところです。伊藤詩織さんや石川優実さんに浴びせられる悍ましいデマ・ヘイト・誹謗中傷を見ていると、第2の木村花さんになってしまわないかと本気で心配になります。
特定の個人や人種に対する加害という形でなくても、感染症や自然災害の下で発生するデマによって判断を誤れば命に関わる事態になり得ます。「デマは人の命すら奪う」という認識を持って、毅然とした態度で臨む必要があります。これだけ説明を尽くせば、大澤昇平やはすみとしこらを許すべきでないことはご理解いただけることでしょう。
☆おわりに デマが支える自公政権
今日はジェンダーや性被害の話を中心に取り上げましたが、デマによる悪影響はそれだけに留まりません。安倍晋三の国会答弁には判明しているだけで数百回の虚偽答弁がありました。憲法41条で「国権の最高機関」であると謳われている国会という場において、虚偽答弁という「デマ」を数百回も白昼堂々とやってのけたことの責任はもっと厳しく問われるべきです。
公明党は今回の都議選において、ワクチンの遅れを野党に責任転嫁する事実無根の主張を執拗に繰り返していました。このように、本来はデマを憎みデマ撲滅に取り組むべき立場の政権与党が自らデマを喧伝し、メディアがそれに加担しているのが今の日本です。よく言われる「悪夢の民主党」というフレーズも広義のデマですよね。
戦時の「大本営発表」もデマでしたし、東京五輪だって「アンダーコントロール」という安倍晋三のデマからすべてが始まったのです。最近でも麻生太郎が「(日本のコロナ対策は)先進国の中で最もうまくいっている」と平然とデマを言い放ちました。河野太郎も「ワクチン1日100万件接種、モデルナ5000万回分!」とぶちあげていましたが、6月末までの調達分は実は1370万回分しかなく、そのことは4月末にはわかっていたのに今まで隠蔽していたことが明らかになりました。いろんなことが都議選後に明らかになっていく後進国日本。
羽田空港を視察した菅義偉首相が「完全に一般の方と離れて接触しないような対応になっていた」と説明していたバブル方式、これも説明が実態と大幅にかけ離れたデマでした。
(参考動画。2分20秒。)
命までは奪われていなくとも、私たちはデマによって既に多大な被害を被っているのです。あなたや大切な人をデマから守るために、私と一緒に声を上げ、できることに取り組んでみませんか?選挙に行くことは、声を上げる最大の方法です。
最後までお読みいただき真にありがとうございました🙇♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。またねー!💕
🌸🍃この記事の執筆者、Study Partnerは、コペル&アヤでした🐣
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Don't spread false rumors!
(デマを流すな!)
※9月か10月にある総選挙に向けて、投票率を20%程度アップさせるべく「有権者2000万人の目覚ましキャンペーン(仮称)」に取り組んでいます。私一人では絶対にできませんので、何卒ご協力をよろしくお願いします🙇♀️
#note #自己紹介 #アヤ先生 #フォロバ100 #フォローしてみて
<おまけ>
大澤昇平がまた何か言ってるようですが、とりあえず原告本人でない人を訴えるのは「反訴」ではありません。
それと私の知る限り、この件に関してデマを拡散したメディアもサポーターもいません。っていうかお前がデマを語るな!💢
こんなのが東大で教えてたなんて嫌すぎる!💢私の東大(?)を返せ!😝